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Yamareco

記録ID: 7816017
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

鳥取県日野町 根雨駅〜日野川〜塔の峰公園〜根雨宿 オシドリの里

2025年02月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:35
距離
6.5km
登り
95m
下り
96m
歩くペース
ゆっくり
2.02.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:14
休憩
2:22
合計
4:36
距離 6.5km 登り 95m 下り 96m
10:18
1
根雨駅前公衆トイレベンチ
10:19
10:20
7
根雨駅前
10:27
11:14
7
オシドリ観察小屋南
11:21
11:26
5
祇園橋
11:31
11:45
2
根雨神社
11:47
12:15
3
そば道場たたらや
12:18
12:23
6
野田橋
12:29
16
弘法大師像
12:45
12:47
27
塔の峰公園
13:14
13:15
39
日野町歴史民俗資料館
13:54
14:00
2
延暦寺
14:02
14:04
6
根雨駅前(2回目)
14:10
14:33
7
オシドリ観察小屋南(2回目)
14:40
14:48
6
金持テラスひの&まるごう根雨店
14:54
根雨駅
史跡や旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離6.5km、歩行時間2時間15分、歩行数12,100歩、消費カロリー500Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
 岡山駅から特急やくも(全席指定で要予約)に乗車しJR伯備線「根雨」駅で下車。片道1時間45分かかりました。8時13分岡山駅発の便は多少空席がありましたが、15時4分根雨駅発のほうは満席でした。ちなみに、特急やくもは車内販売がありません。また、根雨駅にも売店がないので、飲食物は持参する必要があります。
 今回は直前の天気が良かったので車道には雪がありませんでしたが、通常、この時期はまだノーマルタイヤでは無理です。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありません。歩道の雪はほとんどなくよけて歩けます。雪の上を歩いたのは、「オシドリ観察小屋すぐそこ」の案内板からビニールシートが敷かれた細道の2〜3m、塔の峰公園麓の弘法大師像<写真50>から塔の峰公園の平和観音像<写真53>まで、神社の境内や石段の一部です。新雪は深さ3〜20cm以上はありフカフカで沈みやすく、登山靴でつぼ足で歩きました。
その他周辺情報 「そば道場たたらや」<写真42〜45>は11〜13時半営業で水曜定休です。12時台に貸し切り状態でしたが、口コミを見ると、行列ができることもあるようです。
01岡山駅ホームに入る特急やくも3号…8時13分発の特急やくも3号です。全席指定で事前に予約が必要です。前日にJR西日本のアプリ「WESTER」で予約をとり券売機で特急券と乗車券を受け取っていたので、当日はスムーズに乗車できました。乗車前に動画を撮りました。
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01岡山駅ホームに入る特急やくも3号…8時13分発の特急やくも3号です。全席指定で事前に予約が必要です。前日にJR西日本のアプリ「WESTER」で予約をとり券売機で特急券と乗車券を受け取っていたので、当日はスムーズに乗車できました。乗車前に動画を撮りました。
02駅弁「岡山名物大集合」&「桃太郎の祭ずし」外箱…ミヨシノJR岡山駅構内売店で購入しました。「岡山名物大集合」が税込み1,380円、「桃太郎の祭ずし」が同1,200円。これがこの日の朝食です。今回は山には行かないので、まあこんなもんにしといたろ😁祭ずしは、昔は「ハローキティのまつりずし」だったそうです。
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02駅弁「岡山名物大集合」&「桃太郎の祭ずし」外箱…ミヨシノJR岡山駅構内売店で購入しました。「岡山名物大集合」が税込み1,380円、「桃太郎の祭ずし」が同1,200円。これがこの日の朝食です。今回は山には行かないので、まあこんなもんにしといたろ😁祭ずしは、昔は「ハローキティのまつりずし」だったそうです。
03駅弁「岡山名物大集合」&「桃太郎の祭ずし」中身…「岡山名物大集合」のほうは、新見市にある株式会社ウェルファムフーズ岡山事業所で飼育された森林どり唐揚げ、デミカツ、桃太郎ポークの焼肉風、えびめし、妙に粘り気ともちもち感がある祭ずし、かなり粘り気が強く箸で切れないのでかみついて食べた蒜山(ひるぜん)おこわ、きびだんご、さわらの白醤油焼き、煮物と品数豊富。「桃太郎の祭ずし」は、サワラ、ママカリ、穴子、エビ、タコ、も貝、タケノコなどが入っていました。さすがに、酢飯は粘り気ももちもち感もなかったです。
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03駅弁「岡山名物大集合」&「桃太郎の祭ずし」中身…「岡山名物大集合」のほうは、新見市にある株式会社ウェルファムフーズ岡山事業所で飼育された森林どり唐揚げ、デミカツ、桃太郎ポークの焼肉風、えびめし、妙に粘り気ともちもち感がある祭ずし、かなり粘り気が強く箸で切れないのでかみついて食べた蒜山(ひるぜん)おこわ、きびだんご、さわらの白醤油焼き、煮物と品数豊富。「桃太郎の祭ずし」は、サワラ、ママカリ、穴子、エビ、タコ、も貝、タケノコなどが入っていました。さすがに、酢飯は粘り気ももちもち感もなかったです。
04根雨駅に停車中の特急やくも…9時58分に根雨(ねう)駅に到着。自動車でも列車でも、下を向いているとすぐに酔う連れが朝食直後からぐったり。ホームのトイレに駆け込んだので、待っている間に撮りました。さすが鳥取、雪が積もっています。
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04根雨駅に停車中の特急やくも…9時58分に根雨(ねう)駅に到着。自動車でも列車でも、下を向いているとすぐに酔う連れが朝食直後からぐったり。ホームのトイレに駆け込んだので、待っている間に撮りました。さすが鳥取、雪が積もっています。
05根雨駅ホームの男性用トイレ…広々としてきれいだったのでつい撮ってしまいました。個室が1室しかないのですが、大丈夫なのでしょうか。ちなみに、女性用も広く気持ちよかったので、連れも長居してしまったそうです。幸い、貧血だけでお腹は大丈夫でしたが、まだ歩くのがしんどそうでした。
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05根雨駅ホームの男性用トイレ…広々としてきれいだったのでつい撮ってしまいました。個室が1室しかないのですが、大丈夫なのでしょうか。ちなみに、女性用も広く気持ちよかったので、連れも長居してしまったそうです。幸い、貧血だけでお腹は大丈夫でしたが、まだ歩くのがしんどそうでした。
06根雨駅前公衆トイレ…トイレ前のベンチを出発点とし、少し休憩を取りました。手前の石碑は根雨出身で1904〜1937年にサンフランシスコで活動し「漫画四人書生」などの作品がある画家・漫画家の木山義喬(ヘンリー木山)の顕彰碑です。
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06根雨駅前公衆トイレ…トイレ前のベンチを出発点とし、少し休憩を取りました。手前の石碑は根雨出身で1904〜1937年にサンフランシスコで活動し「漫画四人書生」などの作品がある画家・漫画家の木山義喬(ヘンリー木山)の顕彰碑です。
07根雨駅駅舎…大正11年(1922年)開業当初の木造駅舎です。特急やくもには車内販売がなく、駅構内の売店はなくなってしまったので、飲食物持参で乗車する必要があります。
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07根雨駅駅舎…大正11年(1922年)開業当初の木造駅舎です。特急やくもには車内販売がなく、駅構内の売店はなくなってしまったので、飲食物持参で乗車する必要があります。
