ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7793151
全員に公開
アイスクライミング
八ヶ岳・蓼科

峰の松目沢アイスクライミング

2025年02月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
ゆー その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:54
距離
11.0km
登り
980m
下り
981m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:52
休憩
0:02
合計
9:54
距離 11.0km 登り 980m 下り 981m
7:11
5
7:15
7:16
42
7:58
512
16:30
30
17:00
17:01
3
17:04
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘駐車場一日1000円
コース状況/
危険箇所等
アプローチは林道終点より4つ目右岸に渡る橋の先。沢上部は降雪直後は吹き溜まりになる。午後はスノーボールも発生。雪崩にも注意したい。
懸垂支点は随所にあるが残置捨て縄は劣化しているものもあり、判断が必要だ。一箇所捨て縄を追加して懸垂支点にした。上部支点が取りづらいところはロープを連結して2つの滝を一度に下降した。
前回間違って左に行ってしまったところ
2025年02月11日 09:13撮影 by  SH-M26, SHARP
2/11 9:13
前回間違って左に行ってしまったところ
F1が見えてきた。
2025年02月11日 10:08撮影 by  SH-M26, SHARP
2/11 10:08
F1が見えてきた。
2025年02月11日 10:14撮影 by  SH-M26, SHARP
2/11 10:14
朝方は山に雲がついていた。
2025年02月11日 10:15撮影 by  SH-M26, SHARP
2/11 10:15
朝方は山に雲がついていた。
F2からロープを出す。ここは左から。
2025年02月11日 10:25撮影 by  SH-M26, SHARP
1
2/11 10:25
F2からロープを出す。ここは左から。
2025年02月11日 10:56撮影 by  SH-M26, SHARP
2/11 10:56
滑滝
2025年02月11日 11:31撮影 by  SH-M26, SHARP
2/11 11:31
滑滝
上部はラッセルとなった。
2025年02月11日 11:31撮影 by  SH-M26, SHARP
2/11 11:31
上部はラッセルとなった。
標高を上げると視界が広がっていく。
2025年02月11日 12:41撮影 by  SH-M26, SHARP
1
2/11 12:41
標高を上げると視界が広がっていく。
青空が広がる。
2025年02月11日 13:38撮影 by  SH-M26, SHARP
1
2/11 13:38
青空が広がる。
F7。クラゲのような氷柱。ここは左から。
1
F7。クラゲのような氷柱。ここは左から。
2025年02月11日 13:55撮影 by  SH-M26, SHARP
1
2/11 13:55
赤岳と阿弥陀をバックに
2025年02月11日 13:55撮影 by  SH-M26, SHARP
1
2/11 13:55
赤岳と阿弥陀をバックに
最後はロープを解いてラッセル
最後はロープを解いてラッセル
F8のブルーアイスが綺麗だった。
2025年02月11日 13:58撮影 by  SH-M26, SHARP
1
2/11 13:58
F8のブルーアイスが綺麗だった。
支点が取りづらいので、ロープを繋げて長く懸垂
2025年02月11日 14:33撮影 by  SH-M26, SHARP
2/11 14:33
支点が取りづらいので、ロープを繋げて長く懸垂
2025年02月11日 14:33撮影 by  SH-M26, SHARP
2/11 14:33
撮影機器:

装備

共同装備
登攀用に50mロープ。懸垂用にもう一本ロープを持つ。

感想

●峰の松目沢アイス

寒波襲来で降雪した後でトレースも消えかけていて、分岐を過ぎて赤岳鉱泉近くまで登ってしまう。
※ログ参照。

上部に詰めるほど沢は両岸から雪が流れこんで踏み跡のない美しい景色が広がっていった。

F1をフリーで越え、F2からロープを出す。小滝を越え、快適に標高を上げていく。F7が氷柱状になっていて難しそうだったので、二股を右から回り込んでトラバースしようと進むがここが吹きだまりで腰まで潜って激しいラッセルとなった。傾斜もあって雪を手で掻き分け、膝頭で固めて乗り込もうとするが足元まで崩れていく。なかなか前に進まない。もがいてなんとか上に上がるも左へのトラバースは厳しそうで、諦めてクライムダウンした。

退却か?と思われたが、F8まで辿りつきたい!F7の弱点を探り、左から再チャレンジした。短いがバーチカル。背中を岩に押しつけ、遠くにアックスを打ち込み突破。最後は深い雪をラッセルしてF8へ。Blue Iceの美しい氷瀑だった。登りたい気持ちもあったが退却時間になったので引き返すことにした。

朝方は山に雲がついていたが、青空が広がる。午後は風が強くなる予報だったが、穏やかな天気に恵まれた。振り返ると赤岳と阿弥陀岳が沢を挟んで圧倒的な姿で聳えていた。我々2人以外誰もいない。清々しい。

立木に支点を取り懸垂を繰り返す。支点がとれないところは2本のロープを結び一度に小滝を2つ越えていく。F1を下り、取り付きに戻る。気がつくと登攀中は何も食べずに行動していた。ギアを整理しながらランチ休憩。

ルートアイスも夏の沢登りと同じで何処を登るかは自由だ。ルートファインディングして、氷の弱点を探りながら進むのは楽しい。先週は水が出ていたようだが、今回は氷結状態はよかった。オールトップでリードし、とてもよい経験となった。いつか稜線まで詰め上げてみたい。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:210人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら