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Yamareco

記録ID: 805688
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

恵那山

2016年01月30日(土) 〜 2016年01月31日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.4km
登り
1,400m
下り
1,390m

コースタイム

1日目
山行
7:30
休憩
1:05
合計
8:35
7:55
0
7:55
8:15
25
8:40
60
9:40
65
10:45
11:10
50
12:00
12:10
20
12:30
20
12:50
90
14:20
14:30
120
16:30
宿泊地
2日目
山行
5:10
休憩
0:20
合計
5:30
8:15
120
宿泊地
10:15
25
10:40
20
11:00
30
11:30
11:40
20
12:00
60
13:00
13:10
20
13:45
ワカン等の装着に要した時間はコースタイムに含めています
天候 初日は曇り、2日目は快晴
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に至る林道にゲートあり。林道崩落箇所の修繕中とのことですが、徒歩で登山口まで入れます
コース状況/
危険箇所等
特になし
前宮ルート登山口前の林道ゲート。車は入れませんが、徒歩でなら通行可能です。
歩き始めは小雨がパラついていましたが、二時間ほどで止みました。
2016年01月30日 07:54撮影 by  KYV35, KYOCERA
2
1/30 7:54
前宮ルート登山口前の林道ゲート。車は入れませんが、徒歩でなら通行可能です。
歩き始めは小雨がパラついていましたが、二時間ほどで止みました。
登山口すぐの渡渉点。気温が低いと水をかぶった中央部が凍結するためスリップしやすいです。
2016年01月30日 08:16撮影 by  KYV35, KYOCERA
2
1/30 8:16
登山口すぐの渡渉点。気温が低いと水をかぶった中央部が凍結するためスリップしやすいです。
対東沢への途上、少しトラバース気味の箇所があります。積雪が深いと要注意かも知れません。
2016年01月30日 08:37撮影 by  KYV35, KYOCERA
1
1/30 8:37
対東沢への途上、少しトラバース気味の箇所があります。積雪が深いと要注意かも知れません。
対東沢渡渉点。前日からの雨で多少増水してましたが問題なし。
2016年01月30日 08:39撮影 by  KYV35, KYOCERA
1
1/30 8:39
対東沢渡渉点。前日からの雨で多少増水してましたが問題なし。
この時の気温は7℃。5合目辺りまで全く雪はありませんでした。
2016年01月30日 09:11撮影 by  KYV35, KYOCERA
2
1/30 9:11
この時の気温は7℃。5合目辺りまで全く雪はありませんでした。
5合目から10分ほど歩くと見えてくる崩落個所。
2016年01月30日 09:22撮影 by  KYV35, KYOCERA
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1/30 9:22
5合目から10分ほど歩くと見えてくる崩落個所。
個人的に前宮ルート前半で一番嫌な箇所。木の根が広範囲にわたって露出しており、足掛かりが取りにくい上に濡れているとスリップしやすいです。
2016年01月30日 10:08撮影 by  KYV35, KYOCERA
3
1/30 10:08
個人的に前宮ルート前半で一番嫌な箇所。木の根が広範囲にわたって露出しており、足掛かりが取りにくい上に濡れているとスリップしやすいです。
枯大桧。葉を生い茂らせていた当時を偲んでみる・・・
2016年01月30日 10:27撮影 by  KYV35, KYOCERA
2
1/30 10:27
枯大桧。葉を生い茂らせていた当時を偲んでみる・・・
前宮ルートの中間点、中之小屋跡。お不動様がお出迎えです。
2016年01月30日 10:44撮影 by  KYV35, KYOCERA
1
1/30 10:44
前宮ルートの中間点、中之小屋跡。お不動様がお出迎えです。
中之小屋跡から上は積雪がありましたが、雨に打たれて腐ってました。
2016年01月30日 11:10撮影 by  KYV35, KYOCERA
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1/30 11:10
中之小屋跡から上は積雪がありましたが、雨に打たれて腐ってました。
写真では見えていませんが、立札の向こう側に枯れ木があります。これが物見の松のなれの果てなのでしょう、たぶん。
2016年01月30日 12:26撮影 by  KYV35, KYOCERA
3
1/30 12:26