08日野町の汚水管マンホールの蓋…大山(だいせん)、町の鳥のオシドリ、町の花のツツジのデザインです。
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08日野町の汚水管マンホールの蓋…大山(だいせん)、町の鳥のオシドリ、町の花のツツジのデザインです。
09オシドリ観察小屋南よりオナガガモ交尾…「オシドリ観察小屋すぐそこ」の案内板からビニールシートが敷かれた細道に入ると、わずかですが積雪箇所がありました。ついたてのある通路に開閉可能な穴があり、この窓から日野川をのぞくと、まず交尾中のオナガガモが見えたので動画を撮りました。
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09オシドリ観察小屋南よりオナガガモ交尾…「オシドリ観察小屋すぐそこ」の案内板からビニールシートが敷かれた細道に入ると、わずかですが積雪箇所がありました。ついたてのある通路に開閉可能な穴があり、この窓から日野川をのぞくと、まず交尾中のオナガガモが見えたので動画を撮りました。
10あくび?するカワウ&オナガガモ♀…窓は高さもバラバラでいくつかあり、見やすい所へ移動。カワウは1羽だけでくつろいでおり、気持ちよさそうに口を開けていました。動画を撮りました。
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10あくび?するカワウ&オナガガモ♀…窓は高さもバラバラでいくつかあり、見やすい所へ移動。カワウは1羽だけでくつろいでおり、気持ちよさそうに口を開けていました。動画を撮りました。
11羽繕いするオシドリ♂…数はそれほどでもありませんが、お目当てのオシドリがいました。冠羽だけでなく頬の羽毛もフサフサです。10時半頃だったので、いなかったら出直そうと思っていました。一応、のぞいてみてよかったです。
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11羽繕いするオシドリ♂…数はそれほどでもありませんが、お目当てのオシドリがいました。冠羽だけでなく頬の羽毛もフサフサです。10時半頃だったので、いなかったら出直そうと思っていました。一応、のぞいてみてよかったです。
12餌を探すオシドリつがい…ついたてがあるので、オシドリたちが安心してこちらに向かって歩いてくるように見えます。歩きながら餌を探しているオスを動画に撮っていると、後ろからメスがついてきました。つがいでしょうか。
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12餌を探すオシドリつがい…ついたてがあるので、オシドリたちが安心してこちらに向かって歩いてくるように見えます。歩きながら餌を探しているオスを動画に撮っていると、後ろからメスがついてきました。つがいでしょうか。
13アオサギ繁殖羽…この日は暖かかったのですが、寒そうに首を縮めていました。胸の飾り羽があごひげのように見えます😅
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13アオサギ繁殖羽…この日は暖かかったのですが、寒そうに首を縮めていました。胸の飾り羽があごひげのように見えます😅
14カワアイサ♀…泳ぐライオン⁉よく見ると、カワアイサのメスでした。顔の羽毛が後ろになびいてたてがみのように見えます。動画を撮りながら探しましたが、オスは見当たりませんでした。カワアイサは初めて見たので、ザックの上に座り込んでぐったりしていた連れが興奮し、その後は立ち上がって望遠鏡であっちこっちのぞいていました。「ありがとう、いい薬です」😊
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14カワアイサ♀…泳ぐライオン⁉よく見ると、カワアイサのメスでした。顔の羽毛が後ろになびいてたてがみのように見えます。動画を撮りながら探しましたが、オスは見当たりませんでした。カワアイサは初めて見たので、ザックの上に座り込んでぐったりしていた連れが興奮し、その後は立ち上がって望遠鏡であっちこっちのぞいていました。「ありがとう、いい薬です」😊
15心霊写真⁉…左端のオスの後ろに別のオスの顔だけが見えています。その右側の茶色いのはオナガガモのメスの胴体のようです。中央奥はオシドリのメスと顔が茶色いオナガガモのオスです。
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15心霊写真⁉…左端のオスの後ろに別のオスの顔だけが見えています。その右側の茶色いのはオナガガモのメスの胴体のようです。中央奥はオシドリのメスと顔が茶色いオナガガモのオスです。
16飛び立つオシドリ♂&オナガガモ♂&トモエガモ♀&オシドリ♀…動画を撮っていると、たまにこうして助走なしで飛び立ちます。オオバンが見たらうらやましがるでしょう😁右から2番目のくちばしの付け根周辺が白っぽいのはトモエガモのメスです。これも初めて見ました。手前にオシドリのメスがいるので違いが分かりやすいです。
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16飛び立つオシドリ♂&オナガガモ♂&トモエガモ♀&オシドリ♀…動画を撮っていると、たまにこうして助走なしで飛び立ちます。オオバンが見たらうらやましがるでしょう😁右から2番目のくちばしの付け根周辺が白っぽいのはトモエガモのメスです。これも初めて見ました。手前にオシドリのメスがいるので違いが分かりやすいです。
17オシドリ群れ&トモエガモ♀&オナガガモ♂…中央奥左向きがトモエガモのメスです。数は少なく、撮れたのはこの個体だけでした。
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17オシドリ群れ&トモエガモ♀&オナガガモ♂…中央奥左向きがトモエガモのメスです。数は少なく、撮れたのはこの個体だけでした。
18集合写真…大きなクリクリ目のメスの顔は特に可愛いです😍ここまではっきり見たのは初めてなのでテンションが上がりました。
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18集合写真…大きなクリクリ目のメスの顔は特に可愛いです😍ここまではっきり見たのは初めてなのでテンションが上がりました。
19集合写真キラキラバージョン…水しぶきキラキラ😊動画の途中からオナガガモが乱入し、コマ送りして見るまでは何が起こったのかよくわかりませんでした。
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19集合写真キラキラバージョン…水しぶきキラキラ😊動画の途中からオナガガモが乱入し、コマ送りして見るまでは何が起こったのかよくわかりませんでした。
20餌を探すキジバト&オナガガモ♀…オシドリたちが餌を探して歩いているところを動画に撮っていると、まさかのキジバト。
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20餌を探すキジバト&オナガガモ♀…オシドリたちが餌を探して歩いているところを動画に撮っていると、まさかのキジバト。
21マガモ♂&オシドリ♂&オナガガモ♀…手前からマガモのオス、オシドリのオス、オナガガモのメスです。こうして見ると、オシドリは他のカモたちに比べて目が大きいのがよくわかります。このどんぐり眼で好物のドングリを探して食べるわけですね😊
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21マガモ♂&オシドリ♂&オナガガモ♀…手前からマガモのオス、オシドリのオス、オナガガモのメスです。こうして見ると、オシドリは他のカモたちに比べて目が大きいのがよくわかります。このどんぐり眼で好物のドングリを探して食べるわけですね😊
22雪の残る対岸にオシドリ♂…対岸にも少しいるのでズームして見ていると、雪の塊デカっ!
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22雪の残る対岸にオシドリ♂…対岸にも少しいるのでズームして見ていると、雪の塊デカっ!
