心臓破りの200階段を経由して鉢巻山へ

2025年02月03日(月) [日帰り]

• GPS: 04:43
• 距離: 7.5km
• 登り: 435m
• 下り: 434m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:36
• 休憩: 1:08
• 合計: 4:44

距離 7.5km 登り 435m 下り 434m

9:37 スタート地点
11:08 11:16 八畳岩
11:28 11:29 愛宕山（大根山）
11:31 11:32 向尾山
11:57 12:25 鉢巻山
12:25 12:45 戦争遺構（兵舎、3番砲台跡）
13:08 13:10 向尾山
13:32 13:40 八畳岩
14:21 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ（4℃）

アクセス

車で45分

コース状況／危険箇所等

下山で大根山を迂回する軌跡は、途中強引に尾根に上がっているので参考にしないでください。
ここを迂回するのであれば、西側から登ったルートの分岐点（八畳岩へいくルート）まで下りた方が楽です。但し、八畳岩まで少し登り返す必要がありますが。

その他周辺情報

ゆめタウン呉に駐車
1時間までは無料、1時間超過後１時間あたり200円、1000円以上買えば4時間無料。
当日は駐車場設備の工事で無料開放でした。昼食と夕食を調達しました。

写真

2/3 9:03

やって来ました呉の町。
信号待ち、写真中央の球体みたいなものは、

2/3 9:08

潜水艦だよ。無料で中を観覧出来ます。
ゆめタウン呉の立体駐車場より撮影、
今日は駐車場は設備工事の為、無料開放だった。
ラッキー✌️

2/3 9:14

となりの大和ミユジアム、中には10分の1モデルの戦艦大和の模型があるので、昭和時代生まれの方はぜひお越し下さいませ。
但し、リニューアルの為、下記期間休館。
令和7年2月中旬〜令和8年3月末

2/3 9:59

中央上に見えるのが話題になった階段じゃな。

この辺は両城の階段住宅というらしく、見事な石垣の上に建てられた住宅がまとまって残ってる所だそうです。

2/3 9:59

映画、海猿の訓練シーンになった心臓破りの200階段を登ります。
実際は260階段くらいあるそうで。

2/3 10:00

海猿になった気分で駆け上がるけれど、

2/3 10:00

この辺でやめとこう。

2/3 10:07

階段住宅、まさに天空の畑じゃな。

2/3 10:22

車道の曲がり切った所に登山口
看板はありませんね。
左側に小さな板があったけど文字が見えず、
古くなった看板かな。

2/3 10:23

左を登っていきます、大丈夫かいな(笑)

2/3 10:25

最初は少し荒れ気味でしたが、

2/3 10:28

まあまあ歩けますが急登です。

2/3 10:30

尾根に上がると歩きやすいです。

2/3 10:36

ちょっとした広場が、

2/3 10:36

両城山に到着
展望なし

2/3 10:57

分岐
左へ行くと愛宕山だけど、右の八畳岩へ行く道の方にピンクテープが多く呼ばれてる様だったので、右へ進みます。
このルートのレコは皆無と知りながら。

2/3 10:58

道は不明瞭な所が一部あり、斜面を横切る感じでしたが、まあまあ歩けました。

2/3 11:08

八畳岩に到着

2/3 11:17

中央が休山、右端が高鳥山。
高鳥山もいずれ行かないとな。

2/3 11:27

聖護院岩だそうで。
確かに左下の岩は人工的に整列してる。
大昔、祭り事でもしたのかな。

2/3 11:28

ここは、

2/3 11:29

大根山

2/3 11:29

愛宕山ともいうらしい。
展望なし

2/3 11:30

歩きやすい道

2/3 11:32

ここは、

2/3 11:31

向尾山到着
展望なし

2/3 11:32

奥ノ城ともいうらしい。
名札が乱立してるねえ(苦笑)