写真では見えていませんが、立札の向こう側に枯れ木があります。これが物見の松のなれの果てなのでしょう、たぶん。
物見の松から先の登山道は両側が切れ落ちています。足場はしっかり確保出来るのですが、風が強いと少し怖い・・・
2016年01月30日 12:27撮影 by  KYV35, KYOCERA
2
1/30 12:27
物見の松から先の登山道は両側が切れ落ちています。足場はしっかり確保出来るのですが、風が強いと少し怖い・・・
行者越えの岩を見下ろす。中途半端に凍り付かれると登りにくいかも知れません。
2016年01月30日 12:45撮影 by  KYV35, KYOCERA
1
1/30 12:45
行者越えの岩を見下ろす。中途半端に凍り付かれると登りにくいかも知れません。
やっと山頂までの秒読み開始。ここら辺の積雪は膝下10センチくらいでした。
2016年01月30日 12:55撮影 by  KYV35, KYOCERA
2
1/30 12:55
やっと山頂までの秒読み開始。ここら辺の積雪は膝下10センチくらいでした。
16合目までの途上、わずかに雲が切れて青空が覗きました。
2016年01月30日 14:14撮影 by  KYV35, KYOCERA
4
1/30 14:14
16合目までの途上、わずかに雲が切れて青空が覗きました。
ようやく16合目。この辺りから積雪は膝を越えてきて、ツボ足がしんどいレベルに。ワカンを装着したのですが、メンテミスで歩くたびに緩んでしまい、使用を断念。
2016年01月30日 14:23撮影 by  KYV35, KYOCERA
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1/30 14:23
ようやく16合目。この辺りから積雪は膝を越えてきて、ツボ足がしんどいレベルに。ワカンを装着したのですが、メンテミスで歩くたびに緩んでしまい、使用を断念。
結局山頂にはたどり着けず残り2キロほどの道程を残してビバーク。雪洞を掘れるほどの積雪も無かったため、とりあえず雪を積んである程度の壁を作り、タープで屋根を張りました。このやっつけ仕事でもどうにか乗り切れたのは、この日の天候が安定していたからですね。
2016年01月30日 19:04撮影 by  KYV35, KYOCERA
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1/30 19:04
結局山頂にはたどり着けず残り2キロほどの道程を残してビバーク。雪洞を掘れるほどの積雪も無かったため、とりあえず雪を積んである程度の壁を作り、タープで屋根を張りました。このやっつけ仕事でもどうにか乗り切れたのは、この日の天候が安定していたからですね。
翌日は快晴!
ですがワカンなしでのラッセルは時間切れになると見て、山頂は諦めて撤収。
写真は前日の青空が覗いた笹原付近。
2016年01月31日 09:18撮影 by  KYV35, KYOCERA
3
1/31 9:18
翌日は快晴!
ですがワカンなしでのラッセルは時間切れになると見て、山頂は諦めて撤収。
写真は前日の青空が覗いた笹原付近。
御嶽山をチラ見。
2016年01月31日 09:35撮影 by  KYV35, KYOCERA
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1/31 9:35
御嶽山をチラ見。
標高を下げると、もはや小春日和を通り越して春の様相。こんな冬もあるんですね・・・
2016年01月31日 12:05撮影 by  KYV35, KYOCERA
3
1/31 12:05
標高を下げると、もはや小春日和を通り越して春の様相。こんな冬もあるんですね・・・
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル テントマット シェラフ ヘルメット
備考 細引き忘れて四苦八苦しました

感想

去年さんざん撤退させられた厳冬期の恵那山に今年もチャレンジ。
雨のスタートでしたが、予報通り天気は回復基調で安定しており、ほぼ無風な上に気温も高く、まるで残雪期のような気候。
これは行けるかも…と思ったのも束の間、半ば過ぎた辺りから増え出した積雪が膝を越え、思うようにペースを上げられなくなります。
たまらずワカンを装着したのですが、どうにも紐締めがきつく出来ず、数歩歩くとずれる始末。メンテするのに一度紐を全部ばらしたのですが、元に戻す際にレイアウトを間違ったらしい…とりあえず16時過ぎまで進めるだけ進み、平坦地を見つけてビバークする事に。
人心地付いた所でワカンに手を出したものの結局修正出来ず、冴え渡る月明かりに翌日の快晴を予見しながら撤退を決定。
翌朝は自分が付けたグダグダなトレースに苦笑いしつつ下山。5合目まで下りて来るとまるで春のような陽気で、このまま冬が終わるんじゃないかと思えてしまうほどでした。
もう一度雪が降る前に、ワカン直して再チャレンジしようと思います。

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