23カルガモの背後でバトル中のオシドリ♂…背後の水しぶきは、ライバルにつっかかっていったオスが立てたものです。手前のカルガモたちは、激しいバトルを完全に無視して素通りしていきました。動画を撮りました。
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23カルガモの背後でバトル中のオシドリ♂…背後の水しぶきは、ライバルにつっかかっていったオスが立てたものです。手前のカルガモたちは、激しいバトルを完全に無視して素通りしていきました。動画を撮りました。
24トモエガモ♂…岡山県内でそれらしきカモを見たことはありますが、はっきり色がわかる姿は初めてです。動画を撮りながらカメラで追ってみました。背後はオナガガモのメスです。
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24トモエガモ♂…岡山県内でそれらしきカモを見たことはありますが、はっきり色がわかる姿は初めてです。動画を撮りながらカメラで追ってみました。背後はオナガガモのメスです。
25トモエガモ♂&オナガガモ♀…右手前は後ろ向きのトモエガモのオス、寝ているのはオナガガモのメスです。大きさがかなり違います。
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25トモエガモ♂&オナガガモ♀…右手前は後ろ向きのトモエガモのオス、寝ているのはオナガガモのメスです。大きさがかなり違います。
26こちらを向いたトモエガモ♂&オナガガモ♀…正面顔はダルマのようでちょっと笑えます😊トモエガモは少なかったのですが、見られてよかったです。
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26こちらを向いたトモエガモ♂&オナガガモ♀…正面顔はダルマのようでちょっと笑えます😊トモエガモは少なかったのですが、見られてよかったです。
27求愛行動中のオシドリ♀…対岸のオシドリの群れを動画に撮りました。中央に下を向いたメスがいますが、これは頭を上げ下げする求愛行動です。もうつがいのようでしたが、カップル成立後もまめに愛情表現するのでしょうか。
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27求愛行動中のオシドリ♀…対岸のオシドリの群れを動画に撮りました。中央に下を向いたメスがいますが、これは頭を上げ下げする求愛行動です。もうつがいのようでしたが、カップル成立後もまめに愛情表現するのでしょうか。
28いちゃつくオシドリつがい&バトル中のオス…左端は<写真27>中央のつがいです。メスの求愛行動にオスが応えて羽繕いしてあげています。そうかと思えば、中央手前はまだ相手が決まらないオスが八つ当たり?くちばしをパカパカしながら、おとなしいオスにつっかかっていきました😅
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28いちゃつくオシドリつがい&バトル中のオス…左端は<写真27>中央のつがいです。メスの求愛行動にオスが応えて羽繕いしてあげています。そうかと思えば、中央手前はまだ相手が決まらないオスが八つ当たり?くちばしをパカパカしながら、おとなしいオスにつっかかっていきました😅
29ふたりの世界…つがいはたいていこうしています。ティファニーの「ふたりの世界」を思い出しました。サビの部分が「オネイサーン」(お姉さん)に聞こえるのが気になっていましたが、「only sound」だったようです。鼻風邪中の連れが歌ったら、見事に「オネイサーン」になりました。「ティファニーさん、鼻詰まっとったんかなあ。」いや、レコーディングのときはピンピンしてはったやろ。知らんけど😅
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29ふたりの世界…つがいはたいていこうしています。ティファニーの「ふたりの世界」を思い出しました。サビの部分が「オネイサーン」(お姉さん)に聞こえるのが気になっていましたが、「only sound」だったようです。鼻風邪中の連れが歌ったら、見事に「オネイサーン」になりました。「ティファニーさん、鼻詰まっとったんかなあ。」いや、レコーディングのときはピンピンしてはったやろ。知らんけど😅
30オシドリのひな壇…対岸の斜面にズラリ。よく見たらけっこういました。
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30オシドリのひな壇…対岸の斜面にズラリ。よく見たらけっこういました。
31オシドリのピラミッド…階級差はあまりなさそうです。ここはみんなお気に入りの場所らしく、14時過ぎに再訪したら、やはりこうでした。
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31オシドリのピラミッド…階級差はあまりなさそうです。ここはみんなお気に入りの場所らしく、14時過ぎに再訪したら、やはりこうでした。
32コガモ♂…1羽だけでした。岡山県南部で1月中に求愛行動を見たことがあります。彼らはそろそろカップリングが終わるかもしれません。
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32コガモ♂…1羽だけでした。岡山県南部で1月中に求愛行動を見たことがあります。彼らはそろそろカップリングが終わるかもしれません。
33祇園橋越しに根雨神社…昭和8年にできた橋で、木造橋を模してつくられています。根雨(ねう)神社<写真35〜41>が昔は祇園社と呼ばれていたので、参道に架かるこの橋を祇園橋というのでしょう。右奥に根雨神社の社殿が見えています。
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33祇園橋越しに根雨神社…昭和8年にできた橋で、木造橋を模してつくられています。根雨(ねう)神社<写真35〜41>が昔は祇園社と呼ばれていたので、参道に架かるこの橋を祇園橋というのでしょう。右奥に根雨神社の社殿が見えています。
34板井原川の石積堤防&祇園橋…橋を渡り、板井原川の畔に下りようとしたら、坂道にところどころ雪が残っていました。これを見た連れ、ショック療法で完全復活😁雪の少ない箇所を選んで無事に石積堤防まで下りると、祇園橋を見上げてみました。この川の水を町内に引き入れているそうです。根雨宿(ねうしゅく)を歩いていると、道沿いに用水路がありました。
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34板井原川の石積堤防&祇園橋…橋を渡り、板井原川の畔に下りようとしたら、坂道にところどころ雪が残っていました。これを見た連れ、ショック療法で完全復活😁雪の少ない箇所を選んで無事に石積堤防まで下りると、祇園橋を見上げてみました。この川の水を町内に引き入れているそうです。根雨宿(ねうしゅく)を歩いていると、道沿いに用水路がありました。
35根雨神社鳥居…鳥居の奥の石段が唯一の参道のようです。雪はところどころで、よけて通れました。
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35根雨神社鳥居…鳥居の奥の石段が唯一の参道のようです。雪はところどころで、よけて通れました。
36根雨神社随身門&雪に覆われた境内…石段を上るとそこは雪国だった😅右端に足跡があったので、辿って歩きました。登山靴でよかったです。
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36根雨神社随身門&雪に覆われた境内…石段を上るとそこは雪国だった😅右端に足跡があったので、辿って歩きました。登山靴でよかったです。
37根雨神社拝殿…ご祭神は牛頭天王(ごずてんのう)などです。創建年代は不明ですが、かなり古い神社だろうと考えられています。昭和8年に周辺の神社を合祀して社殿を新築しました。
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37根雨神社拝殿…ご祭神は牛頭天王(ごずてんのう)などです。創建年代は不明ですが、かなり古い神社だろうと考えられています。昭和8年に周辺の神社を合祀して社殿を新築しました。
38根雨神社本殿裏のご神木?…本殿<写真40>の裏にしめ縄が張られた木がありました。あまり大きな木ではありませんが、幹が右にある岩をくわえるように生長しています。どうやら、この岩が影面石(かげともいし)<写真41>という磐座のようです。
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38根雨神社本殿裏のご神木?…本殿<写真40>の裏にしめ縄が張られた木がありました。あまり大きな木ではありませんが、幹が右にある岩をくわえるように生長しています。どうやら、この岩が影面石(かげともいし)<写真41>という磐座のようです。
