音羽山バリ山行!北鎌尾根さながらのスリル。音羽山は裏切らない!



- GPS
- 04:13
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 519m
- 下り
- 515m
コースタイム
- 山行
- 2:08
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 4:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
感想
音羽山に取りつかれた親分は、またまた新しいルートを見つけてきた。こんなところ歩く人おるんかい!て思わずつっこみたくなる。音羽山山頂には目もくれず、えらく狭い範囲を行ったり来たり。沢筋を登って、別の沢を下って、また別の沢筋を登って、新たなバリルートから下山した。結果、めちゃくちゃおもしろいコースで大満足の音羽山バリ山行であった。
まず、諸子川源流部の、いつも水がちょろちょろ流れている一番谷沢左岸から登る。倒木が多く、沢床歩きは厳しいと思われ、尾根を歩き始めたが、見た目ほどの倒木ではないようなので、沢床を登ることにした。水が流れているので、真ん中を避けて、両脇に足を置いて登る。濡れた石と、枯れ葉に隠れた石に注意しながら登るが、なかなかバランスをとるのが難しい。今まで見たこともない、おもしろい形の木を発見。写真を撮ってもらうために木の近くまで行くが、滑りやすくて苦戦した。行く手にきれいな三角の石を発見。音羽山の槍ヶ岳だー!崩れやすい岩や浮石が多く、落石に注意しながら登る。30分程登って、ヤブをかき分けて出ると、17番鉄塔に到着。展望のいい18番鉄塔に移動して小休止。北鎌尾根さながらのスリルを音羽山で体験できるとは、何とも贅沢だ。
続いて二つ目の沢を下る。ここは以前登ったところだ。「登ったところは下る。」これがリーダーのモットー。たっぷりの落ち葉で、足の置き場が全くわからない。膝まで足が埋もれてしまう。下手すると腰近くまで入ってしまう場所もある。登りよりも下りの方が油断できない。こんなところは獣も歩かないだろう。鶯の鳴き声だけが響き、とっても雰囲気のいい場所だ。枯れ沢だと思っていたが、少しだけ水が流れている。水にはまらないように注意しながら下山する。
静寂の木漏れ日の下で小休止し、三番目の谷筋を登る。計画よりだいぶん早い。登り始めは傾斜25度くらいだろうか。途中から30度程の傾斜になる。斜面は崩れやすく、生きた木も少ないので、ここでもキックステップが重要だ。音羽山でキックステップ?音羽山バリ山行にはキックステップが必須だ。ほんまに。計画よりだいぶん早いペースだ、18番鉄塔で45分の大休止。ゆっくり珈琲タイムを楽しむ。
最後の下山はサブルートとして予定したコースに変更。410m地点まで登り返して、初めての尾根添いを下る。ここは今までのルートと違い、歩きやすい道であった。来年に向けてコシアブラを探しながら歩く。高いところには、まだまだコシアブラの葉っぱがたくさんあった。忠実に尾根を下り池の内公園に出た。
距離も標高差も少ないコースであったが、内容の濃い〜音羽山山行であった、やっぱり音羽山は裏切らない。音羽山の大将は既に次のコースを考えている。下ったところは登る。近いうちにここから登る日がくるのだろう。音羽山の神様、今日も楽しませていただきました。ありがとうございます。
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