鶴見川を歩く〜河口から源流まで〜[2Days]
東京都
神奈川県
くぅすけ
体力度について
- GPS
- 17:19
- 距離
- 64.4km
- 登り
- 243m
- 下り
- 128m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 8:28
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:51
| 過去天気図（気象庁） | 2024年12月の天気図 |
|---|---|
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
詳しい内容はYAMAPに記載しています https://yamap.com/users/402477 |
| その他周辺情報 | ・鶴見川沿いのお立ち寄りポイントをいくつか紹介します �〜躬�寺 鶴見駅から５分 https://www.sojiji.jp/ 今回の一番の目的でもあります。能登の復興祈願のため、参拝しました。 総持寺は、福井の永平寺と並ぶ、曹洞宗の大本山。700年前に能登の地で開創され信仰を集めていましたが、明治31（1898）年の大火で伽藍を焼失し、これを再建する際に、鶴見の地に移転したもので、元の能登の寺院は、「祖院」と呼ばれ、別院として残っています。能登の総持寺は、2007（平成19）年の地震で大きな被害を受け、修復工事により、2021（令和3）年に落慶法要を行い、復旧を果たしましたが、今年の地震で再び大きな被害を受けています（現在は範囲を限定して参拝可能）。雪の時期になってしまい、能登ではさらに厳しい環境に置かれています。復旧と安寧を祈るばかりです。 ��鶴見川流域センター 横浜市港北区 日産スタジアム近く https://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/keihin00490.html 鶴見川流域についての様々な情報を得ることができます（無料）。小さな水槽では、流域に生息する生き物が展示されています。隣接する、鶴見川多目的遊水地をはじめ、鶴見川の治水対策の情報も入手できます。係りの方が、子供たちにいろいろと説明もしてくれます。地味ですが、川の生き物に興味があるお子さんや鶴見川のことについて知りたい、という方には興味深いところかと思います。今回は、鶴見川を歩くことが目的でしたので、ここのお立ち寄りはとても有益でした。 ��寺家ふるさと村 横浜市青葉区 https://jike-shikinoie.jp/ 雑木林の丘に挟まれた「谷戸田」と呼ばれる細長く伸びた水田が幾筋もある昔ながらの田園風景が色濃く残っているところです。案内所「四季の家」という案内所があり、地域の紹介のほか、各種イベントを開催しています。併設のレストランでお蕎麦や鰻が食べられます。案内所以外には、特に施設もなく、里山の雰囲気を味わえる場所です。 �さ貲鮟�邸 武相荘（ぶあいそう） 町田市能ヶ谷町 小田急線鶴川駅から徒歩10分ほど https://www.buaiso.com/ 白洲次郎・正子がかつて暮らした、茅葺屋根の母屋を中心に、ミュージアムやレストランがあります。白洲家は直接的に鶴見川とは関係ありませんが、鶴見川は、鶴川駅の南を流れていて、駅から歩いていける範囲なので立ち寄りました。鶴川街道のユニクロの背後の坂を少し上がり、敷地に入ると趣が変わります。一度訪れてみたかったところで、今回は場所や雰囲気の確認のためにお立ち寄り。次の機会にじっくり時間を取りたい場所です。平日でもお昼頃のレストランは待ちが発生していました。訪問時は、敷地の一部は無料で入れ、ミュージアムのみが有料でしたが、2025年1月から値上げとともに敷地内に入るのが有料となっています。 ・その他 鶴見川沿いで気になったところ （近くを通過しただけで入っていませんが・・） �＿Ｉ融垤睥霄塋殕楔�修施設「ふれーゆ」 https://fure-yu.jp/ 埋め立て地の東京湾に面した、末広水際線プロムナード（つばさ橋の見える森）手前にあります。タイトルからして介護施設かと思ったら、温水プールや入浴施設でした。隣接の清掃工場の余熱を利用するという、ごみ焼却場あるある、の施設ですね。横間端の建設運営の予算が高齢者福祉の枠で使われているということでしょうけれど、年齢制限はもちろんなし。