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ハイキング
京都・北摂
大江山〜鬼伝説の山〜
2006年06月24日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,133m
- 下り
- 715m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 6:00
ー備忘録ー
日時:2006年6月24日(土)
場所:京都府大江山(福知山市・与謝野町)
メンバー:ぽち
行動距離:20.0km
行動時間:6h-00m
今回も航海中の寄港地でのハイキングです。
航海中に次の寄港地でどこに行こうかと地図を眺めていたところ「大江山」が目に止まった。確か「大江山〜・・・・天橋立」という百人一首の一句を思い出した。(間はかなり抜けているが・・・(^_^;)
正確には「大江山いく野の道の遠ければ、まだふみも見ず天の橋立」(小式部内侍)
早速、入港時にインターネットで調べると「鬼伝説の山」、「元伊勢内宮皇大神社」、「鬼博物館」、「加悦SL広場」(2020.3閉業)等々盛りだくさんの見所がぎっしり・・・これは行くしかない!
当直空けの朝、西舞鶴駅から北近畿タンゴ鉄道を乗り継ぎ大江山口内宮駅(標高60m)に降りたのは09:41であった。
09:45 早速身支度を整え元伊勢内宮向けて歩き出す。思ったより人影はなく(全くなく)神社への石段を登る。さすが元伊勢内宮、古木に包まれて荘厳な雰囲気である。参拝を済ませお守りを買ったついでに大江山への道を聞くが加悦まで行くには大変だと言われる。まあ日没までに着けばいいやと思いながら先を行く。
少し下ると今度は日本のピラミッドと呼ばれる岩戸山が目の前に現れ、川まで降り立つと元伊勢天岩戸神社に着く。ここは岩の上にあり、ほんの少しだが鎖を伝って行かないと参拝できない。元の車道に戻り、今度は「酒呑童子の里」を目指す。
天気予報は一日中曇りと言っていたが見事に外れ、晴天で日差しが痛いほどである。やっぱり日焼け止めを持ってくればよかった。
途中車道と旧宮津街道の一部を通ったりして1時間ほどで「鬼の交流博物館」に到着。入場料310円を払って入る。当然?入場者は自分1人だけである。土曜なのに付近に人気はない。館内は日本の鬼、世界の鬼の面、鬼瓦などの鬼グッズであふれている。登山がメインなので見学も早々に切り上げ先を急ぐ。登山道があるはずなのだが、見つからずひたすら車道を歩く。
12:00 博物館から約40分で仏性寺と呼ばれる分岐に着く。(446m)ここから鬼嶽稲荷神社までの車道は復旧工事のため、通行止めとなっている。仕方なく右に分岐している車道を行く。
12:25 休憩所(639m)着。登山道を探しながら車道を歩くが結局見つからず、車道の終点である休憩所に到着する。ここには休憩小屋とトイレが設置され、車が10台ほど止まっていた。実質ここが登山口になっているようだ。しかも稜線上なのだ!ここまで車で来る必要があるのか?先がわからないのでそのまま稜線を歩く。ようやくここからが登山といったところか?しかし稜線上は風が全く無く暑い!
12:40−50 鳩ヶ峰(746m)到着。ようやく山に来たということで昼食を取る。頂上からは目指す千丈ヶ嶽、赤石ヶ岳が連なり、眼下には加悦の街並がはっきりと見下ろせる。しかしながら10分で済ませ先を目指す。少し下り急坂を一気に登ればあっという間に・・・
13:08 大江山千丈ヶ嶽(832.5m)到着。頂上はさすがに人で賑わっている。20人くらいはいるだろうか?記念撮影をして通過。ここからは下りになるが道はしっかり整備され歩きやすい。鬼嶽稲荷神社への分岐を過ぎ、しばらく下ると林道と交差する。
13:33 653m地点ここで右に折れればよいものを左に入ってしまった。しかしすぐに水場もあり、しょっぱい顔を洗って水を補給する。水温はかなり低く気持ちいい。この先林道は何箇所か土砂崩れの跡もあり、怪しいとは思ったが行ってしまった。決定的なのは大きな土砂崩れで林道は寸断されており、道を間違えたことには気付いたが、先に鹿の群れがいたので少し高巻いて越してしまった。
13:52 林道行き止まり地点(690m) 結局林道は行き止まり引き返すことになった。しかし鹿や野ウサギにも出会ったので満足か?水場を過ぎてもとの地点(653m)に戻る。約30分のロス!しかし水場で補給できたことで助かったのも事実!(実は500mlのお茶しか持ってなかったのである)
14:13 林道を少し下り、双峰公園への登山道に入ると間もなく赤石ヶ岳との分岐(600m)である。分岐から先はほとんど踏まれていないが途中100mくらいまではラジコングライダーの離陸場になっているので踏み跡はある。その先からは背丈ほどの笹藪をかき分けながら下る。鞍部から中腹あたりまでは比較的歩きやすい。先に6名のパーティが休憩していたので先を行かせてもらう。振り返るとさっきのラジコングライダーが優雅に翼を広げ飛んでいる。追い越したはいいがほとんど踏み跡はなく行けそうな場所を選んで行く。途中何箇所か赤テープがあったりして間違えてないことわかる。最後の最後まで藪漕ぎが続き、頂上まであと数mのところでモノレール軌道らしきものに当たる。そうこれが「モノレーター」の軌道である。大江山憩いの広場(双峰公園)から歩かずに来られるのだ!
