南八甲田 『旧県道』


- GPS
- 10:00
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 480m
- 下り
- 567m
コースタイム
天候 | 曇り→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地図&コンパスは言わずもがな・・・サバイバル能力。ヤブの先を読む眼力。獣臭を探知する嗅覚。ヤブまたヤブにめげない根気・ガッツを要します! |
写真
感想
南八甲田・旧県道踏破 2010.10.3
タイム:御鼻部山口5:25―善光寺平分岐6:35~50―ソデカ谷地6:58~(ソデカの杉見学)~7:15―残置ヒュウム管7:24―前谷地7:37~45―大谷地8:12~25―枯木沼9:05~45―田堰沢ヘヤピンカーブ10:32~45―櫛ヶ峰登山口12:08~30―松次郎清水13:30~40―猿倉温泉15:30
内容:10/2青森・横内を4人で18時に発ち、猿倉温泉で2人と合流し、回送車をデポし、御鼻部山展望所駐車場へ。テントで久しぶりの顔合わせをし、22時頃就寝する。
10/3夜中に発って当日集合の5人も到着。朝飯を済ませ、テントを撤収し、身支度をして、登山口へ移動する。空には、まだ星が見えるが、予報は下り坂。出発の頃には、ヘッドランプも不用となる。しばらくは下りで、所々ぬかるみのある道路跡を進む。皆の足取りは軽やか。少しばかりのアップダウンを繰り返し、ヂネカ森手前から緩い上りとなり、S字状にグルリと回りこみ善光寺平分岐へ下り、初めての休憩。ここから数分で、ソデカ谷地に。ソデカの杉を見学して戻る。道路跡脇にも杉の樹が1本。曇り空ながら櫛ヶ峰はじめ、乗鞍岳、赤倉岳が遠望されて満足。湿原の周りが赤、黄色の紅葉で彩られている。数分で、右の林の中にヒュウム管が、忘れられたかのように鎮座している。気付かれた方は何人か。ゆるい尾根を越えると前谷地が、ここは南八甲田の山々の格好の展望所となっている。休憩し、展望を楽しむ。更にゆるい尾根を越えると広々とした大谷地に着く。櫛ヶ峰の上岳、下岳を一目に出来る。湿原の周りの紅葉がまたまた鮮やかで素晴らしい。歩き始めてすぐに熊の糞。鶯色の大、少し離れて小と各1個ずつ。中間付近では、熊の臭いもした。トップが、笛を吹き続ける。枯木沼に付き、早めの昼食タイム。ここからは松森をグルリと廻り、更に櫛ヶ峰登山口までヤブ漕ぎ連続の区間だ。道路跡には、ダケカンバの幼木が林立して、それを示している。田堰沢側のヘヤピンカーブで休憩中、雨が落ちてきたので雨具を着ける。途中我々3人が遅れてしまい、先行者の足跡がないと、金釜さんと泉澤さん。8人の大人数だからハッキリした靴跡がなければならないのに。大声で叫んでみたが応答なし、大分離れているからのだろう。大人数だから大丈夫と先を進むと、汚れた雨具の上が。ポケットには、今回と同じく、私が作って参加者に渡した地図が入っていた。去年のものだ。更にサングラスが。次の休憩を櫛ヶ峰登山口としていたこともあり、更に前進。やっぱり登山口には、人影なし。一息入れてから捜索に引き返そうとしたところ、呼ぶ声がして8人が現れて一件落着。前にも道を踏み外したことがあり、今回も其の付近のようだ。そこは、松森から、枯れ木沼方面へ伸びている広いゆるい尾根なので道路跡と脇との段差がハッキリせず、踏み違え易いところだ。前述したダケカンバの幼木林の有無を確かめれば判断できるのだが。櫛ヶ峰の登山口から猿倉温泉までは刈り払いもされていて、ここからは3時間の道。疲れたが、雨の山は早く暮れるので、途中の清水峠(松次郎清水)でのどを潤して猿倉温泉を目指す。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する