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記録ID: 745922
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ハイキング
尾瀬・奥利根

秋の会津駒ケ岳(滝沢登山口、駒の小屋、富士見林道、大津岐峠、キリンテ)

2015年10月18日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.8km
登り
1,209m
下り
1,115m

コースタイム

日帰り
山行
6:20
休憩
0:20
合計
6:40
6:30
5
スタート地点
6:35
6:35
20
6:55
6:55
170
9:45
10:00
75
11:15
11:20
110
大津岐峠
そろそろ、秋、冬の日照が短い時期だと考え14時に降りる予定を考えていた。(1時間遅れても問題ないよう)駒の小屋には9時45分には到着したが、キリンテは地図では4時間ということなので、会津駒ケ岳山頂には行かずに、駒の小屋からキリンテ方面へ向かいました。
天候 晴れ(朝8度、日中20度)
前日までの寒さと変わって暑い1日だった。
冬用の服、装備で行ったが正直間違えた。
(これが前日までの寒さだったら、問題なかったのかもしれない)
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
駒ケ岳登山者用の駐車場:滝沢登山口から200mほど離れたところに、野球グランドがあり、そこに会津駒ケ岳登山者用の駐車場がある。(桧枝岐村の手前200mくらい)トイレもあるので車中泊の方にも便利かとおもいます。このグランド横から登山口(階段のところ)まで歩いても30分くらいです。
滝沢登山口上の駐車場:登山口横の駐車場は、それほど広くない15台くらいだろうか。また路駐もできるが、何十台も駐車できるほどではない。トイレは国道の横にありますので、階段のところまで行ってしまうと、トイレは駒の小屋までありません。
キリンテ、御池に降りてバスで戻る場合には、グランド横の方が好都合だと思います。
キリンテ登山口〜滝沢口登山口のバス:バスのダイヤをよく見て降りた方がいいです。1時間に1本くらい。料金は290円です。(整理券4番)御池からキリンテへは10分くらいで到着するようです。キリンテから滝沢口登山口も10分くらいです。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:滝沢登山口、キリンテ登山口の入り口にある。紙、ペンなどはなかったように思う。

滝沢口〜駒の小屋:急な登りがジグザグと続いていく。石と木の根などが続く感じの登山道です。部分的には細いので交差待ちも起こります。周りの木々が広葉樹林から針葉樹になっていきます。視界が一気に開けたら湿原があり駒の小屋が見えてきます。

駒の小屋〜大津岐峠:険しい急峻な尾根を進んでいきます。最初から1キロほどは相当に幅が狭く、左右どちらに落ちても命の危険を伴うと思います。足の弱い方、両手杖をつかないと厳しい方が行くのは難しいだろうと感じました。特に南側の斜面は樹木もそれほどないので崩れやすい感じです。何箇所かは、崩れるギリギリで登山道があるという感じです。岩も何箇所も超えていきますが、ハシゴなどもかかっています。(このハシゴ自体がずれないのかなと心配になりました。)ヘルメットをかぶっている人は私だけでしたが、ここは冠ってもいいのではと思えるほどのところです。
(ヘルメットを冠っていても、落ちると危ないとは思いますが。。。)
途中に何度も可愛らしい湿原を抜けていきます。危ないという内容を書きましたが、景色自体は非日常感で満ち溢れています。急峻な崖、岩、尾根に点在する湿原と素晴らしいです。奥に見える燧ケ岳も借景して美しいです。振り返ってみても会津駒ケ岳、中門岳が見えて素晴らしいです。ここは天気のいい時に行く方がいいでしょうね。霧や雨の悪天候の日にはお勧めしません。

大津岐峠:見晴らしの良い少し開けた三叉路になっています。木の看板などはぼきぼきに折れていますが、行き先の方に置いてありますので、迷わないかなと思います。見晴らしも燧ケ岳がもっと大きくなってきます。まっすぐ行くと御池、左に折れるとキリンテへ向かいます。

