記録ID: 7665846
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ハイキング
近畿
紀伊半島一周08日目(熊野古道06日目 賀田〜阿田和)
2025年01月04日(土) [日帰り]
三重県
geopon
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:46
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,256m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 13:01
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 13:12
距離 30.6km
登り 1,261m
下り 1,256m
18:39
ゴール地点
前日の遅れを取り戻すべく、早いスタートにしたため、夜明け前に甫母峠に突入した。
暗闇の中を進むのはやはり危険。可能な限り夜明け後のスタートが良いです。
どの峠も熊注意の看板があった。
後半の海岸沿い林道も日没後は真っ暗で
サルの襲撃におびえながら歩くことになったのでここもできれば日中歩きたい。
暗闇の中を進むのはやはり危険。可能な限り夜明け後のスタートが良いです。
どの峠も熊注意の看板があった。
後半の海岸沿い林道も日没後は真っ暗で
サルの襲撃におびえながら歩くことになったのでここもできれば日中歩きたい。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年01月の天気図 |
| アクセス |
START:賀田駅 GOAL:阿田和駅 【通過した宿場】 熊野 宿泊:ビジネスホテル美郷 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
大きく4つの峠を越えた。 山間区間が多い一日となった。 4つの峠を越えた先の熊野市街まで飲食店・コンビニはないので 事前準備はお忘れない。(自販機はある。) [甫母峠] 賀田駅を出発して海沿いの寂しい街を1Kmほど進むと曽根町の集落にたどり着く。 甫母峠の入り口前には綺麗な公衆トイレあり。登りは道幅広めな山道が続く。 危険個所はないがそれなりの斜度で300メートルの登りがコンスタントに続いて 息が切れかけた。東屋までたどり着くとほぼ頂上といった感じで、しばらくは稜線歩きとなる。下り道は登りよりやや狭い道で斜度が急なところが多かった。 峠入り口から出口(仁木島駅)までは2.5hほどかかった。 [二木島峠/逢神坂峠] 仁木島駅前に公衆トイレがある。駅前から住宅街の裏を縫って急な登り道を進む。 国道311号線に合流する直前に今日のルートで最も危険な三点支持で進む必要なある急な坂道があった。国道に合流した時点で、仁木島峠まで高度を半分くらいまで 登ってしまう。国道脇から峠道が始まるが、30分ほどで峠についてしまった。 仁木島峠〜逢神坂峠間はほぼ平坦な道で20分ほどで通り抜けた。 下り道は特にきつい印象はなく、古い石畳なども残っていて風情がある道だった。 峠を抜けると新鹿の市街に出る。営業しているお店は見かけなかった。 海岸沿いの道を進むので天気が良いと絶景が拝める。 [大吹峠] 海岸沿い歩きを終えて坂道を登り始める。 波多須トンネル脇から旧道が始まるが トンネル脇にある葬儀社事務所に自販機があった。 旧道の先には波多須の古道が続いている。 標高の高い開けた風景が広がっていた。 波多須の集落を抜けて国道沿いを歩くと 大吹峠の入り口がある。立派な駐車場有。 この入口時点でかなりの標高を稼いでいるため、 入口から15分ほどで峠についてしまった。アップダウンもあまりない。 [松本峠] 大泊の集落を抜けた先、大泊海岸交差点脇より最後の峠である松本峠が始まる。 上りが少しきつめだった。危険個所なし。石畳が圧巻。峠頂上まで15分。下るのにさらに15分といったところ。下り切ったところに公衆トイレあり。 松本峠を抜けると熊野市街に入る。ロードサイド店舗・コンビニあり。 獅子岩から先、七里御浜という長い海岸が続く。 道の駅花の窟から先、海岸線と国道に挟まれた林道のような道を6Kmほど 延々と歩く区間がある。当方は日没後で不安な道のりとなった。 サルに注意の看板あり。日中なら足のダメ時も少なく、快適なウォーキングができるはず。 |
写真
しっかり充電してきたハンドライトをもって進みます。
物音ひとつせず怖い。
物音ひとつせず怖い。
歩き初めて50分。稜線っぽいところに出ました。夜が明けてきた。
