筑波山


- GPS
- 05:43
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 924m
- 下り
- 926m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:43
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
午後から孫の世話があるので,確実に午前中に戻れる処ということで通常ルートで筑波山へ向かう。年末に体調を崩して初日の出を拝めなかったので,山頂で日の出を見たいと思い,久しぶりの夜間登山に。
自宅を3時5分に出発し,駐車場には4時到着。トイレも含めて駐車場が新しくなっていた。未だ真っ暗けで他には誰も居ない。気温は-3℃と冷え込んでいるが,風が無いのでそれ程寒さは感じない。ただ,吐く息は真っ白だ。街灯が多いので,余り多くは無いが,星々も煌めいている。
ヘッドランプを点けて車道を歩き始める。何度も通った道なので地図を見ることもない。新聞配達のバイクが通ったくらいでほとんどの家が寝静まっている中,つくば道を経由して筑波山神社に到着。「謹賀新年」の懸かった山門を潜り本堂の前を通って,ケーブルカーの駅前ベンチにて一服。少し汗もかいてきたので手袋を薄手に変え,防寒用の帽子を脱ぎ,首に巻いていたタオルも外す。真っ暗な登山道を歩くと,ランプの明かりでできた樹木の影が揺れて,いつもとは違った路を歩いているようだ。30分ほどで中ノ茶屋跡に着くが,立派な四阿が建っていた。「MINANO HUT」と銘打たれている。何時の間にできたのだろう。
男女川の水は凍っていなかったので,冷え込みもそれほどではないのかもしれないと思ったのだが,少し行くと風が吹き出し始めた。山頂に近付くにつれ次第に強まってきて,寒さを強く感じる。男体山頂の少し手前にあるベンチの辺りで小休止を取り,雨具を着込んだ。ここは東側の展望が利くので,朝日を見るには絶好なのだが,いつの間にか雲が広がってきており,その隙間からチラッと見えただけだった。
霞ヶ浦方面の眺めを堪能した後,男体山頂に立つが予想通り風が冷たい。景色の方も霞んでいて良く見えないので,早々に女体山へと向かうべく御幸ヶ原まで下る。ここでは,北側の展望が割と良く,日光や那須の山々が見渡せた。霞んではいるが,方角からして吾妻山らしき白い山並みも見えたので満足。
女体山頂は柵で囲われてしまい,以前には行けた岩場の先の方に行けないので少々残念。ここからは加波山や足尾山,吾国山などが手に取るように望めた。下りは暫く通っていなかった白雲橋コースを選んだが,ここでも弁慶茶屋の跡地に新しい四阿が建っていた。観光客誘致のために整備しているのだろうか?
できるだけ,これまでに通ったことのない道を選んで下ろうと,白雲橋の方に進まず真っすぐに下る。石鳥居,飯名神社を経由して燧ヶ池へ。初めて訪れる池だが,筑波山が水面に映り,水鳥も多く,桜の季節に再訪したいと思った。後は適当に車道を進み,りんりんロードを少し歩いて,駐車場に戻った。平日のためか,他には1台のみだった。
前回の山行から2週間余りが経っていたためだろうが,登降距離が少ない割には足の疲れが大きかった。やはり週一ペースを崩すと筋力が衰えるのだろう。久しぶりの夜間登山は,風景が違って見える新鮮さがあるし,何といっても日の出前後の景色を楽しめるのが最高である。無理のない範囲で,今後もやってみよう。
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