鶴見駅からバスが出ているので、こちらをゴールにして、ひと風呂浴びて、あるいは、ひと泳ぎして、というのもありですね。 �⊃恒弊讐枋畍�工場 横浜市鶴見区 https://www.morinaga.co.jp/factory/tsurumi/ 森永製菓の工場で、ミュージアムや工場見学ができます（要予約）。小枝やハイチュウを作っている工場とのこと。お手洗いは、ハイチュウの香りだそうで。 ��崎陽軒横浜工場 横浜市都筑区 第三京浜 港北インターすぐ https://kiyoken.com/factory/ シュウマイの製造見学ができます（要予約）。後で知ったのですが、予約なしで入れるエリアがあり、熱々の出来立てシュウマイを買うことができたようです。お立ち寄りして出来立てのシュウマイ食べればよかったなー。工場ができたときはおそらくのどかな郊外の立地だったのでしょう。今は、とても車の通行量の多い場所になっています。 �ぜ�由民権資料館 町田市野津田町 芝溝街道沿い https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul03/index.html 鶴見川沿いに道路地図を眺めていたら、自由民権資料館、とか、民権の森、と目に付いたので、検索してみたら、明治期の前半に盛り上がった自由民権運動が盛んな地域で、活動家も輩出しているとのこと。 付近は公園も整備されていて、歴史の一端に触れながら散策してみるのも一興かと。 |
写真
拍手https://yamap.com/activities/36739914
感想
鶴見川を川沿いに河口から源流まで歩きました。
⇒詳細はYAMAPにて
https://yamap.com/users/402477
鶴見川は、一級河川としては、自分の住まいから一番近い川になり、身近に感じていたこともあり、源流域は整備されているようだったので、歩いてみました。鶴見川は全長が42.5�舛如△曚椒侫襯泪薀愁鵑汎韻元�離なので、日帰りで走る方も多いです。寄り道なければ、駅からのアクセスを含めると50�舛�らいで走る方が多いようです。今回は、2回に分けて、寄り道しながら歩いたので60�舛鯆兇┐泙靴拭�
鶴見川は、源流域より5�舛曚匹鮟�き河口から河川沿いの道があり、ほぼ、川に沿って歩くことができます。市街地を流れる源流から河口まで、手が多く加えられており、元の河川の姿を留めているところはほとんどないと思われます。そんな中でも、畑があったり、少ないながら雑木林や谷戸※のある里山の雰囲気が残るところもあったりして、東京湾に注ぐ広い河口から多摩丘陵の町田市と八王子市の境まで、近くの幹線道路を車で通過する時とは異なった新鮮な気分で寄り道しながら楽しめました（流域の最高地点でも標高170mほど）。昔から暴れ川と呼ばれ、戦前から多方面に亘って治水対策の施された河川であることも今回を契機に再認識できて勉強になりました。
※谷戸：丘陵地が侵食されて出来た谷状の地形を持つ地域のこと。斜面の雑木林や谷底の谷戸田・湿地・草地など多様な自然環境がみられ、人間が、自然と共存した生活を営んできた。
＜1日目 2024/12/15（日）＞ 歩行距離 29.7��
JR鶴見小野駅〜末広水際線プロムナード（つばさ橋の見える森）（河口付近）〜0.0キロポスト地点〜鴨池橋（18.1�礎賄澄�
◇お立ち寄りポイント：総持寺参拝、鶴見川流域センター見学
＜2日目 2024/12/19（木）＞ 歩行距離 34.3��
JR鴨居駅〜17.0�礎賄澄祖畍�川源流の泉〜山王塚跡（流域最高地点）〜よこやまの道〜小田急線唐木田駅
◇お立ち寄りポイント：寺家ふるさとの村、武相荘（旧白洲邸）
・河口はどこ？
鶴見川は、長さが42.5�繊⇔�域面積が、235平方�舛箸覆辰討い泙后�「流域」というのは、降った雨が川に集まる範囲を指し、自治体の境界とは一致しません（流域面積には、支流も含みます）。この流域の範囲が、動物の「バク」を斜め上から見た姿に似ているということで、バクが鶴見川のキャラクターになっています（これをひねり出した人は、きっと動物好きの人だと思いますが、かなり無理っぽいです）。河川敷には、河口からキロポストが500mごとにあります（源流近くで河川に沿う道がなくなるので、最後のキロポストがどこだったか未確認）。0.0�舛離�ロポストは、東京湾に面した現在の河口ではなく、JR鶴見線の鶴見小野駅の近くの鶴見大橋の少し北にあります（河川敷沿いの道はここから始まります）。鶴見川流域センターにも聞いてみたところ、0.0キロポストがある場所が、元々の河口で、その先は埋め立て地、ということで、川の距離の起点はキロポストのある、元の河口からとになっています（「生麦河口」と呼ぶようです）。ただし、埋め立て地の中を通る現在の河口までの2�舛曚匹龍茣屬癲�運河ではなく、鶴見川として管理の対象にはなっていて、ややこしいです。一方、埋め立て地の部分は、「流域」には含まれていなくて、またまたややこしい（YAMAPの流域地図とはズレのあるところ）。まあ、一般の市民生活には影響もないマニアックな話ですが。