東屋発見。事前情報によるとだいたい登りは終わりで、ここから暫く平坦なはず。
これまでご紹介していませんでしたが伊勢路の各峠には進捗を示すミニ一里塚みたいな道標がたくさん建ってます。分母の最大値は峠道の長さにより変わります。
2
1/4 6:50
これまでご紹介していませんでしたが伊勢路の各峠には進捗を示すミニ一里塚みたいな道標がたくさん建ってます。
分母の最大値は峠道の長さにより変わります。
分母の最大値は峠道の長さにより変わります。
仁木島の集落が見えました。
熊野古道は車道に分断されてます。
一旦車道まで下り、目の前に見える階段をまた登らなくてはなりません。
熊野古道は車道に分断されてます。
一旦車道まで下り、目の前に見える階段をまた登らなくてはなりません。
この国道手前の傾斜が大変危険でした。斜度が急、手すりなし、落ち葉で滑る。まさか街中にこんな難所があるとは。
慎重に進みます。
慎重に進みます。
少し斜度はありましたが割と頂上まで短そうなので
休憩なしで駆け抜けます。
休憩なしで駆け抜けます。
標高データ見た限り、仁木島峠とは逢神坂峠は繋がっている感じで、高度差はあまりないようです。
降り切ったと思ったらほんの少しだけ登山道っぽい道が残ってました。
新鹿の住宅地。しばらく平地歩きが続きます。
次の峠に向けてしばしの回復期間です。
次の峠に向けてしばしの回復期間です。
鎌倉期に作られた石畳が残っていました。
ざっと800年くらい前・・・？
ざっと800年くらい前・・・？
こっちは鎌倉期の石畳とは違う雰囲気でした。江戸時代のものかな。
茶屋が建っていましたがお休みでした。
展望良さそうなテラス席があります。
展望良さそうなテラス席があります。
まったりとした登り。
それにしても、まったく人とすれ違いません。
それにしても、まったく人とすれ違いません。
この峠にも茶屋があったそうです。
こういうところで是非お茶していきたかった。
こういうところで是非お茶していきたかった。
大泊を抜けるといよいよ最後の峠越えが始まります。
松本峠入り口は工事中でした。
松本峠入り口は工事中でした。
整然と整備されすぎている。
これは昭和に作られた石畳かな・・・。
これは昭和に作られた石畳かな・・・。
これで連続した山越え・峠越えはすべて突破しました。
この先はひたすら平地のはず。一気に行きましょう。
この先はひたすら平地のはず。一気に行きましょう。
朝から10時間ほど歩き続け、ついにすき家に到着。
久々のロードサイドチェーン店でした。特盛を頼んでまた
太ってしまいました。
久々のロードサイドチェーン店でした。特盛を頼んでまた
太ってしまいました。
お腹いっぱいで後半戦頑張ります。
獅子岩前通過。確かに獅子っぽく見えます。
獅子岩前通過。確かに獅子っぽく見えます。
立石の道標。本宮参拝を急ぐ人と那智山参拝に寄る人との分岐道だったそうです。
なんと、海岸と国道の間に森がありました。
この森の中の道を延々と南下するようです。
この森の中の道を延々と南下するようです。
そろそろ日没が近い。照明がないのでここで日が落ちたら真っ暗になりそう・・。
これが七里御浜か。Googlemapsで測ってみると確かに25kmちょっとくらいありました。
車が走る音がガンガン聞こえるので賑やかではあるのですが暗闇が怖い。
あれ？熊野古道看板がある。森の中ではなく、この海岸沿いが正解・・？
紀伊市木駅ゴールも考えましたが、
頑張ってもう一駅先の阿田和駅まで行けそう。
頑張ってもう一駅先の阿田和駅まで行けそう。
峠を4つ越えて30Km歩いてきたのに
ラストスパートで走ってました。昼飯でエネルギー補給した甲斐があった。
ラストスパートで走ってました。昼飯でエネルギー補給した甲斐があった。
阿田和駅到着！本日のゴールです！13時間近くの行程となりました。長かった。
撮影機器：
感想
昨日の遅れをリカバリーすべく、夜明け前から峠に突入してしまい
暗い中山道を登るのはとてもちょっと怖かったです。
しかし、この日は峠を4つ越え、ゴールはまたしても日没後になってしまいましたので
結果としてこのスタートでも遅いぐらいでした。
熊野市にたどり着いたときは今日の難所は終わったと気が抜けてたのですが
七里ヶ浜沿いの林道歩きがあんなに長いとは予想外でした。
年末年始の旅も残すところあと1日。体調は万全。
今回は不思議なくらいダメージも体力消耗もありません。
あとは平地歩きばかりのはず。このまま無事ゴールしたいです。
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