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Yamareco

記録ID: 7761460
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雪山ハイキング
甲信越

五頭山オッタテ尾根 難航苦行のラッセル地獄 

2025年02月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:25
距離
8.3km
登り
884m
下り
889m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:58
休憩
0:22
合計
9:20
距離 8.3km 登り 884m 下り 889m
6:56
10
7:06
7:13
14
オッタテ尾根分岐
7:27
7:30
320
渡渉箇所
12:50
12:54
108
主稜線分岐
14:42
2
14:44
6
14:50
7
14:57
15:03
61
16:04
16:06
10
天候 ほぼガス
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菱ヶ岳登山口駐車場。6時40分時点では余裕で停められました。
コース状況/
危険箇所等
先週降った雪でトレースは完全消失。新雪50センチぐらい。深いところでは股下まで埋まるラッセル。
登山開始。三の峰コースへ向かう人のトレースがしっかりついています。
2025年02月01日 06:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/1 6:57
登山開始。三の峰コースへ向かう人のトレースがしっかりついています。
オッタテ尾根分岐。新雪30〜40センチぐらいか。全くトレースはありません。
2025年02月01日 07:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/1 7:06
オッタテ尾根分岐。新雪30〜40センチぐらいか。全くトレースはありません。
足元はラッセル、頭上は枝の下をくぐりながら先に進む。
2025年02月01日 07:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/1 7:18
足元はラッセル、頭上は枝の下をくぐりながら先に進む。
渡渉箇所。
2025年02月01日 07:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 7:28
渡渉箇所。
渡渉から対岸に取り付くところが最初の関門。
2025年02月01日 07:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 7:28
渡渉から対岸に取り付くところが最初の関門。
更に尾根に出るまでが次の関門。
2025年02月01日 07:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 7:31
更に尾根に出るまでが次の関門。
2025年02月01日 07:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 7:31
尾根に出ると膝下までのラッセル。
2025年02月01日 08:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 8:00
尾根に出ると膝下までのラッセル。
隊長の長靴にはすでに雪が入り込んできている。これを放置したことがこの後の失態につながっていく・・・
2025年02月01日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 8:19
隊長の長靴にはすでに雪が入り込んできている。これを放置したことがこの後の失態につながっていく・・・
最初の急登箇所。ここまでで既に2時間30分かかっている・・・
2025年02月01日 09:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/1 9:27
最初の急登箇所。ここまでで既に2時間30分かかっている・・・
過去イチの積雪に困難を極める。
2025年02月01日 09:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 9:29
過去イチの積雪に困難を極める。
2025年02月01日 09:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 9:41
ラッセルを交代しながら前進。
2025年02月01日 09:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 9:43
ラッセルを交代しながら前進。
2番目の急登箇所で振り返り。
2025年02月01日 09:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 9:45
2番目の急登箇所で振り返り。
股下までの雪と立ちはだかる雪の壁。ここは樹木の脇にルート工作。
2025年02月01日 09:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 9:45
股下までの雪と立ちはだかる雪の壁。ここは樹木の脇にルート工作。
急登をクリアして一息つく。いかにも新潟の雪山という感じが良い。
2025年02月01日 10:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 10:05
急登をクリアして一息つく。いかにも新潟の雪山という感じが良い。
景色は良いのだが、ラッセルがきつくなってきた。
2025年02月01日 10:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 10:28
景色は良いのだが、ラッセルがきつくなってきた。
例年細尾根になっているところ。ナイフリッジになっている。
2025年02月01日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 10:47
例年細尾根になっているところ。ナイフリッジになっている。
青空が見えてきた。このまま晴れてくれと願うが・・・
2025年02月01日 11:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 11:05
青空が見えてきた。このまま晴れてくれと願うが・・・
やや急なところ。このあたりが一番雪が多かった。全然進まない。
2025年02月01日 11:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 11:08
やや急なところ。このあたりが一番雪が多かった。全然進まない。
雪庇箇所。
2025年02月01日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 11:29
雪庇箇所。
立ちはだかる雪の壁。
2025年02月01日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 11:29
立ちはだかる雪の壁。
右は雪庇、左に滑るとどこまでも落ちていく。
2025年02月01日 12:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 12:05
右は雪庇、左に滑るとどこまでも落ちていく。
ガスで主稜線が見えない。主稜線に出たのではと何度も騙される。
2025年02月01日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 12:10
ガスで主稜線が見えない。主稜線に出たのではと何度も騙される。
主稜線に出た。何も見えない。約6時間かかった。
2025年02月01日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 12:51
主稜線に出た。何も見えない。約6時間かかった。
主稜線に出ればトレースがあるのではと期待したがそれも無く、視界不良の主稜線へ降りる。
2025年02月01日 12:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 12:54
主稜線に出ればトレースがあるのではと期待したがそれも無く、視界不良の主稜線へ降りる。
風を遮ってくれそうな樹林帯の脇で立ちながら昼飯。隊長の足はずぶ濡れで凍傷の危険性があらわ。ビショビショの靴下を絞り、長靴の水を外に出すぐらいしかできず根性で前進してもらう。
2025年02月01日 14:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 14:35
風を遮ってくれそうな樹林帯の脇で立ちながら昼飯。隊長の足はずぶ濡れで凍傷の危険性があらわ。ビショビショの靴下を絞り、長靴の水を外に出すぐらいしかできず根性で前進してもらう。
五頭山本峰への分岐点。ここで本日初めて人のトレースを覚知。ラッセルから解放されようやくホッとした瞬間でした。
2025年02月01日 14:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 14:35
五頭山本峰への分岐点。ここで本日初めて人のトレースを覚知。ラッセルから解放されようやくホッとした瞬間でした。
前一の峰。何も見えない。
2025年02月01日 14:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 14:41
前一の峰。何も見えない。
三の峰避難小屋。完全に埋まってましたが、入口は除雪されています。
2025年02月01日 14:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 14:58
三の峰避難小屋。完全に埋まってましたが、入口は除雪されています。
三の峰からはしっかり踏み固められたトレースがあり、労無く下れます。
2025年02月01日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 15:04
三の峰からはしっかり踏み固められたトレースがあり、労無く下れます。
登山口まで下りました。
2025年02月01日 16:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/1 16:04
登山口まで下りました。
駐車場。
2025年02月01日 16:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/1 16:19
駐車場。
撮影機器:

