吉野ヶ里歴史公園

2025年04月19日(土) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 9.4km
• 登り: 21m
• 下り: 1m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:03
• 休憩: 0:06
• 合計: 5:09

距離 9.4km 登り 21m 下り 1m

9:29 スタート地点
10:40 10:47 吉野ヶ里歴史公園
14:38 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

JR長崎本線吉野ヶ里公園駅から東口まで徒歩、タクシー。ほかに北口、西口があります。東口に歴史公園センターやレストランがあります。

コース状況／危険箇所等

園内は広く、全て徒歩で移動すると時間がかかりますので、無料の園内バスを利用すると便利です。

その他周辺情報

岩戸山古墳など

写真

4/19 9:29

公園東口。歴史公園センターやレストランがあり、メインゲートとなっています。吉野ヶ里公園駅から約800メートル。

4/19 9:35

公園に入ってすぐの環壕入口広場に｢銅鐸｣があり、鳴らしてみることができます。

4/19 9:36

復元された環壕や土塁城柵、逆茂木(さかもぎ)。吉野ヶ里の堀には水はなかったと推測されており環｢濠｣でなはなく環｢壕｣と表記されます。

4/19 9:37

南内郭に向かいます。

4/19 9:37

鳥居。弥生時代の遺跡から出土する｢鳥形木製品｣が取り付けられています。

4/19 9:38

侵入者を防ぐ逆茂木

4/19 9:40

イノシシですね

4/19 9:50

佐賀県は気球でも有名です。事前予約制で乗ることができたようです。

4/19 9:55

展示室には幅広い時代の出土品が数多く展示されています。｢謎のエリア｣で発見された石棺の実物大写真。

4/19 9:55

甕棺

4/19 9:55

副葬された有柄銅剣とガラス製管玉

4/19 9:56

頭部がない人骨。戦いで亡くなったとみられています。

4/19 9:57

甕棺

4/19 9:58

石包丁など

4/19 9:59

石鏃

4/19 10:00

甕棺内の人骨の腹部に残っていた鏃。戦いなどで射込まれたとみられています。

4/19 10:01

銅矛の鋳型と製品の模型

4/19 10:02

北墳丘墓から出土した数々の銅剣

4/19 10:02

有柄銅剣

4/19 10:07

九州で初めて発見された銅鐸。北口近くで見つかりました。

4/19 10:08

鉄製の農具

4/19 10:01

吉野ヶ里遺跡最古の銅剣

4/19 10:03

ガラス製管玉

4/19 10:04

甕棺墓から出土した連弧文鏡(銅鏡)

4/19 10:04

｢久不相見、長母相忘｣の銘が入っています

4/19 10:05

イモ貝の腕輪

4/19 10:05

これも腕輪

4/19 10:08

巴型青銅器と鋳型。青銅器は盾に取り付けたとみられています。

4/19 10:08

銅戈

4/19 10:10

木製の馬鞍。奥が前側、手前が後側。これは古墳時代のものと思われます。

4/19 10:11

環壕の｢断面｣はこんな形でした。特殊な方法で断面の土を剥ぎ取って展示してあります。

4/19 10:17

南内郭の｢櫓門｣

4/19 10:14

｢櫓門｣から見た南内郭

4/19 10:17

城柵を入ると南内郭

4/19 10:18

｢物見櫓｣。魏志倭人伝に云う｢楼観｣ではないかと言われています。

4/19 10:20

｢大人(有力者)｣たちの復元家屋

4/19 10:21

物見櫓から見た南内郭

4/19 10:21

やはり物見櫓から見た｢倉と市｣

4/19 10:28

｢集会の館｣

4/19 10:30

｢王の住まい｣

4/19 10:34

北内郭に向かいます

4/19 10:38

北内郭の入り口は複雑な構造

4/19 10:38

｢主祭殿｣。魏志倭人伝に云う｢宮室｣ではないかとみられています

4/19 10:41

主祭殿では様々な祭祀が行われていたようです。

4/19 10:42

最上階。神の声を聞く力を持つ女性がお告げを聞いていたのでしょうか

4/19 13:39

南のムラの家

4/19 13:46

｢倉と市｣の高床建物。魏志倭人伝の｢邸閣｣ではないかとみられています。

4/19 13:48

高床式建物

4/19 13:47

｢市楼｣。復元された建物は80棟あります。

4/19 10:52

北墳丘墓。歴代の王の墓とみられ、14基の甕棺が発掘されました。

4/19 10:55

北墳丘墓の内部。甕棺が発掘された状況がそのまま保存されています。

4/19 11:04

温度、湿度を保つために空調設備があります。

4/19 11:05

復元された有柄銅剣。甕棺から発見されました。

4/19 11:05

黒く塗られた甕棺

4/19 11:15

公園の北の区域にある甕棺墓列。

4/19 11:16

甕棺が列状に埋葬されています。一般的住民の墓地とみられています。遺跡全体で発見甕棺は3000個にのぼります。

4/19 11:30

古代の森体験館に展示されている臼と杵

4/19 11:31

柱痕とネズミ返し

4/19 11:31

農具の数々

4/19 13:10

弥生くらし館で有柄銅剣の鋳造体験をしました。鍋で金属を融かし……。

4/19 13:10

鋳型に流し込みます。

4/19 13:14

鋳型から取り出した有柄銅剣

4/19 13:31

完成しました。長さは10センチほど。刃物としての実用性はありませんが、航空機客室内には持ち込めません。

4/19 14:37

公園の北に連なる背振山系の山々

4/19 10:33

園内は緑も豊か。ウマノアシガタかな。

4/19 11:21

イヌビワ

4/19 12:52

ミヤコグサ

4/19 13:34

ムラサキサギゴケ

4/19 13:41

桑の実

4/19 13:45

グミ

4/19 13:33

歴史公園の俯瞰図。広いです。

撮影機器：

Galaxy S24 samsung

感想

haras3142

山、釣りの他にもう一つ興味を持っているのが古代史。以前から一度は訪れてみたいと思っていた｢吉野ヶ里遺跡｣に行ってきました。弥生時代を代表する環壕集落遺跡です。広大な敷地には環壕や柵が張り巡らされ、復元された建物群が立ち並んでいます。魏志倭人伝に云う｢宮室｣｢楼観｣｢邸閣｣はこんな建物だったのではないかとも言われています。発掘された貴重な史料は公園内の展示施設で見ることができ、弥生時代を体感できる遺跡公園となっています。登山とは関係なく、ヤマレコユーザーの皆さんには申し訳ありませんが、思い出として記録をアップしました。九州の｢日本百名山｣に登る機会にでも訪れてみてください。