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記録ID: 747106
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山

船形山(御所山)観音寺コース

2015年10月17日(土) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
0:50
合計
6:40
6:30
30
登山口
7:00
0:00
60
粟畑
8:00
8:10
80
仙交小屋跡
9:30
10:10
150
船形山(御所岳)山頂
12:40
0:00
30
粟畑
13:10
登山口
仙交小屋跡に水場有りL=150m
沢水利用
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所は有りません
黒々とした黒伏の山の端

注)撮影時間初期化されていた。以下同じ
2015年01月01日 00:00撮影 by  DSC880D, Kenk
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黒々とした黒伏の山の端

注)撮影時間初期化されていた。以下同じ
黒伏山の定番ショット
2015年01月01日 00:16撮影 by  DSC880D, Kenk
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黒伏山の定番ショット
空の青さに期待高まる
観音寺コース登山口

2015年01月01日 00:40撮影 by  DSC880D, Kenk
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空の青さに期待高まる
観音寺コース登山口

陽が射すまでもう少しの間だ
2015年01月01日 00:50撮影 by  DSC880D, Kenk
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陽が射すまでもう少しの間だ
空は明るいが林にはまだ陽は届かない
2015年01月01日 01:12撮影 by  DSC880D, Kenk
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空は明るいが林にはまだ陽は届かない
仙台カゴを朝日が照らす
2015年01月01日 01:20撮影 by  DSC880D, Kenk
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仙台カゴを朝日が照らす
ブナ林に陽が射してきた
2015年01月01日 01:22撮影 by  DSC880D, Kenk
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ブナ林に陽が射してきた
ひっくり返ったブナの木の根元
2015年01月01日 02:19撮影 by  DSC880D, Kenk
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ひっくり返ったブナの木の根元
ブナの道
2015年01月01日 02:56撮影 by  DSC880D, Kenk
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ブナの道
ロープの下がる頂上手前の急登、赤茶けた土(火山灰?)の道
2015年01月01日 03:40撮影 by  DSC880D, Kenk
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ロープの下がる頂上手前の急登、赤茶けた土(火山灰?)の道
頂上直下
小屋が見えた
2015年01月01日 03:52撮影 by  DSC880D, Kenk
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頂上直下
小屋が見えた
船形山(御所山)山頂と頂上小屋
2015年01月01日 03:55撮影 by  DSC880D, Kenk
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船形山(御所山)山頂と頂上小屋
霧に包まれた新庄平野と初冠雪の鳥海山
カメラの性能の関係で気分だけ
2015年01月01日 04:09撮影 by  DSC880D, Kenk
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霧に包まれた新庄平野と初冠雪の鳥海山
カメラの性能の関係で気分だけ
快かつな登山道
2015年01月01日 05:03撮影 by  DSC880D, Kenk
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快かつな登山道
異形の山 仙台カゴ
カゴの意味は不明
2015年01月01日 07:05撮影 by  DSC880D, Kenk
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異形の山 仙台カゴ
カゴの意味は不明
異形の山 仙台カゴ(アップ)
2015年01月01日 06:22撮影 by  DSC880D, Kenk
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異形の山 仙台カゴ(アップ)
ブナの幹で紅葉
2015年01月01日 06:36撮影 by  DSC880D, Kenk
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ブナの幹で紅葉
柳沢小屋付近の広場
2015年01月01日 07:59撮影 by  DSC880D, Kenk
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柳沢小屋付近の広場
グッバイ 黒伏君
2015年01月01日 08:21撮影 by  DSC880D, Kenk
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グッバイ 黒伏君

感想

目が覚めたら零時過ぎだった。いったん眠ろうとしたが、思いなおしてそのまま出発した。

最初の計画は、一日目能化山を登り、蔵王の象ケ沢噴水を見てから車中泊で次の日船形山を登るものだった。朝、普通に出て日帰りは厳しいし、二日間で考えると余裕がありすぎる、ということでこうなってしまうのだ。
しかし、朝早く目が覚めたために、一日目船形山を登り、二日目象ケ沢噴水と能化山に変更した。この計画は、頭の隅っこには存在していたので、何のためらいも無く実行となった。

早暁の道路はガラガラで順調に距離を伸ばしたが、飯豊町あたりから霧が覆ってきて神経を使う走行となった。それでも自動車専用道路が整備されて余裕の走行ではある。道の駅ごとに休憩を入れて最後、道の駅天童で朝食を取り、観音寺登山口6時10分着。
黒伏山の岩肌とまとわりついた灌木の紅葉が絶妙のコラボレーションを作り出している。どっしりとした山容と比較すると、この辺の山々は、明らかに異形である。この異形が、また、人々を引き付けるのだ。久々に心躍る山行だ。

登山口からブナの道である。秋の光がブナの葉を通して差し込み、明るい雰囲気の道だ。ブナの道は、登山口手前の柳沢小屋から始まっている。ここを境に明らかに雰囲気、林相が変わっている。ブナ、またブナの道を一歩一歩進む。危険なところは殆どない優しい道だ。

突然、ドサッと音がして、ガサ、ガサ、ガサっと音がして、何者かが藪の中を移動していった。熊に違いない。熊鈴を忘れたと思いこんでいて、熊鈴を鳴らしていなかったのだ。しかし、ちゃんとリュックに下がっていたのだ。逍遥の道で気が緩んでいたのかもしれない。笛を2、3回吹き鳴らして、一呼吸置いてから歩き出した。

