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Yamareco

記録ID: 7959708
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

子ノ権現 「丁石」探し (吾野口・小床口)

2025年03月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:13
距離
10.0km
登り
580m
下り
517m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:13
休憩
1:55
合計
5:08
距離 10.0km 登り 580m 下り 517m
10:31
17
10:48
10:53
53
11:46
4
不動堂
11:50
11:52
6
11:58
12:00
29
降魔橋
12:29
11
四丁目
12:40
13:57
0
子ノ権現茶屋
12:59
13:18
34
13:52
13:56
13
14:09
14:15
15
静之神社
14:30
11
小床口参道入り口
14:41
天候 曇り / 気温上がらず
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
■行き: 秋津 9:30 ⇒ 10:27 吾野
■帰り 西吾野 15:00 ⇒ 16:17 秋津
コース状況/
危険箇所等
明瞭です。危険なところや迷いやすいところはありません
その他周辺情報 🚻: 吾野駅、芳延公衆トイレ、子ノ権現、西吾野駅
🍴: 子ノ権現茶屋、美晴食堂(吾野駅)、吾野宿内にあり、ロックガーデンカフェ
🏪: ありません
★吾野口参道 (芳延参道)★
【吾野口参道入口】芳延橋。秩父東郷神社の入口にもなっています
2025年03月30日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/30 10:49
★吾野口参道 (芳延参道)★
【吾野口参道入口】芳延橋。秩父東郷神社の入口にもなっています
権現川に沿って、出発!
2025年03月30日 10:54撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/30 10:54
権現川に沿って、出発!
[馬頭観音] かなり高い位置に
2025年03月30日 11:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/30 11:00
[馬頭観音] かなり高い位置に
【三十丁目】ここは一旦通り過ぎてから戻って発見しました。芳延公衆トイレを過ぎてすぐのところです
2025年03月30日 11:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/30 11:04
【三十丁目】ここは一旦通り過ぎてから戻って発見しました。芳延公衆トイレを過ぎてすぐのところです
[石碑] 内容不明。昭和55年建立
2025年03月30日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 11:16
[石碑] 内容不明。昭和55年建立
[春色の吾野口参道] 奥武蔵は民家の植栽も美しいですね
[春色の吾野口参道] 奥武蔵は民家の植栽も美しいですね
【二十四丁目】木漏れ日の参道を辿ります
2025年03月30日 11:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 11:18
【二十四丁目】木漏れ日の参道を辿ります
[お地蔵様] 集落のすぐ近くに。左は童の墓碑のようです(天保6年(1836年))。
2025年03月30日 11:22撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/30 11:22
[お地蔵様] 集落のすぐ近くに。左は童の墓碑のようです(天保6年(1836年))。
【十八丁目】民家の石垣に寄り添うように…
2025年03月30日 11:34撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 11:34
【十八丁目】民家の石垣に寄り添うように…
ミヤマキケマン、カンスゲ
ミヤマキケマン、カンスゲ
これは「読誦塔」だそうです。「百萬遍 光明真言 …」かなり古いもののようです
2025年03月30日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 11:36
これは「読誦塔」だそうです。「百萬遍 光明真言 …」かなり古いもののようです
[お地蔵様] 新旧三体の地蔵尊が鎮座しています
2025年03月30日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 11:38
[お地蔵様] 新旧三体の地蔵尊が鎮座しています
[不動明王]
2025年03月30日 11:44撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/30 11:44
[不動明王]
[庚申塔] 不動堂の傍らに @青場戸集落
2025年03月30日 11:46撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/30 11:46
[庚申塔] 不動堂の傍らに @青場戸集落
【十五丁目】「浅見茶屋」のすぐ下に…
2025年03月30日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 11:48
【十五丁目】「浅見茶屋」のすぐ下に…
[石祠] 浅見茶屋の敷地内に
2025年03月30日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 11:52
[石祠] 浅見茶屋の敷地内に
[降魔橋(ごまばし)] 子の聖(ねのひじり)がこの山に住む悪鬼を退治したのがこの場所(下天寺)とのこと
2025年03月30日 11:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 11:58
[降魔橋(ごまばし)] 子の聖(ねのひじり)がこの山に住む悪鬼を退治したのがこの場所(下天寺)とのこと
【子大権現 十二丁】降魔橋を渡ったところに…。安永8年(1779年)
2025年03月30日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 12:00
【子大権現 十二丁】降魔橋を渡ったところに…。安永8年(1779年)
[小社] 山の神が祀られているそうです
2025年03月30日 12:09撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 12:09
[小社] 山の神が祀られているそうです
【四丁目】車道のすぐ下まで来ました
「 左ハ南川 / 右ハ吾野 」 両参道の"分か去れ(分岐点)"です
