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Yamareco

記録ID: 801010
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ハイキング
中国山地西部

『大平山』をロープウェイ登山で遊ぶ

2010年12月04日(土) [日帰り]
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REALIST その他1人
GPS
01:30
距離
3.3km
登り
530m
下り
514m

コースタイム

○登山路はありますが、目的はピクニックだったので、ロープウェイ利用の楽ちん登山だった。

○山頂周辺は、「山頂公園」としてよく整備され、山頂部には沢山の電波塔が林立している。
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
○「大平山(おおひらやま)」(標高631m)は、山口県防府市牟礼の国道2号線沿いに位置し、防府市の最高峰である。 山頂には公園が整備されているほか、東は周南市から西は山口市・宇部市までを瀬戸内海沿いに見渡せるロケーションを生かして、県内テレビ局の本局(送信所)が設けられている。

●アクセス
・ 付近には無料の広い駐車場があるのでマイカー利用が良い。
・マイカーなら、(山陽自動車道)防府東IC→国道2号線→ロープウェイ山麓駅→山頂
・JR防府駅から防長バスロープウェイ山麓駅行きで18分、山麓駅から徒歩約40分。
・JR富海駅から徒歩約2時間30分。

○ロープウェイ乗り場に無料駐車場有り。
○残念ながら、ロープウェイは、老朽化より2015年に廃止、現在使用不可。
○山頂までは車道及び登山道有り。
コース状況/
危険箇所等
○危険個所なし。登山ポストなし。
○ロープウェイ乗り場及び山頂にトイレ、自動販売機有り。
乗り場の建物の屋根にある『大平山ロープウェイ』の文字看板。
この当時のロープウェイの運行は、運休日の水・木曜を除く日で、日中をほぼ20分間隔で運行していた。
2010年11月04日 12:54撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
11/4 12:54
乗り場の建物の屋根にある『大平山ロープウェイ』の文字看板。
この当時のロープウェイの運行は、運休日の水・木曜を除く日で、日中をほぼ20分間隔で運行していた。
このロープウェイは、1959年(昭和34年)3月21日に開業した。それにしても懐かしい昭和の匂(にお)いがする形状をしている。 運賃は、大人片道600円(往復1000円)、子供片道300円(往復500円)だった(2015年以降廃止となり、現在は運行していないので、過去形となる)。
2010年12月04日 13:09撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:09
このロープウェイは、1959年(昭和34年)3月21日に開業した。それにしても懐かしい昭和の匂(にお)いがする形状をしている。 運賃は、大人片道600円(往復1000円)、子供片道300円(往復500円)だった(2015年以降廃止となり、現在は運行していないので、過去形となる)。
麓(ふもと)の乗り場を出発!・・内部から乗り場を撮影。ぐんぐん離れていく。ロープウェイの長さは953m、所要時間は約6分だそうだ。
2010年12月04日 13:11撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:11
麓(ふもと)の乗り場を出発!・・内部から乗り場を撮影。ぐんぐん離れていく。ロープウェイの長さは953m、所要時間は約6分だそうだ。
内部から西側の『 矢筈(やはず)ケ岳 』方面を撮影。かなりの高さだ。
2010年12月04日 13:12撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:12
内部から西側の『 矢筈(やはず)ケ岳 』方面を撮影。かなりの高さだ。
突然、目の前をロープを支えている巨大な鉄柱と滑車が目に飛び込む。そのメカニックな形状を見て、本体に動力のない極めてシンプルな乗り物だと感じた。
2010年12月04日 13:13撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:13
突然、目の前をロープを支えている巨大な鉄柱と滑車が目に飛び込む。そのメカニックな形状を見て、本体に動力のない極めてシンプルな乗り物だと感じた。
瀬戸内海側の南側に向けて撮影。
遠くには、旧長州藩の港があった三田尻港方面が見える。
2010年12月04日 13:13撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:13
瀬戸内海側の南側に向けて撮影。
遠くには、旧長州藩の港があった三田尻港方面が見える。
下りと離合した。あれよあれよと遠ざかっていく。
2010年12月04日 13:13撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:13
下りと離合した。あれよあれよと遠ざかっていく。
先ほどの車体が遠く離れた。
2010年12月04日 13:14撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:14
先ほどの車体が遠く離れた。
