四阿山 2170mまで


- GPS
- 03:33
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 714m
- 下り
- 714m
コースタイム
天候 | 吹雪ときどき晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
仕事が休みになったので定番の四阿山に行ってみる。
最初の核心は登山口までのアクセス。
敢えて遅めに行ってみたが菅平口あたりからタイヤが時々空転しはじめる。
「もしかして登れないかも?」と思ったが、県道は除雪車2台が作業中で何とか1台通れるスペースがあり、辛うじて登山口に到着。
先行者などもちろんおらず7時すぎに出発。新雪は10cmくらいか。空は曇っているが時々青空も見える。牧場に入ると雪は一気に増えて時々膝下くらいのラッセルになる。そして何より風が強い。激しい地吹雪で顔が冷えて寒くなる。
樹林帯に逃げ込んでほっとするが、安心するのは早かったようだ。
風は想定どおり弱くなったが、夏道のトレースの上には昨夜の地吹雪のせいで雪庇が形成されている。トレースが消えている所も多い。雪庇を崩しながらラッセルしていく。
2100m過ぎまで登って岩場が出てくる頃には青空は姿を消しまた風が強くなってきた。まあ予想の範囲内ではある。山頂まで行ってもホワイトアウトして楽しめそうにないので今日はここまでとする。早く帰りたくなって焦ってしまったのかシールを剥がすのを忘れたまま滑り出してしまった。
パウダーは楽しいが時々板が埋まりそうになる。何とか里宮付近まで降りて来ると、さっき登ったばかりの自分のトレースが消えている。さすがに呆然となった。頼りになるはずの高速道路がないので下りラッセルでルートを切り開く。トレースは出たり消えたりを操り返した。登りで崩したはずの雪庇も復活している。
何とか牧場に戻ってきたが、ここもトレースが消えている。視界もよくないので林道を探しながら降りることになった。
最後に駐車場まで戻ってきて下山届を出そうとした所でスマホが低温シャットダウン。行動中じゃなくてよかったと思うべきか。車も増えていない。駐車場まで来て引き返したらしい轍の跡が1台分だけあった。この時期に何度も登っている山だがここまで過酷なのは初めてだ。いい経験になった。
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