39根雨神社古い狛犬…ご神木?<写真38>の左にありました。お役御免となった狛犬をまとめてあるようです。
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39根雨神社古い狛犬…ご神木?<写真38>の左にありました。お役御免となった狛犬をまとめてあるようです。
40根雨神社本殿…通路は雪をよけて歩けますが、狭いので本殿全体を写すのが大変でした。拝殿<写真37>の前まで戻って歩きながら動画を撮りました。
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40根雨神社本殿…通路は雪をよけて歩けますが、狭いので本殿全体を写すのが大変でした。拝殿<写真37>の前まで戻って歩きながら動画を撮りました。
41根雨神社影面石(かげともいし)…手前に木枠のようなものがあり、囲いの奥にほぼ直方体の岩が見えました。見えにくいですが、左がご神木?<写真38>の幹です。鳥取県神社庁のHPによれば、この岩の対角線が南を指しており、周囲に環状石柱の名残と方形卓状の石もあるそうです。さすがに囲いの中には入れないのでわかりませんでした。
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41根雨神社影面石(かげともいし)…手前に木枠のようなものがあり、囲いの奥にほぼ直方体の岩が見えました。見えにくいですが、左がご神木?<写真38>の幹です。鳥取県神社庁のHPによれば、この岩の対角線が南を指しており、周囲に環状石柱の名残と方形卓状の石もあるそうです。さすがに囲いの中には入れないのでわかりませんでした。
42「そば道場たたらや」外観…営業時間は11〜13時半、水曜定休です。「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019」掲載店で、日によっては行列ができるそうです。近所に駐車場がありますが、10台分もありません。
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42「そば道場たたらや」外観…営業時間は11〜13時半、水曜定休です。「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019」掲載店で、日によっては行列ができるそうです。近所に駐車場がありますが、10台分もありません。
43「そば道場たたらや」そば湯…12時前でしたが、客は我々だけでした。ストーブの側のテーブルにつくと、まずそば湯が出てきました。かなり濃厚で、湯呑みの底に溶けかけの片栗粉のようにとろとろしたものが溜まっていました。おかわり自由だそうですが、十分でした。湯気を動画に撮りました。
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43「そば道場たたらや」そば湯…12時前でしたが、客は我々だけでした。ストーブの側のテーブルにつくと、まずそば湯が出てきました。かなり濃厚で、湯呑みの底に溶けかけの片栗粉のようにとろとろしたものが溜まっていました。おかわり自由だそうですが、十分でした。湯気を動画に撮りました。
44「そば道場たたらや」なめこそば…そばが見えないほど大量のなめこが😮甘めのそばつゆをよく吸ったそばの風味はわかりませんでした😅これも湯気が出ていたので動画を撮りました。
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44「そば道場たたらや」なめこそば…そばが見えないほど大量のなめこが😮甘めのそばつゆをよく吸ったそばの風味はわかりませんでした😅これも湯気が出ていたので動画を撮りました。
45「そば道場たたらや」ざるそば…かなり色白のそばを一口すすった連れが「お水の味がする。」冷水でしめてあり、そばの表面が水でコーティングされたようになっています。そのせいか、そばの味はわかりません。そばつゆは濃いめですが風味はよく、そばを全部浸して食べてちょうどでした。わさびや大根おろし、ネギはどれもかなりピリッとしており、新鮮でした。我々はそば通とは真逆の好みで、十割か殻ごと挽いてある色の濃いそばでないと風味がわからないので、近所のスーパーの29円の年越しそばが一番おいしいと思ってしまいます。ミシュラン掲載の名店はちょっと😅
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45「そば道場たたらや」ざるそば…かなり色白のそばを一口すすった連れが「お水の味がする。」冷水でしめてあり、そばの表面が水でコーティングされたようになっています。そのせいか、そばの味はわかりません。そばつゆは濃いめですが風味はよく、そばを全部浸して食べてちょうどでした。わさびや大根おろし、ネギはどれもかなりピリッとしており、新鮮でした。我々はそば通とは真逆の好みで、十割か殻ごと挽いてある色の濃いそばでないと風味がわからないので、近所のスーパーの29円の年越しそばが一番おいしいと思ってしまいます。ミシュラン掲載の名店はちょっと😅
46野田橋より求愛行動中のオシドリ♂…野田橋もオシドリ観察スポットのひとつで、川に十数羽いるのが見えました。中央のオスはくちばしを水につけて跳ね上げる求愛行動中です。この時期はカップリングが盛んで、興奮するとメスがいなくても反射的にやってしまうようにも見えました。左手前のオスは、風で後頭部が残念なことに😅
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46野田橋より求愛行動中のオシドリ♂…野田橋もオシドリ観察スポットのひとつで、川に十数羽いるのが見えました。中央のオスはくちばしを水につけて跳ね上げる求愛行動中です。この時期はカップリングが盛んで、興奮するとメスがいなくても反射的にやってしまうようにも見えました。左手前のオスは、風で後頭部が残念なことに😅
47こちらに背を向けて求愛行動中のオシドリ♂…手前のオスも求愛行動中です。首の羽毛を横に広げて大きく見せていますが、後ろから見るとまた残念な姿に😅動画では、求愛行動中に尾羽を左右に振っているのがわかりやすいです。
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47こちらに背を向けて求愛行動中のオシドリ♂…手前のオスも求愛行動中です。首の羽毛を横に広げて大きく見せていますが、後ろから見るとまた残念な姿に😅動画では、求愛行動中に尾羽を左右に振っているのがわかりやすいです。
48モヒカン頭…羽繕いしているだけですが、頭がモヒカンチック😅動画に映っているオスの姿は、なかなかおもしろかったです。周辺にはマガモのオスやホシハジロのオスもいました。
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48モヒカン頭…羽繕いしているだけですが、頭がモヒカンチック😅動画に映っているオスの姿は、なかなかおもしろかったです。周辺にはマガモのオスやホシハジロのオスもいました。
49新四国八十八ヶ所霊場第四十五番岩屋寺…歩道の雪は車道側によけられており、道の反対側に渡るには、高さ30cm程の雪を乗り越えなければなりませんでした。小さなお堂の中には、左に台座に「四十五番 岩屋」などと彫られた弘法大師像、右に岩屋寺のご本尊である不動明王像がありました。これはおそらく、昭和10年代につくられた新四国八十八ヶ所霊場の札所のひとつでしょう。
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49新四国八十八ヶ所霊場第四十五番岩屋寺…歩道の雪は車道側によけられており、道の反対側に渡るには、高さ30cm程の雪を乗り越えなければなりませんでした。小さなお堂の中には、左に台座に「四十五番 岩屋」などと彫られた弘法大師像、右に岩屋寺のご本尊である不動明王像がありました。これはおそらく、昭和10年代につくられた新四国八十八ヶ所霊場の札所のひとつでしょう。
50弘法大師像…高さ数十cmの雪を乗り越えて歩道に入るのに四苦八苦。フカフカなので沈むわ滑るわで大変でした。やっと弘法大師像の前まで来ると、連れが妙にお顔をジロジロ。「気のせいやと思うんやけど、さっき、大口開けて笑ぅてはった。」病院行くか?
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50弘法大師像…高さ数十cmの雪を乗り越えて歩道に入るのに四苦八苦。フカフカなので沈むわ滑るわで大変でした。やっと弘法大師像の前まで来ると、連れが妙にお顔をジロジロ。「気のせいやと思うんやけど、さっき、大口開けて笑ぅてはった。」病院行くか?