二度目の鉄柱が目に入る。
2010年12月04日 13:16撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:16
二度目の鉄柱が目に入る。
山頂駅に到着!
2010年12月04日 13:17撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:17
山頂駅に到着!
山頂駅に降り、しばし、先ほどお世話になったロープウェイを眺める。久しぶりに子供の様にウキウキ気分。何故か??ここの駅の係員の方が親切で、この駅でスナップ写真を撮影していただいた。
2010年12月04日 13:19撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:19
山頂駅に降り、しばし、先ほどお世話になったロープウェイを眺める。久しぶりに子供の様にウキウキ気分。何故か??ここの駅の係員の方が親切で、この駅でスナップ写真を撮影していただいた。
駅の中の通路を歩く。自動販売機などが設置されていた。
2010年12月04日 13:20撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:20
駅の中の通路を歩く。自動販売機などが設置されていた。
駅を出て、まず目に止まったのが、小高い山頂付近にある電波塔。
2010年12月04日 13:20撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:20
駅を出て、まず目に止まったのが、小高い山頂付近にある電波塔。
その下には、新しいきれいなトイレが完備されている。
2010年12月04日 13:20撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:20
その下には、新しいきれいなトイレが完備されている。
駅を出て、右(東側)に進むと展望所がある。
2010年12月04日 13:21撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:21
駅を出て、右(東側)に進むと展望所がある。
展望所付近はどこに立っても瀬戸内海側が一望できる。海が銀色に輝いていた。
2010年12月04日 13:21撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:21
展望所付近はどこに立っても瀬戸内海側が一望できる。海が銀色に輝いていた。
西側方面を撮影。 向かって右側が、「 矢筈(やはず)ケ岳」、その奥中央が「 右田ケ岳」だ。
2010年12月04日 13:28撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:28
西側方面を撮影。 向かって右側が、「 矢筈(やはず)ケ岳」、その奥中央が「 右田ケ岳」だ。
正面の南側の瀬戸内海や防府市三田尻港の湾の形状がよくわかる。 幕末は、吉田松陰や高杉晋作などの若者志士たちがここから旅立った。ここのパノラマ風景は、素晴らしい。
2010年12月04日 13:21撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:21
正面の南側の瀬戸内海や防府市三田尻港の湾の形状がよくわかる。 幕末は、吉田松陰や高杉晋作などの若者志士たちがここから旅立った。ここのパノラマ風景は、素晴らしい。
山頂公園内の東側から見えた瀬戸内海。
2010年12月04日 13:22撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:22
山頂公園内の東側から見えた瀬戸内海。
しばし、公園内を散策しながら周囲の風景を撮影した。
2010年12月04日 13:23撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:23
しばし、公園内を散策しながら周囲の風景を撮影した。
公園内には、運動広場も整備されていた。
2010年12月04日 13:25撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:25
公園内には、運動広場も整備されていた。
ここは、古くから防府市屈指のビューポイントとして親しまれてきた。
2010年12月04日 13:26撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:26
ここは、古くから防府市屈指のビューポイントとして親しまれてきた。
山頂付近に目を向けるとアンテナや電波塔が林立している。
2010年12月04日 13:26撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:26
山頂付近に目を向けるとアンテナや電波塔が林立している。
銀色に輝く瀬戸内海の眺めをしばらく堪能した。
2010年12月04日 13:27撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:27
銀色に輝く瀬戸内海の眺めをしばらく堪能した。
山頂は、「山頂公園」として整備されていた。山頂付近は、10万株と言われるツツジが植えられた名所としても知られ、毎年5月には「大平山つつじ祭り」が開催されている。
2010年12月04日 13:31撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:31