14:45-1515 赤石ヶ岳(736m)到着。
記念写真を撮って速攻で下らなければ帰りのバスに間に合わない!加悦谷の印に向かって下るがパラグライダー離陸地点の下は道がない!しばらく付近を探すが全く見あたらず頂上まで引き返す。うろうろしているうちにさっきのパーティーが上がって来た。いろいろ聞いてみたがやっぱり与謝峠へ下る道はなく、パラグライダーで降りる他には方法はなさそうだ。パラグライダーも持ってきていないので、仕方なく来た道を引き返す。しかし登りで7人歩いた踏み跡はしっかり残っており、非常に歩きやすかった。鞍部からは再び笹を掻き分け双峰公園へ下った。
15:45 大江山憩いの広場(505m)到着。取りあえず降りてきたので、自販機でサイダーを買って一気に飲み干す!ビールといきたいところだがまだ加悦のSL広場(廃業)まで歩かなければならない。
15:55 憩いの広場出発!ここから約7kmの道のりである。気合いを入れて最後の下りを・・・と思っていたらさっきの夫婦の方の車に拾ってもらうことになり、結局SL広場まで送ってもらった。感謝!感謝!m(_ _)m
日時:2006年6月24日(土)
場所:京都府大江山(福知山市・与謝野町)
メンバー:ぽち
行動距離:20.0km
行動時間:6h-00m
今回も航海中の寄港地でのハイキングです。
航海中に次の寄港地でどこに行こうかと地図を眺めていたところ「大江山」が目に止まった。確か「大江山〜・・・・天橋立」という百人一首の一句を思い出した。(間はかなり抜けているが・・・(^_^;)
正確には「大江山いく野の道の遠ければ、まだふみも見ず天の橋立」(小式部内侍)
早速、入港時にインターネットで調べると「鬼伝説の山」、「元伊勢内宮皇大神社」、「鬼博物館」、「加悦SL広場」(2020.3閉業)等々盛りだくさんの見所がぎっしり・・・これは行くしかない!
当直空けの朝、西舞鶴駅から北近畿タンゴ鉄道を乗り継ぎ大江山口内宮駅(標高60m)に降りたのは09:41であった。
09:45 早速身支度を整え元伊勢内宮向けて歩き出す。思ったより人影はなく(全くなく)神社への石段を登る。さすが元伊勢内宮、古木に包まれて荘厳な雰囲気である。参拝を済ませお守りを買ったついでに大江山への道を聞くが加悦まで行くには大変だと言われる。まあ日没までに着けばいいやと思いながら先を行く。
少し下ると今度は日本のピラミッドと呼ばれる岩戸山が目の前に現れ、川まで降り立つと元伊勢天岩戸神社に着く。ここは岩の上にあり、ほんの少しだが鎖を伝って行かないと参拝できない。元の車道に戻り、今度は「酒呑童子の里」を目指す。
天気予報は一日中曇りと言っていたが見事に外れ、晴天で日差しが痛いほどである。やっぱり日焼け止めを持ってくればよかった。
途中車道と旧宮津街道の一部を通ったりして1時間ほどで「鬼の交流博物館」に到着。入場料310円を払って入る。当然?入場者は自分1人だけである。土曜なのに付近に人気はない。館内は日本の鬼、世界の鬼の面、鬼瓦などの鬼グッズであふれている。登山がメインなので見学も早々に切り上げ先を急ぐ。登山道があるはずなのだが、見つからずひたすら車道を歩く。
12:00 博物館から約40分で仏性寺と呼ばれる分岐に着く。(446m)ここから鬼嶽稲荷神社までの車道は復旧工事のため、通行止めとなっている。仕方なく右に分岐している車道を行く。
12:25 休憩所(639m)着。登山道を探しながら車道を歩くが結局見つからず、車道の終点である休憩所に到着する。ここには休憩小屋とトイレが設置され、車が10台ほど止まっていた。実質ここが登山口になっているようだ。しかも稜線上なのだ!ここまで車で来る必要があるのか?先がわからないのでそのまま稜線を歩く。ようやくここからが登山といったところか?しかし稜線上は風が全く無く暑い!