2/3 11:55

なかなか味のあるプレート

2/3 11:57

鉢巻山に到着

2/3 11:57

展望はありませんが、

2/3 11:56

近くに色々な戦争遺構があります。

2/3 11:57

水槽が二つ
一つは深かったね。

2/3 12:08

ここで昼食タイム
アスパラガスのスープは美味かった。
外気温は4℃、少し風があり寒かったね。
雪雨がぱらつく。

2/3 12:27

水槽の少し東側の斜面に地下貯水槽。
なんで地下なのかな。

2/3 12:39

朝食後、更に北にある戦争遺構を探索。
この辺は兵舎跡かな。

2/3 12:39

すごく広い平地、意外と兵舎は大きかったのかな。残骸は殆どなく綺麗に撤去したもんじゃな。

2/3 12:40

その北には烹炊所があるはずだけど、
これがその一部？

2/3 12:42

更に北に進むと左に窪地が。
1番砲台跡、円形の内側に石垣が見えないけど。

2/3 12:44

更に北には、2番、3番の砲台跡があるはずなんだけど、寒かったし窪みだけだと思うので辞めました。

という事で、写真下の山頂から、兵舎を通過し、
3番砲台(写真中央)まで歩いて引き返しました。
更に奥には探照灯跡があるようです。

2/3 13:07

分岐部
下山は、左方向の向尾山と愛宕山の尾根をピストンせず、右方向(西側)の迂回路を選択したが、、、。

2/3 13:07

踏み跡が少ない斜面を横切ってる感じ。

2/3 13:11

振り返ると、谷の上流に石垣が3箇所程、設置されてました。石垣の谷側を歩いて来ました。
堰の機能かな。

2/3 13:21

参考にしていたルートでは、尾根に上がる道が不明瞭だったのでこの辺で強引に上がる事に。

2/3 13:22

やっとピンクテープを確認。

2/3 13:40

八畳岩に戻り少し休憩。

2/3 13:48

東側のルートを下山します。
ロープが張ってありよく整備され歩きやすかったね。

2/3 13:55

振り返る、この辺も石垣が多かった。
堰にしては谷がないけど、なんだったのかな？

2/3 13:58

ゲートを開けて通過します。
獣対策でしょうかね。

2/3 14:00

こんな所が下山道。

2/3 14:00

階段住宅を通過、空き家が多かったね。

2/3 14:14

登ってきた山並み
左から上がり右へ
カシミール3dで確認すると、ポールの右側のピークが鉢巻山。

これね。
一番右側が鉢巻山、その左が愛宕山かな。

2/3 14:36

ゆめタウンで御座候の饅頭を食べる。
甘すぎず美味しかった。

おわり

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

iPhone SE (2nd generation) Apple

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

かずまい

寒いので海沿いのお山を探していたら呉の九嶺の一つ鉢巻山があったので計画しました。

今回は、海猿のロケとなった心臓破りの200階段に興味があり現地を訪れてみると、立派な石垣に建てられた階段住宅の家並みや、狭い路地等、レトロな世界に魅了されました。

西側から登るルートはマイナーなようですが、東側ルート沿いにある八畳岩へ行くルートを確認できて良かったです。（ほとんどレコなし）

東側ルートはよく整備されて歩きやすいですね。
コンパクトな山行ならピストン、ワイルドさを楽しむならこのコースをぜひお試しくださいませ。

鉢巻山の名前由来(呉市HP)
吉浦地区の山では一番高い山，標高401m。戦時中に，この山頂に高射砲の砲台を設置していたが，その設置工事のため，山頂まで，山道をぐるぐる回って，切り開いたため，一般に鉢巻山という呼び名になっている。

今回も戦争遺構があり最近のレコに戦争関連が多くなってますが、今のところ戦争オタクになろうというわけではなくたまたまですので、静かに見守っていただければと思います。（苦笑）

今後日本製鉄の跡地がどうなるかわかりませんが、軍港だった町、栄えて欲しいですね。

＜参考＞
①呉の語源
海軍が九嶺を定義、3つの語源説
https://fuji-7.pupu.jp/newpage18.html

②鉢巻山の戦争遺構
その1
https://ameblo.jp/mango2-100822/entry-12740542529.html
その2
https://www17.big.or.jp/~father/aab/kure/takahata/takahata.html