山頂は、「山頂公園」として整備されていた。山頂付近は、10万株と言われるツツジが植えられた名所としても知られ、毎年5月には「大平山つつじ祭り」が開催されている。
山頂に向かう登り口にあるのは、熊やフクロウのある可愛いトーテムポール。
2010年12月04日 13:35撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:35
山頂に向かう登り口にあるのは、熊やフクロウのある可愛いトーテムポール。
青空と白い電波塔のコントラストが綺麗。
2010年12月04日 13:35撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:35
青空と白い電波塔のコントラストが綺麗。
公園内の東側もじっくり歩いた。
2010年12月04日 13:36撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:36
公園内の東側もじっくり歩いた。
ローマ式の半円形劇場のような施設。
2010年12月04日 13:38撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:38
ローマ式の半円形劇場のような施設。
ゆっくりとした山頂への道を歩く。
2010年12月04日 13:45撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:45
ゆっくりとした山頂への道を歩く。
電波塔施設は、まるで秘密基地の様だ。
2010年12月04日 13:50撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:50
電波塔施設は、まるで秘密基地の様だ。
アンテナや電波塔のメカニカルな形状がSF的で、同伴した友人も熱心に撮影に興じていた。
2010年12月04日 13:51撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:51
アンテナや電波塔のメカニカルな形状がSF的で、同伴した友人も熱心に撮影に興じていた。
頂上部分には、こんな感じの複数のテレビ局の送信所などがある。
2010年12月04日 13:58撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:58
頂上部分には、こんな感じの複数のテレビ局の送信所などがある。
「大平山」山頂に到着!!標高631m!
立派な山頂表示板だ。
2010年12月04日 13:58撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 13:58
「大平山」山頂に到着!!標高631m!
立派な山頂表示板だ。
山頂でも、アンテナ群の面白い風景を楽しみながら撮影。
2010年12月04日 14:02撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 14:02
山頂でも、アンテナ群の面白い風景を楽しみながら撮影。
冬のまぶしい陽光は、目に優しく暑くもなく、とても心地よかった。
2010年12月04日 14:07撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 14:07
冬のまぶしい陽光は、目に優しく暑くもなく、とても心地よかった。
山頂駅で再び、帰路のロープウェイに乗車。
2010年12月04日 14:31撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 14:31
山頂駅で再び、帰路のロープウェイに乗車。
山頂駅がどんどん離れていく。
2010年12月04日 14:31撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 14:31
山頂駅がどんどん離れていく。
麓(ふもと)の駅はもうすぐだ。
2010年12月04日 14:32撮影 by  Canon PowerShot A530, Canon
12/4 14:32
麓(ふもと)の駅はもうすぐだ。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 昼ご飯 飲料 筆記用具 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

○ロープウェイを利用した登山であるが、ここを訪れた日の当初は、しばらく整備された車道を歩いた。それでも、途中で珍しいロープウェイに乗ろうと言うことになり引き返し、結局は、ロープウェイ利用のピクニック登山を楽しんだ。当日は、12月のとても良いお天気に恵まれた日で、瀬戸内海のキラキラ輝く絶景は、まるでつい昨日に訪れたかの様に今でもしっかりと脳裏に焼き付いている。老朽化したロープウェイの存続では、防府市の深刻な財政問題もあり、2015年2月18日に廃止が決定、ロープウェイ施設も撤去作業中だ。この一瞬から既に存在しないロープウェイに乗れたという、そして、ここでこんな登山はもう2度と実現不能になったという事実、そういう意味でも、素晴らしい思い出の1日となった。予想よりも早く下山でき汗もかかない楽ちん登山だったため、周南市にある徳山動物園にまで足を運んで、陽光の中を子供のように楽しんだ。

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