12:40−50 鳩ヶ峰(746m)到着。ようやく山に来たということで昼食を取る。頂上からは目指す千丈ヶ嶽、赤石ヶ岳が連なり、眼下には加悦の街並がはっきりと見下ろせる。しかしながら10分で済ませ先を目指す。少し下り急坂を一気に登ればあっという間に・・・
13:08 大江山千丈ヶ嶽(832.5m)到着。頂上はさすがに人で賑わっている。20人くらいはいるだろうか?記念撮影をして通過。ここからは下りになるが道はしっかり整備され歩きやすい。鬼嶽稲荷神社への分岐を過ぎ、しばらく下ると林道と交差する。
13:33 653m地点ここで右に折れればよいものを左に入ってしまった。しかしすぐに水場もあり、しょっぱい顔を洗って水を補給する。水温はかなり低く気持ちいい。この先林道は何箇所か土砂崩れの跡もあり、怪しいとは思ったが行ってしまった。決定的なのは大きな土砂崩れで林道は寸断されており、道を間違えたことには気付いたが、先に鹿の群れがいたので少し高巻いて越してしまった。
13:52 林道行き止まり地点(690m) 結局林道は行き止まり引き返すことになった。しかし鹿や野ウサギにも出会ったので満足か?水場を過ぎてもとの地点(653m)に戻る。約30分のロス!しかし水場で補給できたことで助かったのも事実!(実は500mlのお茶しか持ってなかったのである)
14:13 林道を少し下り、双峰公園への登山道に入ると間もなく赤石ヶ岳との分岐(600m)である。分岐から先はほとんど踏まれていないが途中100mくらいまではラジコングライダーの離陸場になっているので踏み跡はある。その先からは背丈ほどの笹藪をかき分けながら下る。鞍部から中腹あたりまでは比較的歩きやすい。先に6名のパーティが休憩していたので先を行かせてもらう。振り返るとさっきのラジコングライダーが優雅に翼を広げ飛んでいる。追い越したはいいがほとんど踏み跡はなく行けそうな場所を選んで行く。途中何箇所か赤テープがあったりして間違えてないことわかる。最後の最後まで藪漕ぎが続き、頂上まであと数mのところでモノレール軌道らしきものに当たる。そうこれが「モノレーター」の軌道である。大江山憩いの広場(双峰公園)から歩かずに来られるのだ!
14:45-1515 赤石ヶ岳(736m)到着。
記念写真を撮って速攻で下らなければ帰りのバスに間に合わない!加悦谷の印に向かって下るがパラグライダー離陸地点の下は道がない!しばらく付近を探すが全く見あたらず頂上まで引き返す。うろうろしているうちにさっきのパーティーが上がって来た。いろいろ聞いてみたがやっぱり与謝峠へ下る道はなく、パラグライダーで降りる他には方法はなさそうだ。パラグライダーも持ってきていないので、仕方なく来た道を引き返す。しかし登りで7人歩いた踏み跡はしっかり残っており、非常に歩きやすかった。鞍部からは再び笹を掻き分け双峰公園へ下った。
15:45 大江山憩いの広場(505m)到着。取りあえず降りてきたので、自販機でサイダーを買って一気に飲み干す!ビールといきたいところだがまだ加悦のSL広場(廃業)まで歩かなければならない。
15:55 憩いの広場出発!ここから約7kmの道のりである。気合いを入れて最後の下りを・・・と思っていたらさっきの夫婦の方の車に拾ってもらうことになり、結局SL広場まで送ってもらった。感謝!感謝!m(_ _)m
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利用交通機関:
電車 バス
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写真
感想
大江山は現在、登山マラソンやトレランのコースとなっていて随分様変わりしたと聞く。麓の「加悦SL広場」は廃業し、現在は「加悦鉄道資料館」に一部移転して展示されているようだ。近いうちに訪れてみたいものだ。
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