キバナハナネコノメソウ 〜奥三河の春はまだ里まで〜

2025年03月31日(月) [日帰り]

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

沢筋での花探査には、長靴を履いた。

写真

今年は、春の花の開花が遅いので、まずは標高390mの集落からスタート。ヤマネコノメソウがお出迎え。

タチツボスミレもお出迎え。

30分ほど花探査。キバナハナネコノメソウが目に飛び込んできた。

アップにしてみたが、花が小さい。

さらにアップ。

これは、ニッコウネコノメソウかな。

こちらも、いそうな雰囲気。

近づけば、いました。キバナハナネコノメ。

ここでもアップ。

ここでは、少し時期が遅いのだろうか？

こちらは、葯がしっかり茶系。

3/31 11:38

いつもの面の木園地に車移動。ここは標高1,110m。

沢筋を降りていくと、ようやくトウノウネコノメソウに出会えた。

花開くというよりは・・・まだまだこれから。

あと半月はかかりそう。

3/31 12:38

いつもの橋のところで、Uターン。

近くにもうひと群れ。

ここは、標高930m。

3/31 13:21

もう一か所、面の木ビジターセンターに。

湿原は生命感なし。水芭蕉の赤ちゃんがポツリと。

アセビだけの春。芽吹きもこれから。

道の駅「どんぐりの里いなぶ」で、五平餅頂いて休憩。

帰路、香嵐渓のカタクリ群生地による。ここは、標高130m。

カタクリは、終盤戦。

それでも結構楽しめる。

日差しもないし、元気ないね。

精一杯花びら広げて。

アップで。

白いカタクリの花が一輪。

ルリソウ。

ニリンソウは、ほぼつぼみ。

3/31 16:07

標高で春の来方が違うのを実感した一日だった。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

fengsan

　また寒さが戻ってしまったが、時間があったので奥三河に花探査。
　キバナハナネコノメソウは、標高の低いところなら咲いているかもと、面の木園地に向かう途中で寄り道。川沿いの小集落に車を停めて、30分ほどウロウロすると、何と黄色い花が目に飛び込んできた。やはり、咲いているところには、雰囲気がある。
　いつもの観測地の面の木園地に来てみたが、雑木林の沢は芽吹きの様子もない。半分あきらめ気味に歩いていくと、岩陰にひと群れトウノウネコノメソウを発見。その後あちこち探査してみたが、成果なし。いつもの橋のところまで来たので戻ろうとしたら、雰囲気のあるところがある。近づいてみると、やはりトウノウネコノメソウだった。
　面の木ピットの付近も少し歩いてみたが、こちらは全く春の気配なし。
　帰路、香嵐渓の脇を通ったので、カタクリの花を見に行ってみた。ここは、標高130m、カタクリの花は盛り過ぎてしまっていた。
　奥三河の春はまだ里までと実感した一日となった。