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Yamareco

記録ID: 8012897
全員に公開
講習/トレーニング
近畿

熊野古道伊勢路(荷坂峠)

2025年04月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
鵜殿泰穆 その他8人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:09
距離
7.4km
登り
241m
下り
242m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:15
休憩
0:52
合計
3:07
距離 7.4km 登り 241m 下り 242m
10:37
10
10:47
10:53
0
10:53
10:54
5
10:59
11:12
7
11:19
4
11:23
11:35
8
11:43
12
11:56
11:57
7
12:05
6
12:12
4
12:16
7
12:23
12:40
2
12:42
12:43
6
12:49
26
13:16
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
🔹片山池公園駐車場に駐車 駐車場は広い
コース状況/
危険箇所等
🔹ほとんどは落ち葉に覆われた土の道
🔸目印はないが,道は明瞭で道迷いの可能性は低い
🔹江戸道は狭く,やや急峻なところがある
🔸明治道は広く,ほとんどは江戸道に比べ緩やか
その他周辺情報 🔹熊野古道センター
🔸夢古道の湯
🔹道の駅紀伊長島マンボウ
🔸トイレは「道の駅紀伊長島マンボウ」,片上池公園,片山集落から荷坂峠口までの間に1か所あり,計3か所利用できる
🔹 片上池公園
🔸 熊野灘臨海公園 孫太郎オートキャンプ
江戸道と明治道の分岐
上りは左に進んでこの江戸道を歩く
2025年04月13日 10:50撮影 by  iPhone 14, Apple
4/13 10:50
江戸道と明治道の分岐
上りは左に進んでこの江戸道を歩く
2025年04月13日 11:32撮影 by  iPhone 14, Apple
4/13 11:32
鈴木牧之の俳句を書いた看板
「長島や世を遁(のが)るなら此のあたり」
「嶋山や霞もこめず千々の景」とある
2025年04月13日 11:34撮影 by  iPhone 14, Apple
4/13 11:34
鈴木牧之の俳句を書いた看板
「長島や世を遁(のが)るなら此のあたり」
「嶋山や霞もこめず千々の景」とある
2025年04月13日 11:34撮影 by  iPhone 14, Apple
4/13 11:34
荷坂峠案内板
2025年04月13日 11:54撮影 by  iPhone 14, Apple
4/13 11:54
荷坂峠案内板
長八茶屋跡
茶屋を構えるほどの広さはないように見える
2025年04月13日 12:13撮影 by  iPhone 14, Apple
4/13 12:13
長八茶屋跡
茶屋を構えるほどの広さはないように見える
荷坂峠をあらわす看板はなく,石碑があった
荷坂峠をあらわす看板はなく,石碑があった
撮影機器:

感想

 熊野古道センター主催の「山歩き講座」に参加し,登山に関する初歩的技能の習得をした。
 初日は歩き方,地図の見方,読図およびコンパスの使い方について教えていただいた。センター内を歩き,特に石畳道での安全な歩き方を確かめた。読図では地図を使って尾根と谷の見分けを行い,センター内で地図とコンパスの使い方の実習をした。
 2日目は雨の中,荷坂峠までのコースのところどころで立ち止まり,前日学んだ地図の見方とコンパスの使い方を実践した。

 道の駅「紀伊長島マンボウ」に駐車し,R42を横断し,片上の集落を約30分歩いて荷坂峠の入口に着いた。途中には一里塚の石仏や猪垣などがあった。
 荷坂峠までの熊野古道はほとんどが落ち葉に覆われた土の道で,雨で滑りやすいことを念頭に前日学んだ歩き方を意識して歩いた。危険か所や目印はなくても道迷いしそうな場所はなかった。上りは江戸道を歩いた。荷坂峠まで少し急なところはあったが,それほど苦にはならなかった。
 江戸道・明治道の分岐からは10分足らずで長八茶屋跡に着いた。ここは尾根の一地点で,とても茶屋の店を開けるような広さはないように思えた。長八茶屋から少し上ると江戸時代の紀行作家である鈴木牧之(1770~1842)の俳句を書いた看板があった。越後国魚沼生まれの牧之は「北越雪譜」を執筆した随筆家・俳人として知られ,寛政8年にここを過ったときに作った句が書かれた看板があった。峠までは樹木に覆われ展望はなく,唯一天気がよければ沖見平で長島湾を望むことができる。今回は雨でかすかに見える程度であった。沖見平から峠まで約20分であった。沖見平と峠の途中にある憩い石は確認できなかった。
 峠には茶屋跡などはみられず,伊勢方面に向かって平坦な道になっていることが印象に残った。下りは途中まで上り道を戻り,途中から明治道を歩いた。明治道は江戸道に比べ広く緩やかで,歩きやすかった。明治道も江戸道同様に危険か所や道迷いの場所はなく,落ち葉に覆われていて滑らないよう注意した。
 今回の講習会に参加し,自己流になっていた山歩きを一度見直す機会になった。また,読図やコンパスを使った経験がなかったので,まとまった知見を得るよい機会であった。
 世界遺産登録20周年を機に熊野古道を歩く人が増えているが,荷坂峠道には石畳はなく,他の峠道より歩く人はやや少ないように思えた。今回は講習会の成果を実践することを目的に峠までを往復することになったが,機会を得て峠を挟んでもう少し歩いてみたいと思った。

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