山行記録: ニセイカウシュッペ山

記録ID: 7772177

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無雪期ピークハント／縦走

大雪山

ニセイカウシュッペ山

2007年07月17日(火) [日帰り]

北海道

山キチどん

GPS: --:--
距離: 11.2km
登り: 814m
下り: 814m

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コースタイム

日帰り

山行: 3:59
休憩: 0:20
合計: 4:19

4:07

43分

ニセイカウシュッぺ山登山口

4:50

4:53

54分

見晴らし台

5:47

27分

大槍基部

6:14

6:25

20分

ニセイカウシュッペ山

6:45

6:50

39分

大槍基部

7:29

7:30

56分

見晴らし台

8:26

ニセイカウシュッペ山登山口

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2007年07月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車上川町の古川林道終点に駐車アクセスを調べる my出発地登録
その他周辺情報	層雲峡温泉黒岳の湯\600

写真

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間宮岳、旭岳(2,290m)、北鎮岳
芽刈別第三支川左岸登山道より

2007年07月17日 05:06撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 5:06

間宮岳、旭岳(2,290m)、北鎮岳
芽刈別第三支川左岸登山道より

南尾根の尖塔とウペペサンケ山(1,848m)
芽刈別第三支川左岸登山道より

by DSLR-A100, SONY

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南尾根の尖塔とウペペサンケ山(1,848m)
芽刈別第三支川左岸登山道より

大槍(1,830m')

2007年07月17日 05:48撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 5:48

大槍(1,830m')

ニセイカウシュッペ山(1,883m)
東ピーク中腹より

2007年07月17日 06:04撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 6:04

ニセイカウシュッペ山(1,883m)
東ピーク中腹より

ニセイカウシュッペ山(1,883m)山頂

2007年07月17日 06:15撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 6:15

ニセイカウシュッペ山(1,883m)山頂

白雲岳(2,230m)、黒岳、下にロープウェイ駅
ニセイカウシュッペ山山頂より

2007年07月17日 06:16撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 6:16

白雲岳(2,230m)、黒岳、下にロープウェイ駅
ニセイカウシュッペ山山頂より

ニセイカウシュッペ山南のピークと大雪山

2007年07月17日 06:33撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 6:33

ニセイカウシュッペ山南のピークと大雪山

芽刈別第三支川の谷間
東ピーク直下より

2007年07月17日 06:33撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 6:33

芽刈別第三支川の谷間
東ピーク直下より

ハクサンイチゲ

2007年07月17日 06:43撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 6:43

ハクサンイチゲ

エゾノツガザクラ

2007年07月17日 06:46撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 6:46

エゾノツガザクラ

ニセイカウシュッペ山(1,883m)
大槍基部より

2007年07月17日 06:49撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 6:49

ニセイカウシュッペ山(1,883m)
大槍基部より

エゾフウロウ
大槍西尾根より

2007年07月17日 07:00撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 7:00

エゾフウロウ
大槍西尾根より

クルマユリ
大槍西尾根より

2007年07月17日 07:00撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 7:00

クルマユリ
大槍西尾根より

オオミゾホオズキ

2007年07月17日 07:16撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 7:16

オオミゾホオズキ

ツマトリソウ
大槍西尾根より

2007年07月17日 07:37撮影 by DSLR-A100, SONY

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7/17 7:37

ツマトリソウ
大槍西尾根より

撮影機器：

DSLR-A100 SONY

感想

山キチどん

　ニセイカウシュッペ山は地元では略して“ニセカウ”と呼ばれている。今は古川林道終点から登るのが唯一の正式ルートだが、林道が上まで上がる前は層雲峡からのルートが使われていたが今は廃道になってしまった。この他、北見側から比麻奈山を掠め東側から登るルートもあるようだがあくまでバリエーション。今回は一般的な古川林道コースを採った。国道273号線を上川から石北峠方面に少し走った中越から標識に従い芽刈別林道に入った。右に分岐する古川砂金越林道へと進むと一般車を規制するゲートがあった。登山のための通行は認められているので事前に上川中部森林管理署(Tel.0166-61-0206)か同上川事務所（Tel.01658-2-2001）に電話して鍵のナンバーを聞いて自分で開閉して通ることができる。暫く走り右に分岐する古川林道に入り終点まで走ると広い駐車場があった。
　登山口で入山届けに記入し今日は4日間で一番早く4:07に歩き出した。最初は林道の続きのような広い道でなだらかで略まっすぐな道を進んだ。登山道は芽刈別第三支川の左岸に沿って伸びる尾根上で暫くは樹林帯で展望はない。P1533で展望が開けニセカウや大雪山を展望することができた。その先に見晴台と標識のある地点は、もっと展望が利いた。初日に登った天塩岳も雲の上に見ることができた。そして前方には大槍の岩峰の先端が現れた。南側斜面がすっぱり切れ断崖となっている。傾斜が急になりP1742のピークの北側を巻いて進むといよいよ大槍が眼前となった。
　大槍北側を巻き終えて東端の大槍基部に到ると、嘗て層雲峡から朝陽山を経由してニセカウに登っていた道が分岐して大槍の東側に踏み跡がついていたが、その先はどんな状態なのだろうか。大槍にもしや登れるかかと登路を探すがそれは何処にもなかった。諦めて北を見るとニセカウがあった。芽刈別第三支川の谷を隔てているので反時計回りに谷を巻き込むように進んだ。東のピークの西山麓を巻きニセカウとの鞍部に達すると裏側に登路が付いているようなので、東のピークに登ってみることにした。お花畑の中に薄い踏み跡があり辿って行くと中腹を巻いて東に続いていた。これはピークへ行く道ではなく平山からの登山道のようだ。ピークへは這松帯でしかも急斜面で登れそうにないので引き返しニセカウへ最終アタックをした。
　ガレ場の登路を登り詰めると2等三角点「噛首辺」(1,879m)と山頂標識があったが、石狩岳同様、本当の山頂ではない。東側の丸っこい所が最高点で1,883mある。踏み跡を辿り“登頂”した。言うまでもなく360°の展望で大雪や石狩岳はしっかり見えた。
　下山は同じ道を引き返す。見晴台で茨城県日立市から来たという初老の男性が一人登ってきた。登山届けのノートを見て「4時から登っている京都の人ですか？」を尋ねられた。登山時光度不足などから花の写真は全く撮らず山の写真ばかり撮ってきたので、帰りは花の写真ばかり撮った。ロケハンはしておいたので何処に何があるかは承知の上なので計画的に撮ることができた。登山口付近から1㎞位の所にキバナノコマノツメが咲いており、この山だけの収穫だった。
　登山口には車が4台止められていた。途中で出会ったpartyの数と一致した。今山行はこれでお仕舞い。旭川駅でレンタカーを返し16時の“スーパーホワイトアロー号”で札幌に向う予定なので時間まだ十分にある。今日も層雲峡温泉を訪れ黒岳の湯でゆっくりした。札幌では日本旅行に就職しそのまま札幌に居ついてしまった高校時代の友人、永山君と新鮮な船盛に舌鼓を打って、7時間飲み歩いてしまった。翌日アルコールの抜けないまま千歳APからJALのクラスJのシートに乗り込むやドリンクサービスも知らずに爆睡して伊丹に着くと何たる蒸し暑さ！昨夜は肌寒かったぞと思いながらも現実の世界に戻ってしまった。

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