刈田岳(エコーライン)
- GPS
- 04:18
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 600m
- 下り
- 601m
コースタイム
天候 | ガス、風が少し |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は異常に少ないです。エコーラインを外れると藪に囲まれます。 |
その他周辺情報 | 青根温泉じゃっぽの湯\310 |
写真
装備
個人装備 |
輪カンジキ
非常食
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
サングラス
山スキー
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感想
晴れてれば杉が峰のほうへ足を伸ばそうと考えてましたが思ったより天気が悪いのと雪が少ないのでエコーラインを往復に変更しました。
澄川スキー場へ向かう車上から見る蔵王は降り注ぐ陽光の中、山頂だけが雲に覆われていました。それでも登り始めるまでには雲も切れるに違いないと勝手に決めて一目散に駆けていきました。明け方の道路は前日の夜に雨でも降ったのか濡れて、それが凍結して道路から転落している車もありました。
余り飛ばさないように走りながらゲレンデに到着しましたが、風が結構強く吹いて車が揺すられます。雪もチラチラ降って山頂は相変わらずの暗い色の雲の中。とりあえず行くだけ行ってみようと装備を整えて出発です。
風は強くても気温は高く長袖アンダーシャツの上にウィンドブレーカーだけでも汗が流れてくるほどです。ゲレンデのコース上は全面的に雪に覆われていますが明らかに雪は少ないです。通常 立木には雪が付いて重みで枝が垂れ下がっているのですが、雪の付着は一切無し。雪質は水分を含んでいるため軽くありません。おかげで風が強くても地吹雪にはならなそうです。
ゲレンデを抜けてツアーコースの林道に入ると風も弱くなり雪上車による圧雪で歩きは快適です。この辺りからガスで視界が悪くなっていきます。コース脇は藪が生い茂りショートカットなどは到底出来そうにありません。ところどころ路面のアスファルトが見えているところや地面が見えているところもありました。
大黒天まで出るとガスは更に濃くなっていき視界はおそらく50m程度。余り遠くまで見渡せませんでしたが大黒天からの直登ルートは石がゴロゴロ出てそうな雰囲気でした。
この辺りではまだ杉が峰方面を目指すつもりでエコーラインを進んでいましたが、雪が少ないせいで道の両脇は藪がかなり出ています。ハイラインの入口まで来ても藪が隠れる気配も無くガスが更に濃くなってホワイトアウト寸前、コース確認も難しくなってきたので諦めて刈田の山頂を目指すことにしました。
ハイラインの入口辺りはおそらく視界20m程度、方向も良くわかりません。足元の雪上車の軌道跡をたどって進みますが、すぐにその跡もなくなります。道路上を歩いているはずなのにどこを歩いているのか、その辺りに立ってるはずの木の誘導杭もよく見えません。山頂近くなると視界5m以下。サングラスが凍ってるわけでも無いのに思わず拭ってしまいますが足元の起伏も見えません。これ以上進むのは危険なので撤退決定。
シールを外すのにスキーを脱ぎましたが、凍って無い雪の上をツボ足で歩いても足首位までしか沈みませんでした。かなり締まった春の雪のような感じです。視界が悪いのでゆっくり滑り出します。板が走らないのもあってストックで漕ぎながらゲレンデまで一気に下りていきました。道路を外れて滑れそうなところは確認できませんでした。
今年の雪山はまさかこんな感じで明けていくのでしょうか。
普通こういう状況だとおいらは温泉に撤退ですわ(笑)
この後おそらく 又しばらく山に行けなさそうな気もするので登っておきましたが、こんなのばっかりじゃフラストレーション溜まります
結局ここで撤退して温泉に入ってるからまさにそういう状況でした(笑
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