装備

個人装備
五頭山とはいえ侮るべからず。防寒 防水 防風対策は入念に。

感想

 冬の五頭山オッタテ尾根は我々にとっての恒例行事。今年で9年連続9回目になります。そこそこ大雪の年も小雪で藪漕ぎメインの年もいろいろ経験してきました。2月2日晴れ予報でしたので2日に決行すればよいようなものの、それでは誰かにトレースをつけられ楽しみが半減してしまいます。誰も行っていない新雪に踏み跡をつけてこそ雪山の醍醐味というもの。(とはいえ、ビバークするような山行は出来ないので日帰りであるということが大前提です) 先週新雪が降ったので2月1日はオッタテ尾根日和ではないかと考えました。

 三の峰に向かう人は多くいましたが、我々の向かうコースは目論見通りのノートレース。膝下ぐらいの新雪をルート工作しながら前進しましたがあまく無かったです。

 早い年では4時間30分ぐらいで周回したときもありましたが、深雪に難儀し今回は倍以上の9時間超の苦行になりました。コースの3分の2はほぼフルラッセル、重荷を背負っての連続スクワット状態で足も限界でしたが無事下山出来てなによりでした。

 展望も無く白一色の世界でしたが、風が無いことが唯一の幸運だったでしょうか。9時間もただもがいてるだけじゃないかと言われそうですが、その通りだと思います (^_^;)

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