51塔の峰公園で雪山デビュー⁈の♪ヨタヨタの一年生…弘法大師像<写真50>から雪の坂道を上りました。積雪1cmで交通がマヒする所で育った連れは、雪があるとほぼ確実に転びます。新雪の上は人生初で、フカフカの雪に滑り、足が埋まって抜けなくなり、それでも「雪山デビューや!」とハイテンション😅歩く様子を動画に撮りました。♪ヨタヨタの一年生😁あのCMを覚えている人ももう少ないでしょう。
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51塔の峰公園で雪山デビュー⁈の♪ヨタヨタの一年生…弘法大師像<写真50>から雪の坂道を上りました。積雪1cmで交通がマヒする所で育った連れは、雪があるとほぼ確実に転びます。新雪の上は人生初で、フカフカの雪に滑り、足が埋まって抜けなくなり、それでも「雪山デビューや!」とハイテンション😅歩く様子を動画に撮りました。♪ヨタヨタの一年生😁あのCMを覚えている人ももう少ないでしょう。
52塔の峰公園遊歩道より熊ヶ山&大山…振り返ると、北北東方面に左手前に熊ヶ山(くまがせん)、中央に大山(だいせん)が見えました。動画も撮りました。
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52塔の峰公園遊歩道より熊ヶ山&大山…振り返ると、北北東方面に左手前に熊ヶ山(くまがせん)、中央に大山(だいせん)が見えました。動画も撮りました。
53塔の峰公園平和観音像…深さ3〜20cm以上の坂道(一部は階段が雪に埋もれた坂)を上り、雪に覆われた公園に到着。平安末期の武将・長谷部信連が京の都を偲び「多武の峰」と名付けたとされています。昭和7年に桜を植樹し公園としました。昭和29年には彫刻家辻晋堂作の平和観音像が設置されました。
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53塔の峰公園平和観音像…深さ3〜20cm以上の坂道(一部は階段が雪に埋もれた坂)を上り、雪に覆われた公園に到着。平安末期の武将・長谷部信連が京の都を偲び「多武の峰」と名付けたとされています。昭和7年に桜を植樹し公園としました。昭和29年には彫刻家辻晋堂作の平和観音像が設置されました。
54塔の峰公園より大山&烏ヶ山…桜の木の横から北北東方面に左に大山(だいせん)、右に烏ヶ山(からすがせん)のツーショットが見えました。道がよくわからないので来た道を引き返し、雪のない歩道橋を渡り雪がほとんどない階段を下りて舗装道路に下りました。連れが転ばずに歩けたのは奇跡です。
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54塔の峰公園より大山&烏ヶ山…桜の木の横から北北東方面に左に大山(だいせん)、右に烏ヶ山(からすがせん)のツーショットが見えました。道がよくわからないので来た道を引き返し、雪のない歩道橋を渡り雪がほとんどない階段を下りて舗装道路に下りました。連れが転ばずに歩けたのは奇跡です。
55根雨宿の水舟…昭和30年代に上水道が整備されるまで利用されていた水槽で、蛇口から湧水が出ます。現在残っているのは2か所だけだそうです。
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55根雨宿の水舟…昭和30年代に上水道が整備されるまで利用されていた水槽で、蛇口から湧水が出ます。現在残っているのは2か所だけだそうです。
56近藤家住宅…大近藤家ともいいます。鳥取県指定保護文化財で、元治元年(1864年)建築で二階建ての町家としては県内最古の主屋をはじめ、江戸時代後期から明治期に建築された土蔵や離れがあります。近藤家は近世から近代にかけてたたら製鉄や林業で栄え、地元の文化や産業の発展に寄与した根雨を代表する旧家です。残念ながら、内部は非公開です。後で少し戻って歩きながら動画も撮りました。
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56近藤家住宅…大近藤家ともいいます。鳥取県指定保護文化財で、元治元年(1864年)建築で二階建ての町家としては県内最古の主屋をはじめ、江戸時代後期から明治期に建築された土蔵や離れがあります。近藤家は近世から近代にかけてたたら製鉄や林業で栄え、地元の文化や産業の発展に寄与した根雨を代表する旧家です。残念ながら、内部は非公開です。後で少し戻って歩きながら動画も撮りました。
57日野町公舎(出店近藤)…近藤家の分家で明治元年の建築です。現在は日野町公舎として自治会の集会などに利用されています。また、建物の一部が「たたらの楽校根雨楽舎」となっており、予約すればたたら製鉄に関する展示物などが見学できます。
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57日野町公舎(出店近藤)…近藤家の分家で明治元年の建築です。現在は日野町公舎として自治会の集会などに利用されています。また、建物の一部が「たたらの楽校根雨楽舎」となっており、予約すればたたら製鉄に関する展示物などが見学できます。
58坊主石…雪の上に足跡がある階段を上り、南側の雪に覆われた広場から振り返ると、これがありました。直径40cm程だったでしょうか。昭和58年の道路工事の際、薮津橋下流の水田(日野町下菅)で発見されました。この石は江戸末期のたたら炉床(才ノ原たたら跡)の基礎だったもので、現存するのはこの2つのみです。
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58坊主石…雪の上に足跡がある階段を上り、南側の雪に覆われた広場から振り返ると、これがありました。直径40cm程だったでしょうか。昭和58年の道路工事の際、薮津橋下流の水田(日野町下菅)で発見されました。この石は江戸末期のたたら炉床(才ノ原たたら跡)の基礎だったもので、現存するのはこの2つのみです。
59日野町歴史民俗資料館…深さ10cm程の新雪の上を歩きました。玄関前の足跡は我々のものです。1940年、たたら製鉄で財を成した近藤家が、根雨公会堂として根雨町(現日野町)に寄贈した建物で、国登録有形文化財です。正面上部のマークは根雨の「ネ」と、文化の「文」を組み合わせたものです。入館は予約が必要で、今回は外観の見学だけにしました。
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59日野町歴史民俗資料館…深さ10cm程の新雪の上を歩きました。玄関前の足跡は我々のものです。1940年、たたら製鉄で財を成した近藤家が、根雨公会堂として根雨町(現日野町)に寄贈した建物で、国登録有形文化財です。正面上部のマークは根雨の「ネ」と、文化の「文」を組み合わせたものです。入館は予約が必要で、今回は外観の見学だけにしました。
60旧八幡神社狛犬越しに拝殿…さらにフカフカ雪の上を歩いて旧八幡神社鳥居へ。木が茂っていたためか、ここの石段だけはなぜか雪がなく、歩きやすかったです。左手前の苔むしたのは狛犬で、完全に横倒しでした。住宅地の側なので参拝しやすいはずですが、もっといい場所にでも遷座されたのでしょう。
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60旧八幡神社狛犬越しに拝殿…さらにフカフカ雪の上を歩いて旧八幡神社鳥居へ。木が茂っていたためか、ここの石段だけはなぜか雪がなく、歩きやすかったです。左手前の苔むしたのは狛犬で、完全に横倒しでした。住宅地の側なので参拝しやすいはずですが、もっといい場所にでも遷座されたのでしょう。
61旧八幡神社本殿…あまり大きくはありませんが、幣が新しそうで、まだ大切にされているようでした。
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61旧八幡神社本殿…あまり大きくはありませんが、幣が新しそうで、まだ大切にされているようでした。
62根雨宿本陣の門…根雨宿(ねうしゅく)本陣職の梅林家の門です。住宅のほうは取り壊され、この門だけがここに移築されました。
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62根雨宿本陣の門…根雨宿(ねうしゅく)本陣職の梅林家の門です。住宅のほうは取り壊され、この門だけがここに移築されました。
63旧山陰合同銀行根雨支店…昭和4年の建築物で、この周辺では珍しい洋風のデザインです。山陰合同銀行から日野町に無償譲渡されました。
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63旧山陰合同銀行根雨支店…昭和4年の建築物で、この周辺では珍しい洋風のデザインです。山陰合同銀行から日野町に無償譲渡されました。
64木島玩具店前おもちゃの展示…ピカチュウやきかんしゃトーマスなど比較的新しいおもちゃが展示されていました。店内には昭和のおもちゃがたくさんあるそうですが、日曜定休で入れませんでした。隣接の木島写真ギャラリーには、昭和20年代から40年代の根雨の町並みなどの写真が展示されています。
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64木島玩具店前おもちゃの展示…ピカチュウやきかんしゃトーマスなど比較的新しいおもちゃが展示されていました。店内には昭和のおもちゃがたくさんあるそうですが、日曜定休で入れませんでした。隣接の木島写真ギャラリーには、昭和20年代から40年代の根雨の町並みなどの写真が展示されています。
