★登山のヒヤリハット事例からリスク低減研修@江戸城跡東御苑ハイキング マウンテンガイド協会 歩くエコツアー



- GPS
- --:--
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 21m
- 下り
- 22m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
その他周辺情報 | 登山ガイド 有吉寿樹の技術研修↓ http://arukuecotour.com/?cid=53 マウンテンガイド協会↓ http://mountainguide.jimdo.com/%E6%89%80%E5%B1%9E%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%AE%E3%81%94%E7%B4%B9%E4%BB%8B/ |
写真
感想
公益社団法人日本山岳ガイド協会所属団体「マウンテンガイド協会」所属の登山ガイドで、歩くエコツアーデザイナーの有吉寿樹です。
マウンテンガイド協会所属ガイドが集まりました。
そして今シーズンの夏山ガイドのヒヤリハット事例からリスク低減研修@江戸城跡東御苑が無事に終わりました。
【改善】ダウンで雨天時の防寒具を全部済ませてはいけない。汗で濡れるとダウンの機能はなくなる。(ダウンの危険性)ダウンは⾏動中の防寒具としては不適⽤で、山⼩屋などで快適にすごす時のものであり、⾏動中は中綿やフリースを防寒具として使⽤すること(特に⾬のとき)と周知徹底したい。
【状況】8月下旬、5日間の裏銀座縦走。うち3⽇間が雨。
【問題点】多くのお客様が防寒具としてダウンを持参。防寒として⾬具の下にダウンをきて行動する。
結果、ダウンはびしょびしょで濡れ雑⼱のようになり、かつ、⼭⼩屋では乾燥室もなく、乾かすことができない。
【改善】バスで移動の後のストレッチの重要性。歩き出し前から多くの⽔を飲んでもらう。ウェアの確認(涼しく)。
【状況】暑い⽇の⾕川岳の縦⾛。初⽇の平標登⼭口から平標⼭山の家までの約3時間の登りで、⾜がつる⼈が数名。
【問題点】⽔分不⾜。塩分不足。
○登⼭ガイドの意義について
アクシデントが起こったときの対応は当然のこととして、アクシデントが起こらないためのスキルや⼼構え、注意などを意識しないといけない。
○危険度の低い登⼭道で登山ガイドが同行する意義は、
より楽しく、安全に、快適に、楽に、学びのあるガイディングを意識しないといけない。
。
○⼭小屋などで時間を持て余すような場合、ガイドがいる意義は、参加者どうしのコミュニケーションを促すことを意識して、仕掛けていかなければならない。
どこでも転ぶ傾向があるので、休憩場所の選定も注意喚起が必要。
気象遭難は防げた遭難だから絶対に起こしてはならない。
過呼吸の症状確認をしました。
富山県警の北アルプス遭難対応報告書の統計が、遭難傾向と頻度を掴むのに大変役に立ちました。
今後も安全登山の意識を強く持ちつづけて運営していきます。
登山ガイド 有吉寿樹の技術研修↓
http://arukuecotour.com/?cid=53
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