・源流はどこ？
町田市北部の上小山田地区の源流域には、丸い池があって、ここから水が湧いています。これが、「鶴見川源流の泉」です。この池の背後には森が広がっていて、「鶴見川源流保水の森」として、町田市やNPOによって管理されています。この森から湧いてくるの水が最奥の源流部ということにはなります。いわゆる、最初の一滴、を特定するのは、ほぼ不可能ですが、いずれにしてもこの一帯で源流を形成しているということになるようです。
では、この「源流の泉」が、鶴見川の起点かと思いきやそうではなくて、ここから1.4キロほど下流の「新橋」（昭和9年建造のとても小さな橋）が、鶴見川の起点になっています（泉からこの橋までは、小山田川）。この事実は、歩き終えてから知ったもので、当日は現地を通過はしているものの、川の起点を確認出来ていませんでした。この新橋の場所に「鶴見川 上流端」という看板もあるようです。この地点が、鶴見川の起点になった経緯を知りたいものです。
ですので、東京湾の河口から、源流の泉までであれば、42.5+1.4+2.0＝45.9�舛箸いΔ海箸砲覆蠅泙垢諭�
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
富士仙元の最新記録
川レコ良き‼️ですね〜😆
山友さんが数年前に源流の方から走ったレコを読んでたので、なんとなくの場所などは知ってました。それと子供の頃に日吉の方から鶴見川サイクリングコースでこどもの国まで片道20kmをチャリ🚲で行って遊んで帰ってきてたので、右岸は少し知ってます！(今とは変わってしまった所もありますが💦)
やはり、くぅすけさんのレコは見応えがあって楽しいです！YAMAPの方もしっかりと読みました！
中でも「源流はどこ？」が一番ビックリして、地形図やGoogle mapでも何回も確認しました！新橋から上流が小山田川なんて、他の人も知らないでしょうね😅
日産スタジアム近くに鶴見川流域センターがあるのも知りませんでしたが、HPで簡単に見た情報だけでも興味深いです！
そして寺家ふるさと村の写真を見て、見覚えがあると思ったら、神奈川県一周している時に通った場所でした！釣りや散策出来るのは通って分かりましたが、レストランまであるんですねー！のどかな雰囲気の良い所でしたね！
YAMAPとヤマレコを見比べてヤマレコが優！と思ったのは、歩いた軌跡の場所がコースタイムに載っている事！！です😊新橋も載ってましたね〜
なのでヤマレコの方にコメントしました！
お疲れ様でした♪
ヤマレコで軌跡を上げてみたらどう違うか見てみたくてやってみました。ウォーキングのエリアであっても、地点名が正確に表示されますね。いろいろな点で、YAMAPよりは、ヤマレコの方が、優れていると思います。自分はYAMAPではじめてしまったのですが、簡単に過去の記録が引っ越しできるなら乗り換えたいくらいです。
鶴見川流域センターの方にも、鶴見川の距離の起点が源流の泉、と聞いていたので、後で違っていることを知り、えー、でした。
鶴見川歩き、なかなか面白かったので、羽田空港から奥多摩湖までの多摩川歩きもやってみようかしらん、と思案中です。
ヤマレコでも5日間になってしまうんですね💦
来月、間に数日はさんでログを繋げようと思ってたので残念😅
そうですね〜、ヤマレコであれば、日程の入力の際に、実態とは異なりますが、連続する日にちにしておくと、表題の見た目は「２日間」にはなるようですね（現在の自分のレコの日程を変えてみました）。
YAMAPでは、GPXファイルの日付をいじらないと、自動的に５日間になってしまいます。で、GPXファイルをいじると、写真の日付も直さないと撮影の位置が軌跡上に表示されないようで、これも面倒です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する