65お茶屋おがた前ひな人形…元本陣職で後に茶屋を開業、奥には本陣時代の庭があるそうです。ここは第一・三日曜定休で、やはり入れず😅
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65お茶屋おがた前ひな人形…元本陣職で後に茶屋を開業、奥には本陣時代の庭があるそうです。ここは第一・三日曜定休で、やはり入れず😅
66お茶屋おがた前オシドリの絵の壺…「根雨宿まちかど美術館」と書かれており、湯呑みなどの展示物がありました。
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66お茶屋おがた前オシドリの絵の壺…「根雨宿まちかど美術館」と書かれており、湯呑みなどの展示物がありました。
67勝瀬家&酒近藤家…左が勝瀬家、右が酒近藤家で、どちらも近藤家の分家です。勝瀬家のほうには表札がありました。
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67勝瀬家&酒近藤家…左が勝瀬家、右が酒近藤家で、どちらも近藤家の分家です。勝瀬家のほうには表札がありました。
68根雨宿本陣跡…根雨宿(ねうしゅく)本陣職の梅林家があった所です。住宅は解体され、門<写真62>だけが移築されて残っています。
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68根雨宿本陣跡…根雨宿(ねうしゅく)本陣職の梅林家があった所です。住宅は解体され、門<写真62>だけが移築されて残っています。
69水琴窟…根雨宿(ねうしゅく)名物で、あっちこっちにあります。上から水を注ぐと、水が滴るきれいな音が響きます。ただし、どれもひしゃくがないので音は鑑賞できず😅
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69水琴窟…根雨宿(ねうしゅく)名物で、あっちこっちにあります。上から水を注ぐと、水が滴るきれいな音が響きます。ただし、どれもひしゃくがないので音は鑑賞できず😅
70鳥居越しに稲荷神社&旧権現神社?…深さ数cmの雪が積もった階段についていた足跡は途中でなくなりました。参拝諦めたんかい😅赤い鳥居の奥が稲荷神社、右が権現神社でしょうか。引き返す途中、階段の北側に遊具のある小さな公園が見えました。昭和57年8月にできた「ごんげんさんゆうえんち」でした。そちらには足跡のある別の道がありました。階段の足跡の主は、遊具で遊びたくて途中で公園に入ったようです。
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70鳥居越しに稲荷神社&旧権現神社?…深さ数cmの雪が積もった階段についていた足跡は途中でなくなりました。参拝諦めたんかい😅赤い鳥居の奥が稲荷神社、右が権現神社でしょうか。引き返す途中、階段の北側に遊具のある小さな公園が見えました。昭和57年8月にできた「ごんげんさんゆうえんち」でした。そちらには足跡のある別の道がありました。階段の足跡の主は、遊具で遊びたくて途中で公園に入ったようです。
71雪の壁越しに延暦寺本堂…元々は宝仏山中にありましたが、平安末期の武将・長谷部信連が本尊を移し比叡山延暦寺になぞらえて創建、江戸初期に現在地に移転し曹洞宗に改宗したといわれています。高さ70cm程の雪の壁は、右からまわり込むと雪をよけて普通に歩けました。
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71雪の壁越しに延暦寺本堂…元々は宝仏山中にありましたが、平安末期の武将・長谷部信連が本尊を移し比叡山延暦寺になぞらえて創建、江戸初期に現在地に移転し曹洞宗に改宗したといわれています。高さ70cm程の雪の壁は、右からまわり込むと雪をよけて普通に歩けました。
72延暦寺施無畏廟越しに大山&烏ヶ山…観音像?の台座に「施無畏廟」と彫られていました。小さくてわかりにくいですが、北北東方面に左に大山(だいせん)、右に烏ヶ山(からすがせん)のツーショットが見えました。
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72延暦寺施無畏廟越しに大山&烏ヶ山…観音像?の台座に「施無畏廟」と彫られていました。小さくてわかりにくいですが、北北東方面に左に大山(だいせん)、右に烏ヶ山(からすがせん)のツーショットが見えました。
73生田長江の碑…国道181号線を北東に進むと、貝原に生誕地碑があります。明治から昭和初めにかけて活躍した評論家・翻訳家・小説家ですが、災害や戦争により作品の多くが失われてしまいました。ニーチェやマルクスの著書を翻訳したり、平塚らいてうに青鞜社の結成を勧めたりするなど、当時の日本社会に大きな影響を与えました。門下には詩人の佐藤春夫や「浪花節だよ人生は」などで知られる作詞家の藤田まさとなどがいます。
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73生田長江の碑…国道181号線を北東に進むと、貝原に生誕地碑があります。明治から昭和初めにかけて活躍した評論家・翻訳家・小説家ですが、災害や戦争により作品の多くが失われてしまいました。ニーチェやマルクスの著書を翻訳したり、平塚らいてうに青鞜社の結成を勧めたりするなど、当時の日本社会に大きな影響を与えました。門下には詩人の佐藤春夫や「浪花節だよ人生は」などで知られる作詞家の藤田まさとなどがいます。
74延暦寺観音堂&新四国八十八ヶ所霊場札所?…雪の上に下りました。手前はおそらく、昭和10年代の新四国八十八ヶ所霊場の札所のひとつでしょう。奥は観音堂です。
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74延暦寺観音堂&新四国八十八ヶ所霊場札所?…雪の上に下りました。手前はおそらく、昭和10年代の新四国八十八ヶ所霊場の札所のひとつでしょう。奥は観音堂です。
75新四国八十八ヶ所霊場第十九番立江寺…やはり雪の上です。左手前の弘法大師像の台座に「十九番」と彫られているので、これも新四国八十八ヶ所霊場の札所だと思います。
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75新四国八十八ヶ所霊場第十九番立江寺…やはり雪の上です。左手前の弘法大師像の台座に「十九番」と彫られているので、これも新四国八十八ヶ所霊場の札所だと思います。
76根雨駅を出発する特急やくも…根雨駅前まで戻ってくると、フェンスの向こうに特急やくもが停車中。発車の様子を動画に撮りました。
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76根雨駅を出発する特急やくも…根雨駅前まで戻ってくると、フェンスの向こうに特急やくもが停車中。発車の様子を動画に撮りました。
77オシドリ観察小屋南より水浴びするオシドリ♂…14時過ぎに再びオシドリを見に観察小屋南の通路へ。右奥のオスは水浴び中です。ここは川の流れが速く、それに合わせるかのようにせわしく羽繕いしていました。動画を撮りました。
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77オシドリ観察小屋南より水浴びするオシドリ♂…14時過ぎに再びオシドリを見に観察小屋南の通路へ。右奥のオスは水浴び中です。ここは川の流れが速く、それに合わせるかのようにせわしく羽繕いしていました。動画を撮りました。
78カイカイするオシドリ♂…こちらは流れが穏やかで、オシドリもなぜかのんびり。足で顔をかいているのが気持ちよさそうで癒されました😍これも動画です。
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78カイカイするオシドリ♂…こちらは流れが穏やかで、オシドリもなぜかのんびり。足で顔をかいているのが気持ちよさそうで癒されました😍これも動画です。
79対岸オシドリ群れ…対岸には午前中よりも多くのオシドリたちがいました。せっかくなので左から右端まで動画を撮りました。午前中のほうが活発に動いていました。
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79対岸オシドリ群れ…対岸には午前中よりも多くのオシドリたちがいました。せっかくなので左から右端まで動画を撮りました。午前中のほうが活発に動いていました。
80流されながら羽繕いするオシドリ♀…わかりにくいですが、左は背中を羽繕い中のメスです。動画を撮っていると、右へと流されていき、なぜか途中で元の位置に戻りましたが、また流されていました😅
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80流されながら羽繕いするオシドリ♀…わかりにくいですが、左は背中を羽繕い中のメスです。動画を撮っていると、右へと流されていき、なぜか途中で元の位置に戻りましたが、また流されていました😅
81うとうとするオシドリ…半分目を閉じています。15時頃に始まる夕食争奪戦に備えてひと休み?
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81うとうとするオシドリ…半分目を閉じています。15時頃に始まる夕食争奪戦に備えてひと休み?
82根雨駅スタンプ…窓口前にオリジナルのスタンプ台紙があったので、連れが押してきました。観光列車「WEST EXPRESS 銀河」は3月21日から5月28日まで京都と出雲市の間を運行する予定です。根雨駅スタンプはオシドリと金持(かもち)神社のデザインでした。
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82根雨駅スタンプ…窓口前にオリジナルのスタンプ台紙があったので、連れが押してきました。観光列車「WEST EXPRESS 銀河」は3月21日から5月28日まで京都と出雲市の間を運行する予定です。根雨駅スタンプはオシドリと金持(かもち)神社のデザインでした。
83根雨駅ホームよりローソン・ポプラ日野根雨店&大山&烏ヶ山…根雨駅のホームで特急やくもを待つ間に撮りました。左にポプラの既存店を改装し、ローソン店舗の品とポプラの人気商品「ポプ弁」を加えたローソン・ポプラの店舗、右奥に大山(だいせん)と烏ヶ山(からすがせん)が見えています。
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83根雨駅ホームよりローソン・ポプラ日野根雨店&大山&烏ヶ山…根雨駅のホームで特急やくもを待つ間に撮りました。左にポプラの既存店を改装し、ローソン店舗の品とポプラの人気商品「ポプ弁」を加えたローソン・ポプラの店舗、右奥に大山(だいせん)と烏ヶ山(からすがせん)が見えています。
84「花手巻洋風」&「紅ずわい&かにかま」&「やりいか姿にぎり」…根雨駅前のスーパーで購入した夕食です。これで1,500円程でした。やりいかはやわらかく新鮮で、下に敷いてあった大葉と別に食べればよかったと後悔😅紅ずわいは少なかったので風味がわからず😅期待していなかったのでこれでも十分です😊今回は連れは窓の外を見ながら早めに食べ終わったので、酔わずにすみました。
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84「花手巻洋風」&「紅ずわい&かにかま」&「やりいか姿にぎり」…根雨駅前のスーパーで購入した夕食です。これで1,500円程でした。やりいかはやわらかく新鮮で、下に敷いてあった大葉と別に食べればよかったと後悔😅紅ずわいは少なかったので風味がわからず😅期待していなかったのでこれでも十分です😊今回は連れは窓の外を見ながら早めに食べ終わったので、酔わずにすみました。
85岡山駅ホームに停車中の土讃線特急南風19号(きいろいアンパンマン列車)…あかいアンパンマン列車もありますが、この日は見られませんでした。車体に描かれたキャラクターを動画に撮りました。
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85岡山駅ホームに停車中の土讃線特急南風19号(きいろいアンパンマン列車)…あかいアンパンマン列車もありますが、この日は見られませんでした。車体に描かれたキャラクターを動画に撮りました。
86岡山駅ホームに停車中の大阪・関西万博ラッピング列車…2025年10月13日まで運行されます。岡山県内では、山陽本線、赤穂線、伯備線の一部区間です。
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86岡山駅ホームに停車中の大阪・関西万博ラッピング列車…2025年10月13日まで運行されます。岡山県内では、山陽本線、赤穂線、伯備線の一部区間です。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 手袋(防水加工) 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター) 着替え(登山用ズボンと下着)

感想

 今回、鳥取県の南西部に位置する日野町根雨(ねう)を訪問しました。日野町の中心地ですが、鳥取県のガイドブックには情報があまり掲載されておらず、一般的にはそれほど知られている地域ではありません。しかし、古くから栄え、平安時代に京文化が伝えられ、戦国時代には尼子(あまご)氏と毛利氏の戦場となり、江戸時代には出雲街道の宿場町として発展、明治時代までたたら製鉄が盛んな地域でした。今でも史跡が多く遺る街ですが、日曜日にもかかわらず観光客らしき方にお会いすることはありませんでした。しかし、我々のような野鳥愛好家にとっては、根雨地域を流れる日野川はバードサンクチュアリとして憧れの地であり、今回、念願叶っての訪問となりました。
 実は、1週間前に予定していたのですが、今期最強の寒波となってしまい、今回も直前まで天気が悪そうで心配していました。なぜか日曜のこの日だけが晴れで気温が高く風も弱かったので、こんなチャンスはもうないかもと喜び勇んで出発。
 以下、根雨の魅力をレポートします。

【新型273系「特急やくも」で根雨へ】
 ノーマルタイヤしか持っていないので、今回は自動車ではなく、岡山駅から根雨駅まで2024年4月6日にデビューした新型273系「特急やくも」<写真01>を利用しました。全席指定で事前に予約が必要です。前日にJR西日本のアプリ「WESTER」で予約をとり券売機で特急券と乗車券を受け取っていたので、当日はスムーズに乗車できました。
 実は、この新型やくもがデビューする前の2024年3月16日に仕事で島根県松江市を訪れた際に、昭和から令和まで時代を超えて走り続け日本で最後まで残った国鉄時代の車両である旧型381系「特急やくも」に乗車しました。この旧型381系は、車体に軽量化と低重心化を施した当時の国鉄で初めてとなる自然振り子式を採用し、カーブ通過時に発生する遠心力を利用して車体を傾けることで、速度を保ったまま走行できました。しかし、通常の列車では感じない独特の揺れを生じ、乗り物酔いをする乗客が後を絶ちませんでした。自分は大丈夫でしたが…😅そのため、車内の座席や洗面所には、他の列車にはなかったエチケット袋が常備されていました。
 ところが、今回初めて乗車した新型273系は、旧型381系と比べデザインや内部環境も含めかなり様変わりし、旧型を知る自分にとっては驚くほど快適でした。車内チャイムには山陰ゆかりの人気バンド「Official 髭男 dism」の楽曲が使用され、どの世代にも違和感なく車内放送が聴ける工夫もされていました。座席もグリーン車のようにゆとりがあるため前後の人の存在も気にならず、乗車中ずっとリラックスすることができました。また、「車上型の制御付自然振り子方式」を採用し、あらかじめ登録しておいた曲線データと走行地点のデータを照合し最適なタイミングで車体を傾斜させることで揺れが少なくなり、乗り物酔い評価指数が最大23%改善したそうです。しかし、理由は後述しますが、連れはこれでも酔ってぐったりしていました😓
 8時13分岡山駅発の便でしたので、乗車前に岡山駅構内2FにあるミヨシノJR岡山駅構内売店で「岡山名物大集合」と「桃太郎の祭ずし」<写真02,03>を購入しました。朝食にしては豪華な弁当でしたが、毎朝朝食をしっかりとる我々にとっては、「今朝はこんなもんにしといたろか」と余裕の弁(当)です😁乗車後すぐに食べ始めましたが、自動車でも列車でも、下を向いているとすぐに酔う連れが朝食直後からぐったり。鼻風邪をひいていたのもよくなかったようです。
 根雨駅に着くと、まずホームから直接入れるトイレを利用しました。大正11年(1922年)開業当初の木造駅舎ですが、トイレ<写真05>はウォシュレット便座でとても綺麗でした。仕切りが一切なく一つの空間となっており、まるでユニットバスのような斬新なトイレでした。ちなみに駅の外にもトイレ<写真06>がありますが、これは普通の公衆トイレでした。貧血を起こした連れがここのベンチで少し休憩をとり、予定よりゆっくりスタート。
 ちなみに、特急やくもには車内販売がなく、根雨駅構内の売店はなくなってしまったので、飲食物持参で乗車する必要があります。帰りは、駅の北側にある「金持テラスひの」では弁当の販売がなかったので、隣のスーパー「まるごう根雨店」でお寿司<写真84>を購入し、特急やくもの車内で夕食としました。今まで食べた鳥取県の寿司やお刺身などの魚料理は鮮度が高くおいしいのが常でした。根雨は海(山陰海岸)から離れている内陸地であり、しかもスーパーで売っているものなので、あまり期待はしていませんでしたが、いざ食べてみると、思ったよりもクオリティーが高く、お値段以上でした😊
 今回のツアーでは交通手段として鉄道を利用し、その空間を利用するのも楽しいと感じることができました。