総じて急登、急下降は無く仙台カゴなどの異形が彩を添える中をのんびりと進むと、船形山の平頂が見えてくる。空は青く澄み切って爽快な気分だ。道は徐々に傾斜を増してきて、ロープの下がる赤茶けた色をした土の急登を登ると山頂の一角で、一息で山頂となる。

山頂には、数人いるだけだった。展望は360度だ。新庄平野は霧に覆われていた。その先には白く雪をまとった、鳥海山がまるで空中に浮かんでいるようだった。二口山塊とか神室岳とか懐かしい山々を眺めながら行き合わせた人と一言二言言葉を交わす。山頂が平らな山は月山。これは一目でわかる。白く染まる鳥海山も見間違うことはない。静かな山頂である。

下りは往路を戻る。数パーティ、10人位とすれ違う。明らかに初心者と思われる人が「あと、どのくらい」と聞いてくるのに答えたりしながらのんびり下って13時10分駐車場着。

いい山行であった。

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コメント

随分と落葉しているのですね
さすが6時半出発
朝日と青空!
清涼な秋の空気が伝わります

まずはそこんところから
襟を正します(^^;
2015/10/20 19:16
山を挟んで西から東へ向かいます
hobbitさん こんばんは
紅葉は、少しばかり遅かったような気がしました。
早い出発と言うより西から東へ山に向かって歩きますので、下の方には日が当たらずに写真のような感じになるんですね。言われてみれば空は澄み切って、朴の木の葉がグライダーのように滑空して、カサッと音を立てて落ちて、ほんと秋でしたね。
親指ピークの親戚みたいなのが結構風景を締めていましたよ。
良い山行でした。
2015/10/20 20:35
船形山の山頂付近は、紅葉も終わりですね。
myoukohiuti さん こんばんわ。

船形山、観音寺コースは、まだ登ったことのないコースです。
白髪山への分岐点から見た船形山は結構遠いように感じましたが如何でしたか。近くの黒伏君周回はなかなか周回しがいがありますが花の季節はムシ君に執拗につきまとわれるのには閉口しますがそこを覚悟すればなかなかいい山ですよ。
myoukohiuti さんは、東北の山々に果敢にアタックされており、東北人としては嬉しく思いますでも、新潟にも沢山、魅力的な山が沢山ありますね、私的には大好きな山々が多いです。今年は、守門岳、平標山に行きましたがいまいち天候が……。
でも次の目標は、二王子岳、妙高山と火打岳、雨飾山、ハクサンイチゲサク朳差岳(飯豊)等々です。
ところで以前、micremonさん経由で、東北弁の補足、いろいろと有難うございました。なかなか、東北弁もその地ならでの、良い雰囲気を醸し出していますが廃れつつあるのは寂しいものです。東北弁談義楽しかったです。
2015/10/20 22:10
見た目ほどではありませんでした
おはようございます。
確かに、最初に船形山の山頂が見えたときは「遠いなあー」と思いました。出だしから諦めるわけにもいきませんので、シコシコ歩いていたら意外と楽についてしまいました。逍遥の道ですね。ちょうど登山口から3時間でした。

黒伏山周回は、皆さんのレコ見るとちょっと厳しそうですね。東北の山では、焼石岳に行ってみたいです。写真で見る花の群落はホントすごいです。あとは和賀山塊です。出来れば羽後朝日岳をヘナタレ沢から。どっちも遠いのが難点です。

いまは殆ど見ませんが、青森県のイナカッぺさんの漫談が好きでCDなんか聞いてましたんで、その影響を受けたのかもしれません。
「クカー」「イカ―」と言われても何のことか分かりませんが、これで会話が成り立って、なんのこっちゃと思ったら、「(今日家に)来るか」「行くよ」ということで、延々と津軽弁でやるわけですよ。好きですね、こういうの。いまどうしているんだろう。青森放送の部長さんだといってましたが、偉くなりすぎて忙しいのかな。

新潟では焼山。焼山山頂直下の泊岩に泊まって見たいです。自然の岩を利用して泊まれるようになっているんですって。

すみません。きりが無いので。
ではまた。
2015/10/21 5:47
優しい道
myoukohiutiさん こんにちは
遠路、運転お疲れ様です。観音寺コースは、仙交小屋跡まで、ブナの林が続き、この時期は、枯葉のじゅうたんで、疲れた気持ちなど、やさしくほぐしてくれます。
いい道ですよね。(*^o^*)
2日目も移動範囲が、広いですね。レコアップ楽しみにしてます。
2015/10/22 8:13
独白
優しい道でしたね〜。ほんと。
いつもは独り言なんてしないで、黙々と歩くのですが、今回はなぜか一人で喋ってるんですよ。声を出して。
「夜明けがきれいだなあ」とか「熊鈴忘れちゃダメでしょう」なんて。笑っちゃいました。ICレコーダーに時間とか感想とか録音しているので、癖になったんでしょうか。一人旅だからどうでもいいんですが、それがちっとも違和感のない道でした。もしかしたら船形の自然に同化したのかも。

西上州あたりの雑木林の道だと、落ち葉が積み重なって地面が見えないんです。それをカサカサと足でかき分けながら、足裏で地面を感じとり、忍者のように歩くんです。人間てほんと動物なんだなあ、と思っちゃいます。

そんなことを思い出させる道でした。良い山行でした。

PS:昨日気が付いたんですが、ヤマレコの登録日が一日違いだったんですね。私が一日後輩です。これからもよろしくお願いします。 
2015/10/22 10:50
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