蔵王



- GPS
- 04:26
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 159m
- 下り
- 499m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:15
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
リフトを降りてすぐにスノーモンスターに出会えます。敢えてコースを外さなければ、踏み固まれたトレースで登って行くと楽です。ただ、新雪後だとそのトレースも分かりづらいですが、リフト降り場からまっすぐに登っていけば良いです。 |
その他周辺情報 | 天童セントラルホテルから徒歩5分ほど、ご当地スーパー「ヤマザワ」があります。そこに大判焼きが売っていましたが、山形では「あじまん」と呼んでいました(ちなみに高島屋で売っていた「御座候」が岐阜駅でも買えるようになるので嬉しいです)。 そのスーパーで個包装のばらまき用お土産「山形サラダせん」が198円でした。また秋に東北へ行った際に買った「割れかりんとう」が手に入れることができました。 その他、ご当地パンのシライシパン「やまほまれサンド」もゲットし、レタスが198円だったので思わず買い、夕食用に唐揚げ、お寿司、岐阜では見ない「わかさぎ天ぷら(のり塩)」を購入。 ホテル近くのガソリン(オアシス天童SS)が、現金フリー会員で179円/Lでした。 帰りの国道113号線沿いの添川温泉「しらさぎ荘」で日帰り温泉(ボディシャンプー、リンスインシャンプー、ドライヤー有り)に浸かりました。大人450円でLINE登録すれば、初回だけ100円引き。なお、平日の夜の食堂はお休みで、露天風呂が閉鎖中。 |
写真
装備
個人装備 |
メッシュの下着
メリノウール長袖シャツ
ソフトシェルジャケット
アルパインジャケット
ダウンジャケット
中厚手のズボン
タイツ
極寒用靴下
耳当て帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
レジャーシート
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ネックウォーマー
ツェルト
雨具
ゲイター
12本爪アイゼン
ワカン
インナー手袋
オーバー手袋
ウエストウォーマー
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感想
蔵王のスノーモンスターを目指して、前日岐阜を出発。長距離ドライブの末、ようやくホテルにたどり着いた。しかし、この日は寒波の影響で、上越ジャンクション付近では雪でハンドルが取られ、国道113号線の山間部は一面圧雪。除雪車がひっきりなしに作業していたが、片側通行が続き、対向車とすれ違うたびに慎重な運転を強いられた。そんな状況の中、後方から迫るトラックのスピードに肝を冷やす場面もあり、到着まで気が抜けなかった。
翌朝は曇り予報だったため、慌てずにホテルを出発。蔵王エコーラインを登るにつれ、雪の壁が高くなり、次第に圧迫感が増してくる。慎重に運転を続け、ようやく駐車場の案内看板を見つけたときには、心底安堵した。
リフトを2本乗り継ぎ、そこから12本爪アイゼンとワカンを装着してハイクアップ開始。降り積もった雪の中、ギアをしっかりと利かせながら進む。特に下山はリフトを使わず、自力で降りることにしたため、アイゼンのエッジがしっかりと効いて助かった。気温は-4℃になることもあったが、風は弱く、時折太陽が顔を出すおかげで、歩いていると体が温まるほどだった。雪山のハイキングには絶好のコンディションだった。
そして、ついにスノーモンスターとご対面。雪をまとった巨大な樹氷が立ち並ぶ光景は、まさに圧巻。これほどの規模の樹氷は、岐阜や長野の山では見られない。東北の山々が持つスケールの大きさを改めて実感した。標高の高さではなく、その包容力のようなものを感じるのが東北の山の魅力なのだろう。
天候の影響も考慮し、今回はピークハントはせず、じっくりと樹氷を楽しむことに。とはいえ、トレースを外れて樹氷原に足を踏み入れると、ワカンを履いていても膝まで埋まり、進むのに一苦労。踏み固められた道を歩く方がずっと楽だと実感した。
下山時はリフトを使わず、ゲレンデを歩いて戻ることに。スキーやスノーボードを楽しむ人たちの邪魔にならないよう、慎重にルートを選びながら歩いた。
雪山を満喫した後は、国道113号線沿いの日帰り温泉「しらさぎ荘」へ。さほど熱くない湯が冷えた体を優しく温め、じんわりと疲れを癒してくれた。露天風呂が閉鎖中だったのは残念だったが、それでも心地よい時間を過ごすことができた。
帰り道、近くの食堂はすでに閉まっていたため、道の駅のローソンでお弁当を買い、簡単な夕食を済ませた。そして、再び長いドライブへ。途中、東海北陸道が緊急通行止めになり、迂回を余儀なくされたが、上信越道と中央道を経由して無事帰宅。行きに苦労した国道113号線も、帰りはしっかり除雪されていてスムーズに通行できた。多くの人々の除雪作業のおかげで、安全に帰ることができたことに感謝したい。
久々の徹夜運転はさすがに堪えたが、それでもこの旅は最高だった。長距離ドライブに耐えられそうな65歳までの間に、岐阜から遠く離れた名峰へ挑戦しようと、新たな目標が芽生えた。
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