【オシドリのメッカ!根雨の日野川】
 地名を入れずに「オシドリ 飛来」でネット検索してみると、日野町根雨の日野川に飛来するオシドリ情報がたくさん出てきます。オシドリ好きの我々は、前からずっと根雨のことが気になっていたのですが、家から約130kmもの距離があり、雪深い地域への冬の訪問を躊躇していました。ところが、特急やくもでアプローチすると、岡山駅からわずか1時間45分程で根雨駅に着くことがわかり、しかも根雨駅から徒歩10分程の所に観察スポットがあることを知り、かねてより根雨ツアー計画を練っていました。あとは天候次第でした。鳥取県全域にわたって2月上旬は、積雪30〜40cmという大雪に見舞われ、しかも1週間以上雪が降る予報が出ており、平均気温がどの日も0℃前後と、今年の訪問も半ば諦めモードでした。ところが、訪問した日の2日前の「オシドリ観察小屋周辺の天気」で、この日の天気が突然晴れに変わり、気温が0〜9℃、しかも風が弱いと好転したので、この日しかないだろうと訪問を決めました。
 事前に調べておきましたが、日野川にオシドリ観察小屋があり、根雨駅からいくつか道標があります。開館時間は7〜17時で第2・4水曜は休館、19歳以上は入館料300円が必要です。雨風はしのげますし、椅子に座ってゆっくり観察できるようです。小屋から発信された情報によると観察に適した条件は、天候は曇り、雨または雪で、観察時間は7〜9時または15〜17時だそうです。
 「オシドリ観察小屋すぐそこ」の案内板からビニールシートが敷かれた細道に入ると、わずかですが積雪箇所がありました。ついたてのある通路に開閉可能な窓があり、オープンな場所なら絶対に逃げ去るであろう距離でも野鳥たちの日常の営みが見られました。観察小屋まで行かなくても十分見られるので、結局、立ったり中腰になったりしながらここで粘りました。常連さん?は折りたたみ椅子持参でした。
 野鳥観察を続けていると、やがて夢にまで見たオシドリの群れを見ることができました。普段は警戒心が強いのですが、ついたてのおかげもありみんなリラックスしており、自由奔放に動き回っている姿に時が経つのを忘れて見入っていました。詳細は写真や動画で紹介していますが、求愛したり、オス同士がけんかしたり、つがいがいちゃついていたりとなかなか活発に動いていました。また、数は少なかったのですが、トモエガモやカワアイサも見られました。10時半頃から45分程いましたが、その間に観察小屋のほうから歩いてこられる方々を数人お見かけしました。
 14時過ぎに再訪した際には、対岸にさらにオシドリが集まっており、少なくとも100羽はいました。根雨駅前には、現在のオシドリの数は800羽との掲示があったので、夕方にはもっと増えるのでしょう。午前中に比べるとおとなしく、くつろいでいるようでした。
 しばらくするとガイドさんが近づいてこられ、15時頃にバス2台で団体さんが来られることを告げられました。おそらく、その頃がオシドリのエサを川にまく時間なのでしょう。帰りの特急やくもが根雨駅を15時4分に発車するので、14時半頃には引き上げました。
 ちなみに、オシドリの観察スポットはここだけではなく、野田橋のたもとには十数羽いました。根雨から日野川の上流域でまだいくつか観察スポットがありそうです。 
 春にはシベリアに帰っていく個体や国内を移動する個体がいますが、過去には4月上旬に日野川での目撃情報があるので、桜とオシドリの両方を見る機会があればと思います。4月上旬であれば、積雪もなく自動車(ノーマルタイヤ)でのアプローチが可能となり、徒歩で行けなかった所を訪問できるかもしれません。

【塔の峰公園でまさかの雪山登山、そして感動の大山ビュー】
 オシドリ観察スポットを出た後、まさかの雪の上を登山靴で歩いて根雨神社<写真35〜41>に寄り、「そば道場たたらや」<写真42>で昼食をとりました。旧出雲街道の景観にふさわしい古民家風の店で、「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019」に掲載されたということで少し期待していました。日によっては行列ができるそうですが、日曜日の12時台だというのに客は我々だけでした。壁には大山(だいせん)の麓のそば畑の写真が掲げられていたので、おそらく地元産のそば粉を使用しているのでしょう。店主おすすめの「ざるそば」(税込960円)<写真45>と、大きな国産なめこがそばが見えないほど入っている「なめこそば」(税込1,080円)<写真44>を注文しました。いかにもそば通が喜びそうな色白のそばでしたが、我々はそば通とは真逆の好みで、十割か殻ごと挽いてある色の濃いそばでないと風味がわからないので、ミシュラン掲載の名店はちょっと😅
 昼食後、日野川に架かる野田橋に立ち、しばらくの間、オシドリを観察しました。日野川沿いを歩いている限りは、何度でもオシドリを見ることができそうでした。少し有り難みが薄れてきました😅
 さらに野田橋を南に進み「塔の峰公園」へ。平地にある公園ではなく、少し登った所にあるので、上り道を探しました。弘法大師像<写真50>から道があるようなので、車道を越えて道の反対側へ。ただし、歩道の雪は車道側によけられており、反対側に渡るには、高さ30cm程の雪を乗り越えなければなりませんでした。さらに高さ数十cmの雪を乗り越えて歩道に入るのに四苦八苦。フカフカなので沈むわ滑るわで大変でした。
 春は桜の名所として知られ散策コースとしても親しまれているようですが、この日は積雪で人が歩いたトレースが見つからず、なんと深さ3〜20cm以上の新雪の上をつぼ足で歩く羽目になりました。幸い、登山靴を履いていたので、比較的安定感のある歩行ができましたが、新雪の上を歩くのが初めてという連れは、バランスを取ることさえ難しいようで、何度も前に手をつきながら、雪山超初心者らしい歩き方をしていました😓その様子は、せっかくなので動画でも紹介しています。
 雪で道がよくわからないので、とりあえずガードレール沿いを歩き、踏んでから階段だったことに気づいたりしながら、無事に公園に到着。根雨の町並みと遠くに大山(だいせん)と烏ヶ山(からすがせん)のツーショットが見えました。こんな低い位置(標高230m程)から大山が見えたのは感動的でした。
 塔の峰は、古くは「多武の峰」(とうのみね)と表記され、平安末期の武将・長谷部信連(はせ のぶつら)が日野に配流された際に京の都を偲んで名づけたと伝えられています。春は桜の名所として知られ、溝口の桜、神奈川土手の桜とともに日野郡内三大桜の名所といわれていました。4月上旬に訪問すると、この公園から野田橋のたもとに旅立ちが遅れたオシドリ、日野川に架かる鉄橋を渡る特急やくも、レトロな根雨の町並み、そしてまだ残雪で真っ白な大山と最高の展望を楽しむことができるかもしれません。
 復路は来た道を引き返し、雪のない歩道橋を渡り雪がほとんどない階段を下りて舗装道路に下りました。最初からこうしておけばよかったかも😅

【出雲街道沿いに栄えた根雨宿】
 予想以上に時間がかかったので、当初予定していた金持(かもち)神社は諦めて根雨駅方面へ。
 日野町根雨は、江戸時代には出雲街道の宿場町「根雨宿」(ねうしゅく)として栄えました。地方の人々が上方(大阪)や、大山寺、美保神社参詣などで行き来する道として発展し、地域文化に主要な影響を与えました。また、松江藩主が参勤交代の際に通る重要なルートで、藩主が宿泊する本陣が置かれていました。
 今でも宿場町の雰囲気を残す建物がたくさんあります。日野町の文化財に指定されている根雨宿本陣の門<写真62>、たたら製鉄で鳥取県一の生産高をあげていた近藤家の住宅<写真56>、昭和初期に建設された洋風の旧山陰合同銀行根雨支店<写真63>など、出雲街道に建つ建物は見応えがありました。ただし、「たたらの楽校根雨学舎と都合山たたら資料館」<写真57>や「日野町歴史民俗資料館」<写真59>は事前に見学の予約が必要でしたので、今回は時間が足りなかったこともあり、外観を見るだけにしました。
 街道沿いには用水路を流れる水の音が心地よく、水琴窟(すいきんくつ)<写真69>がありました。上から水を注ぐと、水が滴るきれいな音が響きますが、どれもひしゃくがないので音は鑑賞できず😅

 今回は、根雨の滞在時間が約5時間と限られており、オシドリメインだったこともあり、史跡巡りが十分にできませんでした。再訪の際には南方面にある金持(かもち)神社も含め、史跡巡りにも時間を割きたいと思います。



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