天狗岳
- GPS
- 13:05
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,243m
コースタイム
7:05みどり池(しらびそ小屋)-8:30中山峠-8:35黒百合平8:50-10:15東天狗10:30-11:00西天狗11:30-12:20第二展望台12:30-13:05第一展望台13:15-14:45唐沢鉱泉
天候 | 曇,晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
みどり池-中山峠の間に鎖,中山峠から東天狗の間にはしご,鎖などあり。 東天狗,西天狗付近は岩場。 唐沢鉱泉の宿に登山ポストあり。 下山後は唐沢鉱泉で汗を流す人が多い様子。日帰り入浴700円。 洗い場が3つしかなく混雑時は順番がなかなかまわってこない。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
1日目 唐沢鉱泉⇒しらびそ小屋
予定が少し変わり唐沢鉱泉への到着も当初の予定より遅くなったので,天狗岳は明日にし,まずは黒百合平を目指して歩く。
北八ヶ岳らしい苔むした展望のない森の中を足元が滑る中進んで行く。
足元が滑るため,途中何度も転びそうになっていたが,とうとう岩の上で滑ってリカバリーができず,そのまま転んでひざをうってしまった。ストックは持っていたけど手をついたので,ひざはアザができる程度ですんだ。
朝,あまりお腹がすいておらず,パン1つしか食べなかったせいで,黒百合平手前でパワー切れ。1歩1歩がびっくりするほど遅くなった。
時間はかかったものの,黒百合平へ到着,黒百合ヒュッテ前で昼食をとり,パワーを蓄える。
とは言え,ここからは下りとなるのだが。
黒百合ヒュッテから中山峠へは5分かかるかかからないかで到着。
そこにいた人が下をのぞき込み,うわ・・・と言っている。
その人たちののぞき込んでいる場所はどう見ても崖で,まさかそれが自分たちが今から進むルートだとは思わなかったが,矢印はそちらを差していた・・・
とりあえずストックをしまって手袋をはめ,鎖につかまって下る。
実際下りてみれば,滑る石や木の根の上を歩くよりも危ないわけでもなかった。
2〜3ヶ所の鎖場を過ぎてしばらくすると,緩やかな下りとなる。
途中,本沢温泉への分岐があり,少し歩くとみどり池が見えてきた。
ほぼ予定通りに本日の宿,しらびそ小屋へ到着。
外のベンチでキチがしっぽを振って迎えてくれ,小屋の中に入ると奥にラッキーが寝ていた。
日帰り登山ばかりだったけど,今回は初の小屋泊まり。
普通は今回の予定で泊まるなら黒百合ヒュッテとか,夏沢峠辺りの小屋に泊まるんだろうけど,しらびそ小屋のカンバン犬に会いに行くというのも目的のひとつにあったので,あえてしらびそ小屋まで下りてきた。
小屋は部屋が男女別のない相部屋であることやお風呂がない等の違いはあるが,ユースホステルやとほ宿なんかとそう大差はない感じ。
意外と若い人が多く,あまり見たことがなかった流行の山ガールもいた。
2日目 しらびそ小屋⇒天狗岳⇒唐沢鉱泉
朝食後,準備を整えて出発。天気はまずまずで,昨日は見えなかった天狗岳がはっきりと見えている。
初日より足が慣れたのもあり,昨日の歩き始めより楽。
でも,中山峠近くの急坂を思い出すと,辛そう〜
思ったよりも早くそのポイントに到着。
鎖につかまって岩をよじ登ると,中山峠。
地図に書かれていたコースタイムより時間がかかると思っていたけれど,それより早く到着した。
もっと辛く時間がかかると思っていたので,意外と楽に感じた。
ゆっくり眠り,きっちり食事を取って登ったからかも。
中山峠からすぐ近くの黒百合平で小休止。
再び中山峠へ歩き,天狗岳へと向かう。
峠から数分で展望のきく場所に出た。
そこからしばらくすると,岩だらけの道のりとなる。
はしごがあったり,よじ登らなくてはならない場所もあり,少しずつ足に疲れが出てくる。
景色が開けているので,時々写真を撮ったりしながら,ゆっくりと登り,まずは東天狗に到着。人だらけ。
天気も良く,硫黄岳,横岳,赤岳もはっきり見え,遠くには富士山らしき姿も。
しばらく休憩後,西天狗へ。
岩がゴロゴロした東天狗の山頂と違い,西天狗は平坦。
西天狗で30分ほど休憩後,唐沢鉱泉へ下山開始。
すぐに岩場となり,それが結構長い間続く。
下りもきついが,この登りも気が遠くなるだろうな…
岩場が終了してしばらく樹林帯を下り,また少し登ると,第二展望台。
更に30分ほど下ると第一展望台。
地図に書かれたコースタイムだと,第一展望台から唐沢鉱泉までは40分。
あと一息! とほぼ惰性で下っていたので,ペースは結構早いはずなのだが,
なかなか到着の兆しが見えない。
おかしいな…と思っていると,枯尾の峰との分岐に出た。
時間的にはもう唐沢鉱泉に着いてもおかしくないはずなんだけど。
まあでもルートを外れているわけでもないので,そのまま唐沢鉱泉へ下っていく。
でも結局,分岐から1時間近く下り,やっとゴール。
地図と本を見比べてみると,どうも地図に書かれたコースタイムに間違いがあるようだった。
ちゃんとした地図買わないとな…
とりあえず,唐沢鉱泉で汗を流し,宿へと向かう。
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