大津岐峠〜キリンテ:峠を越えると見晴らしの良い笹原を抜け針葉樹の森を下っていきます。針葉樹は紅葉しないので、登山道に落ち葉はありません。しかし、周りから伸びている笹をカットしたものが登山道をを埋めています。しかし、それほど石が多いわけではないので転ぶ心配もありません。
周りが徐々に広葉樹林になってきます。この辺りから、斜度が増していきます。この季節なので落ち葉がものすごい量です。紅葉の終わり近くなので、落ち葉が登山道を埋め尽くしています。頭上には黄色や赤色の紅葉、下には大量の落ち葉で黄色い登山道ともいうべきところを下っていきます。落ち葉を踏んでカサカサ言わせながら進むのも面白いです。
途中、ここからキリンテ30分と書かれた木が見えると、川の音が大きくなりだして橋を渡ると登山道は緩やかになります。国道に出て、左に200mほど進んだところがバス停です。みやまえ食堂の前です。
※バスは手を上げないと通りすぎそうになるそうです。
その他周辺情報 みやまえ食堂:キリンテバス停の目の前にある。そば、中華そば、ジュース類などが売られている。

道の駅湯西川:会津駒ケ岳から相当離れているが、帰りに国道を121で日光方面に向かった。以前東武で尾瀬に行った時に、この道の駅を電車から見て気になっていたので、入ってみることに。。。泉質はなんとも普通です。肌がツルツルするわけでもなかったが、汗で冷えた今日の登山の後にちょうどよかった。大人510円です。休憩所があり寝ている人も居て1時間ほど私も寝て気持ちよかった。食堂などは外にあるので、温泉の休憩所では食事など出来ません。飲み物は販売されています。
国道からは林道歩きです。
国道からは林道歩きです。
この階段(有名ですね)から登山開始です。
この階段(有名ですね)から登山開始です。
紅葉がいい感じです。
紅葉がいい感じです。
霧?雲海?会津駒ケ岳に向かう途中は、霧の中でした。多分その辺りかな
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霧?雲海?会津駒ケ岳に向かう途中は、霧の中でした。多分その辺りかな
国道から1時間経っているのに2.6キロしか進んでない。
国道から1時間経っているのに2.6キロしか進んでない。
見上げると。。。
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見上げると。。。
こんな感じの紅葉が。。。
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こんな感じの紅葉が。。。
これは肉眼の方が綺麗かな。。
これは肉眼の方が綺麗かな。。
もう1時間経ったのに。。。まだまだ。今日は暑かった。ハイドレーションを必要ないと考えた自分が甘かった。
もう1時間経ったのに。。。まだまだ。今日は暑かった。ハイドレーションを必要ないと考えた自分が甘かった。
展望デッキからここは落ち着きます。山頂、駒の小屋が見えます。
展望デッキからここは落ち着きます。山頂、駒の小屋が見えます。
途中の湿原の池塘も秋です。
途中の湿原の池塘も秋です。
駒の小屋の下からパノラマ。富士山見えてるのかな?途中で富士山見えますよと励まされたのだが。。。
駒の小屋の下からパノラマ。富士山見えてるのかな?途中で富士山見えますよと励まされたのだが。。。
燧ケ岳方面
駒の小屋前のテーブルでお昼ご飯をいただきながら。。。
駒の小屋前のテーブルでお昼ご飯をいただきながら。。。
会津駒ケ岳から続く稜線が綺麗です。
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会津駒ケ岳から続く稜線が綺麗です。
駒の小屋でバス情報を仕入れました。ありがとうございます。
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駒の小屋でバス情報を仕入れました。ありがとうございます。
今日は山頂へは行かずにキリンテへ。。。
今日は山頂へは行かずにキリンテへ。。。
うわー。すごい景色だな。あまりに非日常すぎて。。。
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うわー。すごい景色だな。あまりに非日常すぎて。。。
こんなところに落ちたらやばいだろうな。。。
こんなところに落ちたらやばいだろうな。。。
山深いです。。。
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山深いです。。。
大津岐湖かな?ダム湖っぽいですね。
大津岐湖かな?ダム湖っぽいですね。
駒の小屋から大津岐峠への途中から。
駒の小屋から大津岐峠への途中から。
登山道はこんな感じです。
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登山道はこんな感じです。
すごいところに来てしまったな。。。
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すごいところに来てしまったな。。。
稜線を進みます。
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稜線を進みます。
中門岳の裏側は険しいのですね。
中門岳の裏側は険しいのですね。
会津駒ケ岳方面に振り返る。
会津駒ケ岳方面に振り返る。
わかりにくいとは思うけど、、、。実際に行くとすごいところです。
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わかりにくいとは思うけど、、、。実際に行くとすごいところです。
歩いてきたところが見えます。
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歩いてきたところが見えます。
ところどころに湿原が現れます。
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ところどころに湿原が現れます。
木道はあって2本の木道なので狭いです。
木道はあって2本の木道なので狭いです。
こんな湿原が所々に有り、ホッとします。
こんな湿原が所々に有り、ホッとします。
南側の山々が赤紫にも見える。もう冬が近いのだろうな。
南側の山々が赤紫にも見える。もう冬が近いのだろうな。
後半は、こんな感じのところを進んでいく。
後半は、こんな感じのところを進んでいく。
少し大きな湿原が見える。
少し大きな湿原が見える。
草紅葉というには焼けすぎかな?
草紅葉というには焼けすぎかな?
秋の終わりの感じです。
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秋の終わりの感じです。
会津駒ケ岳が遠くになったな。。。
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会津駒ケ岳が遠くになったな。。。
おおなんか森が見えてきた。
おおなんか森が見えてきた。
ここを登り切れば、、、。
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ここを登り切れば、、、。
大津岐峠でした。看板が倒れていて自然が厳しいのがわかります。
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大津岐峠でした。看板が倒れていて自然が厳しいのがわかります。
このまま進むと御池方面です。
このまま進むと御池方面です。
キリンテ方面へ
笹原を降りていきます。
笹原を降りていきます。
ツツジ?
南天じゃなかった、ナナカマドも真っ赤です。
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南天じゃなかった、ナナカマドも真っ赤です。
針葉樹地帯は普通の登山道です。
針葉樹地帯は普通の登山道です。
徐々に広葉樹地帯に。。。
徐々に広葉樹地帯に。。。
この紅葉も肉眼の方がよかったな。
この紅葉も肉眼の方がよかったな。
この紅葉がすごく綺麗でした。
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この紅葉がすごく綺麗でした。
登山道は落ち葉でザクザク。。
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登山道は落ち葉でザクザク。。
上も綺麗です。
紅葉の森の中を降りていきます。
紅葉の森の中を降りていきます。
ジグザグ降りていきます。
ジグザグ降りていきます。
今年の紅葉は今週が最後かな?でもまた来週も行くかもしれないけど。。。
今年の紅葉は今週が最後かな?でもまた来週も行くかもしれないけど。。。
反対側に紅葉の山です。
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反対側に紅葉の山です。
この橋を渡ると緩やかに幅のある登山道になります。
この橋を渡ると緩やかに幅のある登山道になります。
無事にキリンテ登山口へ
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無事にキリンテ登山口へ
これがバス停です。登山口を左に200m。みやまえ食堂方向へ向かう。
これがバス停です。登山口を左に200m。みやまえ食堂方向へ向かう。
みやまえ食堂です。この時は時間がなくてジュースだけ買いました。
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みやまえ食堂です。この時は時間がなくてジュースだけ買いました。
バスで滝沢登山口へ(290円)
バスで滝沢登山口へ(290円)
車でもう一度みやまえ食堂に戻って、お蕎麦をいただきました。
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車でもう一度みやまえ食堂に戻って、お蕎麦をいただきました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ
備考 寒いのだとするとハイドレーションは必要ないかなと、暖かいサーモスを持って行ったが、予想は大外れでした。水分は、持っていたが随時飲むことができず苦労した。

感想

会津駒ケ岳のキリンテ方面に下りようと、夜中2時半に東京を出発します。到着は6時10分頃かな?ここは遠いです。でも行ってよかったです。

秋の終わり紅葉も終わる直前でしょうか?
黄色、赤色の森の中を進んでいく、落ち葉いっぱいの登山道をザクザク言わせながら歩くのは、ものすごく面白いです。

駒の小屋から、大津岐峠の間を富士見林道というのをさっきルートマップを作る時にはじめて知りましたが、ここは怖いけれど、その景色は紅葉があろうがなかろうが最高です。まあ雪がある間は、私には無理そうですが、来春には、御池から登ってみようかなと思います。

秋の山もいいものです。

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