笛吹神社～奈良盆地の水事情

2025年02月22日(土) [日帰り]

• GPS: 01:28
• 距離: 3.2km
• 登り: 134m
• 下り: 142m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:51
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:51

距離 3.2km 登り 134m 下り 142m

12:21 スタート地点
14:11 笛吹神社
14:12 ゴール地点

写真

2/22 12:16

2/22 12:26

2/22 12:54

いよいよ歴史地理学現地踏査が始まる。
極楽寺の墓地。宗派関係はなし。近くの10カ村の墓が村ごとに固まってある。

2/22 12:56

底辺を平地側に置く三角形型溜池、谷池という。平野部の方形の溜池は皿池という。

2/22 12:59

問題の尾根尻。
笛吹集落が見える。古地図では馬場村が隣接して描かれていたが、明治になって合併により馬場の地名は無くなる。

2/22 12:59

葛城山。縦の雪筋はロープウェイ🚡の筋。

2/22 13:01

休耕田及び廃田が増えていると先生が嘆く。何処も同じ。

2/22 13:02

この辺りで出入りがあった模様。平岡村領内だが、馬場村が耕作していた。

2/22 13:02

水路沿いを高台に向かって登る。

2/22 13:10

溜池の階段と規制看板。鯉などの内水面漁業権の主張でもあると言う。

2/22 13:13

現在の取水装置。

2/22 13:16

老人ホームが建ち新しい取り付け道も出来る。

2/22 13:21

大和三山が見える。手前の三角山⛰️が畝傍山。

2/22 13:24

一番奥の山口村の真ん中を通らせて頂く。標高が上がってぼたん雪が舞う。

2/22 13:25

中世までに、あるいは古代にはここまで水田開発が完了していたとのこと。

2/22 13:27

これが分水石。昭和50年代まで機能していたとのこと。吉野川灌漑システムが整備されて役目を終えたとのこと。

2/22 13:27

渇水時に機能する。高さは10センチほど。
幅は下村の林堂、南花内、西辻村の田地面積に比例すると言う。

2/22 13:28

今はコンクリートに覆われているが、数十年前は自然の小川だった。

2/22 13:37

山口村尻にある配水装置。木製のプラカード状のもので配水をコントロールしている。支配権は最上流にある山口村が一番強かった。

2/22 13:43

南川に沿って下る。

2/22 13:57

2/22 13:59

笛吹集落の中を通る。道路を挟んだ右が元馬場村と呼ばれていた地区。

2/22 14:00

笛吹神社⛩️へ至る。
この空き地は数年前まで溜池だったところ。

2/22 14:02

2/22 14:02

2/22 14:06

2/22 14:07

葛木にいますほのいかずち神社⛩️。由緒ある古社です。

2/22 14:11

2/22 14:12

2/22 14:19

2/22 15:04

葛木ミクマリ⛩️に、江戸時代の河内国と大和国の水論・境論の現場検証に来ました。

2/22 14:43

古代から立つ水分神社。

2/22 14:45

この存在が決め手となって国境も確定したとのこと。

2/22 14:52

大和国水論勝利記念の灯篭。

2/22 14:53

元禄の銘がくっきりと。

2/22 14:54

あたりにこだまする水音も勝利のランドマーク。

近鉄高の原駅前のイオンモールの中にある、奈良県と京都府との境。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple