住塚山往復


- GPS
- 02:08
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 252m
- 下り
- 251m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく踏まれた登山道 |
その他周辺情報 | お亀の湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
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感想
古光山に登った後、屛風岩公苑に車で向かうと、公苑への車道登り口に誘導のおっちゃんが立っている。何やら行事があるから、かち合わないように、と言われたものの、問題なく通過して駐車場まで登っていく。途中数か所に誘導員がいて、駐車場も何人か係員が待機している。ここまできて、行事とは「さくら祭り」だと理解する。確かに周囲は多数のサクラの大木。だが、花の気配は皆無である。まだ一週間はかかりそうな雰囲気なのだった。それでも「さくら祭り」は開催中で、駐車料金500円を取られるのだった。花がないのに500円! と思ったがおとなしく払う。普段ならきっと駐車無料なのだろうに。この山じゃなくてもよかったのに・・・とか、いろいろと思うのだった。しかし、眼前の屏風岩は圧巻だ。国指定の天然記念物だそうである。その外観、スケールは、仙台西郊二口渓谷にある磐司岩を彷彿とさせる。岩の立ちあがる土台にあたるところが平坦地になっていて、そこが整備された広場となり、サクラの大木がどかん、どかんと大空に向かって立っている。これが満開になったら、背後のまさに屏風のような大岩壁と協奏して、それは素晴らしい景観に違いない。何も知らずに来たのだが、これは立派な景勝地である。いたるところにライトが常設されていて、夜桜見物がまた見事なことだろう。さらには大岩壁に向かって立つ照明もあり、山中にはその反射板と思しきものが置かれている。一度、満開の夜桜見物に来てみたいものだ。
さて、そんな広場で昼飯をとって、やおら登山道に向かう。広場の西端から右手の杉植林帯に入ってジグザグに登っていく。二座目となると、一座めが短時間のコースであっても何だか足が重くなる。気合を入れて何の変哲もない植林の下の道をジグザグに登っていくと、簡単に鞍部に出た。ここで稜線上を左に進む。右手はヒノキ植林だが左側は雑木林で、落葉した木々の間から、南側の対面の山並がのぞまれる。花はアセビ以外はなにも咲いておらず、少々寂しいが、周囲にはモチツツジが多く生えており、花の準備を整えているようであった。
何度かアップダウンの末、登り一方となって、住塚山の本体に取り付いたのを感じる。やがて山頂に飛び出した。北から東の眺望に優れ、左手に大きく見えるのが国見山だ。住塚山だけの場合は、この国見山を回って屏風岩に周回するところだが、今日はやめておく。目を東に向けると、屏風岩を南面にもつ三つのピークを、裏側から見ることができる。勿論、南面の屏風岩は見えない。そして住塚山山頂には三等三角点が埋設されている。山名板は鈴鹿をはじめとする三重の山々で見かけるデザインで、なんとなくテリトリー表示のようにも見えるのであった。
山中では3パーティー4人の方と出会ったが、会話を交わした3名の方々は、いずれも屏風岩公苑のサクラの花とセットでこの住塚山にやってこられたようで、皆、花をみられないのが心残りなのだった。
下山後、里から眺める屏風岩がまた圧倒的だ。左側に見える一番高い山が先ほど登った住塚山だろう。関西百名山に永塚山が数えられる理由は、屏風岩を擁するというところにあるのだろうか、と勝手な想像をめぐらすasakinuであった。
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