2025年03月30日 12:29撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 12:29
【四丁目】車道のすぐ下まで来ました
「 左ハ南川 / 右ハ吾野 」 両参道の"分か去れ(分岐点)"です
[教育地蔵] 車道に出たところに。今日はこの横の山道から上ります
2025年03月30日 12:35撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 12:35
[教育地蔵] 車道に出たところに。今日はこの横の山道から上ります
【吾野口一丁目】お茶屋さんのすぐ脇にあります。大正13年建立・この丁目石の裏は「表口一丁目」の表記があります。表口とは飯能側からの古い参道で、現在はすべて林道(舗装道)になっています
2025年03月30日 12:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/30 12:39
【吾野口一丁目】お茶屋さんのすぐ脇にあります。大正13年建立・この丁目石の裏は「表口一丁目」の表記があります。表口とは飯能側からの古い参道で、現在はすべて林道(舗装道)になっています
【登山道丁標起点の石碑】@本坊手前
 「名栗口三十丁 / 吾野口三十二丁 / 表口五十二丁 」とあり、南川口と小床口の記載がありません。大正13年建立です
2025年03月30日 13:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 13:02
【登山道丁標起点の石碑】@本坊手前
 「名栗口三十丁 / 吾野口三十二丁 / 表口五十二丁 」とあり、南川口と小床口の記載がありません。大正13年建立です
[子ノ権現 #1] 推定樹齢1000年の県指定天然記念物「二本杉」。そのうちの一本は昭和49年(1974年)の落雷で消失しています。茶屋で蕎麦を頂き温まりました
[子ノ権現 #1] 推定樹齢1000年の県指定天然記念物「二本杉」。そのうちの一本は昭和49年(1974年)の落雷で消失しています。茶屋で蕎麦を頂き温まりました
[子ノ権現 #2] ご利益: 足腰の守護・子宝・子育て・厄除け開運
[子ノ権現 #2] ご利益: 足腰の守護・子宝・子育て・厄除け開運
[子ノ権現 #3] 奥の院まで登りました。樹間から見えているのは川乗山です
[子ノ権現 #3] 奥の院まで登りました。樹間から見えているのは川乗山です
[子ノ権現] 奥の院から。茅と杉の皮で葺かれた本坊の屋根が印象的です
2025年03月30日 13:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 13:10
[子ノ権現] 奥の院から。茅と杉の皮で葺かれた本坊の屋根が印象的です
★小床口(こいかぐち)参道★ 
【七丁 小床】この参道の丁石は角柱ではなく自然石なのが特長です
2025年03月30日 13:34撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 13:34
★小床口(こいかぐち)参道★ 
【七丁 小床】この参道の丁石は角柱ではなく自然石なのが特長です
【十一丁目】かなり風化していますがこれは…
2025年03月30日 13:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 13:49
【十一丁目】かなり風化していますがこれは…
【十一丁目】確かに "十一丁" と刻まれています
2025年03月30日 13:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 13:49
【十一丁目】確かに "十一丁" と刻まれています
【天寺 十二丁】よく写真で見かける有名な丁石。森坂峠との分岐点です
2025年03月30日 13:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 13:53
【天寺 十二丁】よく写真で見かける有名な丁石。森坂峠との分岐点です
【天寺 十四丁】 自然と一体化しているような風格がありますね
2025年03月30日 13:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 13:59
【天寺 十四丁】 自然と一体化しているような風格がありますね
[石仏] 小床の集落まで下りてきました。左にある[静之神社]へ立ち寄ります
2025年03月30日 14:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 14:08
[石仏] 小床の集落まで下りてきました。左にある[静之神社]へ立ち寄ります
【静之神社(しずのじんじゃ)】小床集落の鎮守。「毘沙門様」とも呼ばれるらしく神体は「剣を持った三面の立像(木像)
2025年03月30日 14:09撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 14:09
【静之神社(しずのじんじゃ)】小床集落の鎮守。「毘沙門様」とも呼ばれるらしく神体は「剣を持った三面の立像(木像)
【静之神社】岩屋のような空間です。社殿自体がこの窟に取り込まれているかの様な懸崖造りになっています
・御神体:罔像女神(みずはのめのかみ)、五帝龍神
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【静之神社】岩屋のような空間です。社殿自体がこの窟に取り込まれているかの様な懸崖造りになっています
・御神体:罔像女神(みずはのめのかみ)、五帝龍神
【天寺 十八丁】奥に静之神社の鳥居が見えるところです。これもかなり風化していますが…
2025年03月30日 14:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 14:15
【天寺 十八丁】奥に静之神社の鳥居が見えるところです。これもかなり風化していますが…
【天寺 十八丁】確かに "十八丁" と刻まれています
2025年03月30日 14:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 14:15
【天寺 十八丁】確かに "十八丁" と刻まれています
不明
2025年03月30日 14:23撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 14:23
不明
[小床の六地蔵] 六面石幢 / 宝暦五年(1755年)
2025年03月30日 14:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/30 14:25
[小床の六地蔵] 六面石幢 / 宝暦五年(1755年)
「小床口参道入口」に降りてきました。小床橋の向こうの石碑は「架橋碑」でした。
2025年03月30日 14:29撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/30 14:29
「小床口参道入口」に降りてきました。小床橋の向こうの石碑は「架橋碑」でした。
撮影機器:

装備

MYアイテム
山ボーイ
重量:-kg

感想

足腰の神様として有名な「子ノ権現(ねのごんげん)」には5本もの参道があります。昨年の暮れからこれまでに「表口52丁」「南川口(丁数不明)」「名栗口30丁」を訪ね、残されている「丁石(丁目石)」を探しました。

さて、今日は残りの「吾野口32丁」「小床口(丁数不明)」の参道を訪ねました。これらの参道は現在最も一般的な登山道で、私も過去に訪れていますが、あらためて「丁石」探しました。

今日見つけられたのは、吾野口が30,24,18,15,12,1丁、小床口は7,11,12,14,18丁だけでした。やはり、ヤマレコの先輩ユーザーの「山行記録」にあった丁石以上は見つけられませんでした(笑)。特に参道の里に近いところは林道(車道)開発に伴い消失しているものが多いです。しかし、山道に入ると丁石が残っていて、古人を想いながら歩くのはとても味わいがありました。特に「小床口」の風化し苔むした自然石の丁石には心を打たれました。

さて、子ノ権現に5本もの参道があったのは古来より生活物資の運搬の道としての役割もあったようですが、それだけ多くの人の信仰を集めていたということでしょう。やはり、昔の人にとっては「足腰へのご利益」というのは今以上に大きな関心事だったと思います。また、電車の開通によって、各参道の通行量も大きく変化したようです。しかし、今日、すべての参道が道型を残していて、丁目石もそれなりに残っているのは貴重なことだと思いました。

この「丁石探し」を通じて去年の暮れから3回も"足腰の神様"にお参りしたことになるので、ご利益があるといいのですが…。

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