大沼池


- GPS
- 03:54
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 244m
- 下り
- 248m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り、あられ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
林道入口12:15〜大沼池看板14:07〜浜14:30/14:50〜大沼池入口駐車場15:57
前回の玉原でのクロカンで靴のソールがはがれてしまい修理に出しているので、林道歩きだがアルペンの板を使わざるを得ない。しかし結果的にはそれが奏功した。
471号線から清水公園への枝道が分れる所の10メートル先から右側の雪の上に乗り、林道に入る。森の先に道が続いているように見えないので入口に迷ってしまった。初めは穏やかな樹林の中の散歩だが、寒冷渦の影響で曇り空から一時バラバラとアラレが降り注いだ。訪れる人はいると見えて、スキーやスノーシューらしいトレースが残っている。横湯川に沿った東への直線に差し掛かると、積雪が道を覆い、斜面となっており、部分的には斜度45度のトラバースを強いられる。雪は踏みつければしっかり食い込むのでスリップはしなかったが気持ち良いものではない。安定感のあるアルペンの板で良かった。スノーシューでは傾きすぎて歩行不能だろう。雪面に径10cmほどの爪のある新しい足跡を見る。何なのかはっきり分からないが、見たくないものを見た気分だ。熊鈴が鳴りやすいようストックに付け替えて歩く。再度のトラバースを経て、ようやく先が開けてきて、看板のある湖畔に着いた。
ここからは池の全貌は見えないので先に進んでみる。池の縁はもう水が浮いており湖岸を歩くことはできない。少し登り気味に尾根状を乗り越えると斜面の傾斜は増し、雪上に出た木の枝も邪魔になり難渋する。しかしようやく、一部に青い水面を覗かせた池が大きく見下ろせる。ちょうど陽も差して白い雪面とのコントラストが美しい。一か所 桟道が現れている箇所は上下に逃げられず、板を手に持って渡るが、木の枝に引っかかりオーバーズボンが大きく裂けてしまった。レストハウスのある浜まで行きたかったが、気力が尽き、小さな雪原になっている入江で打ち止めにする。正面に裏志賀山がこんもりと盛り上がっている。一昨年の秋には山の上からこの湖を見下ろしたことを思い起こす。
この美しい景色を見られたことにつくづく満足して帰途に付く。グズグズの雪をだましながら山腹を戻る。林道はシールをはずしたが、そこそこ斜度はあるもののストップスノーで滑らない。トラバースに肝を冷やし、歩いたり漕いだりで決して楽ではない下りとなった。それでもシール歩行よりはいくらか速かったか。再び空が曇り、アラレがパラついたりもしたが、ようやく出発点の車道に辿り着いた。スノーハイクのつもりが、予想外に手ごわい山行となった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する