世界遺産 熊野古道・小雲取越〜大雲取越を歩く
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コースタイム
【10/12（月）】小口自然の家6:00→6:15大雲取登り口→7:20楠の久保旅籠後→（胴切坂）→8:45越前峠→9:45地蔵茶屋跡→10:45色川辻→11:10船見茶屋跡（昼食）→12:45那智高原休憩所→13:20那智大社⇒14:00大門坂⇒温泉、道の駅⇒三宮（20:30着）（歩行距離14.5km）
| 天候 | 曇り→雨、雨→曇り、晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
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感想
初めて訪れる「熊野古道」、とても楽しみにしていてその期待を裏切らない素敵な“大人の遠足”となりました。
【10/10（土）】1日目は3連休の初日でしたが、順調に川湯温泉に到着して「すみや」さんへ。町営温泉に入り、おかみさんの美味しいおもてなし料理に舌鼓をうって英気を養う。
【10/11（日）】朝起きるとやはり雨、出発を1時間遅らせてスタート。あいにくの雨模様だがお昼には上がる予報。いよいよ熊野古道の「小雲取越」を歩き始める。
民家の横を通りやがて鬱蒼とした杉木立の中のなだらかな登りをゆっくりと進む。10時過ぎには雨も上がり時々大きなツチガエルに遭遇。「百�里阿�(180mの崖の意)」から幻想的な雲のかかる熊野の山々が見えた。
道中にお地蔵さんが幾つかあり旅の途中で亡くなった方を供養しているとのこと。また茶屋跡も多くありその一つの「石堂茶屋跡」で昼食。
3連休にも拘らずすれ違う人も少なくここで初めてガイドが先導している団体と遭遇。聞くと昨日熊野のイベント（クリーンハイク）に全国から170名が集まり、その一部が小雲を歩いているらしい。
「桜峠」を過ぎると急な下りとなり、道は石畳が多く、雨が上がっても滑りやすくなっているので慎重に歩くが2〜3回スリップ。「桜茶屋跡」からの展望を楽しみ「小和瀬渡し場跡」まで一気に400mを下って1日目終了！距離は長いが500m程度しか登っていないので疲れは少ない。14時過ぎに「小口自然の家」に到着、買出しをして夕食前の宴会開始。夕食後はすっかりいい気分で早めに就寝。
【10/12（月）】3日目はいい天気で5:30朝食、6:00出発で登り口近くの民家の犬にワンワン吠えられながら通過。まだ、空気は澄んでいて涼しい。
昨日よりもさらに苔むした石畳を慎重に歩く。滑るのでできるだけ脇の土道をゆく。20分で梵字の彫られた「円座石（わろうだいし）」に到着。昨年12月に苔を剥ぎ取られたらしい（酷い）杉林に朝日が差し込んできて光の帯が美しい（癒し）。
「楠の久保旅籠跡」から今回最大の難所「胴切坂」を80分かけて500mを登り切った（フ−）。60分歩き川のせせらぎの音が心地よい「地蔵茶屋跡」で休憩。
ここから多少のアップダウンを繰り返して「色川辻」を過ぎ絶景の「船見茶屋跡」で昼食。太平洋を通る船が見えるのでこの名前が付いたとか・・。紀伊勝浦の町と山、海、青い空の組合せが感動モノでした。
ここから90分で那智大社に到着。長い熊野古道歩きで心のパワーをたっぷり充電できました。（SU）
＜コース状況＞滑りやすい石畳多し。展望が良い場所が数個所あり。
＜特記事項＞ヒヤリハットなし。（大門坂でレンタル平安衣装のカワイイお嬢さんと遭遇！）
前回の記録はこちら、
2013年10月12日(土) 〜 2013年10月14日(月)熊野古道・中辺路コ-ス
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-360525.html
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