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記録ID: 8141904
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沢登り
屋久島

【屋久島】大川下部遡行(大川の滝左壁登攀)

2025年05月08日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:23
距離
1.3km
登り
217m
下り
221m

コースタイム

日帰り
山行
1:06
休憩
1:17
合計
2:23
距離 1.3km 登り 217m 下り 221m
11:28
0
スタート地点
11:28
12:45
66
13:51
ゴール地点
最初の数分、ログ取り忘れ。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観光用の駐車場に駐車。トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
○大川下部:3級下
 大川の滝の左壁は登りやすく、大滝登攀入門として優れている。中央も登られているが、近年の記録は未見。大滝より上流も立派な滝や大釜が続き、大渓谷の景観を楽しめるので、滝だけ登って下るのは勿体ない。見所が終わってゴーロが始まるあたりで林道へ出るのがすっきりする。
その他周辺情報 【他の記録】
・大川の滝を登攀している記録は多いが、その上流も遡行している記録はウェブ上では見たことがない。「屋久島の山岳」(太田,1993)に掲載されている、太田五雄による1975年9月の記録ではこの区間も遡行している。
・「屋久島の山岳」(太田,1993)によると、大川の滝は中央部が大阪わらじの会の能勢唯司らにより1975年にエイドで初登されており、1992年に志水哲也・小原比呂志によりフリーで登られている。しかし左ルートについての言及はなく、左ルートの初登については不明。2000年頃には既に古い残置ハーケンがあったらしい(小原,私信)。
・近年の大川の滝登攀記録は最も易しい左ルートばかりであり、中央部がこの2回以外に登られたことがあるのかどうか、定かではない。
これが大川の滝の左の水流で、そのさらに左の水流が細く流れている辺りを登る。増水時は大変そうだ。
2025年05月08日 11:25撮影 by  901SO, Sony
5/8 11:25
これが大川の滝の左の水流で、そのさらに左の水流が細く流れている辺りを登る。増水時は大変そうだ。
1p目のリード(tamoshima):上部で1か所だけちょっと嫌らしいところがあった
2025年05月08日 11:50撮影 by  AC003, DJI
5/8 11:50
1p目のリード(tamoshima):上部で1か所だけちょっと嫌らしいところがあった
1p目のフォロー(たな)
2025年05月08日 12:04撮影 by  901SO, Sony
5/8 12:04
1p目のフォロー(たな)
2p目のリード(たな):1p目より易しいが、部分的にかなりぬめった
2025年05月08日 12:14撮影 by  901SO, Sony
5/8 12:14
2p目のリード(たな):1p目より易しいが、部分的にかなりぬめった
F2:これは登れそうにない
2025年05月08日 12:43撮影 by  901SO, Sony
5/8 12:43
F2:これは登れそうにない
F2の上流は小綺麗な感じでなかなか良い
2025年05月08日 12:48撮影 by  901SO, Sony
1
5/8 12:48
F2の上流は小綺麗な感じでなかなか良い
巨大な釜を持つ19m滝:屋久島でも有数の巨大釜だと思う。下部は左から巻いて、
2025年05月08日 12:54撮影 by  901SO, Sony
1
5/8 12:54
巨大な釜を持つ19m滝:屋久島でも有数の巨大釜だと思う。下部は左から巻いて、
上部は直登
2025年05月08日 13:05撮影 by  901SO, Sony
5/8 13:05
上部は直登
これは6m斜瀑。最後の2条岩間10m滝は写真を撮り忘れたが、その程度の滝だった。
2025年05月08日 13:10撮影 by  901SO, Sony
5/8 13:10
これは6m斜瀑。最後の2条岩間10m滝は写真を撮り忘れたが、その程度の滝だった。
遡行図
2025年05月17日 12:25撮影
5/17 12:25
遡行図
撮影機器:

装備

備考 ラバー適

感想

【経緯】
 1泊2日で予定していた瀬切川は昨日のうちに登り終え、今日は降りてきただけなので、まだまだ時間がある。大滝登攀の対象として有名な大川の滝を1回は登ってみたいと思っていたので、あまり記録を見ないその上流側の遡行と合わせ、行ってみることに。

【感想】
 大川の滝左ルートの登攀は予想以上に易しく拍子抜けだったが、逆に言えば、大滝登攀入門としてお薦めである。すぐ上の10m滝も特徴的だし、上流の19m滝は想像以上に釜が立派で、なかなか良いものだった。大川の滝を登るなら、大川の滝だけ登って終わりにせず、是非その上流も遡行してみることを薦める。
 今回はとりあえずメジャーな左を登ってみたが、機会があれば、中央部のルートの再登にもチャレンジしてみようかなぁと思った。

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