常隆寺山(伊勢の森)、淡路妙見山【兵庫県、淡路】、震災の爪痕
- GPS
- 01:28
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 205m
- 下り
- 191m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース> ・いずれも不明箇所はない ・ただし、常隆寺から大塔峠に向かう林道への直接下降ルートは不明であった ・林道はあまり整備がよいとは言えない <ポスト等> ・ない <温泉、店> ・店はない。当然ながら、山中に分け入る前に買い物を済ませる必要がある ・温泉は淡路島にいくつか。今回はパルシェ香りの湯 <野島断層、震災記念公園> ・北淡路の野島にある。阪神・淡路大震災による生々しい痕跡を直に見ることができる。震度7も体験できる。私は二度も体験する気はないが。 |
写真
感想
<伊勢ノ森>
山頂一帯を伊勢ノ森、寺名が常隆寺。行基が開き、後に桓武天皇が勅願寺として伽藍を建立したという寺。
寺まで車で来てしまったので仕方ないのだが、ここからの歩きの距離はわずか。
とりあえず登るが、すぐに山頂「伊勢の森」。確かに、しっかりとした樹木に取り囲まれているのがわかる。入口の看板に寄れば、スダジイやアカガシが群落をなしているとのことだが、それ以外の樹木もあるように思う(あまり詳しくないので言い当てることができない...)。
<淡路妙見山>
淡路にもある妙見山。但馬にも摂津にもある。県内では他の二つの人気が高いので、相対的に目立たない存在。
淡路島に特有の、山中を縦横に走る林道を経て、常隆寺から大塔峠に移動。ここからも林道を登ることができるようではあるが、それでは本日の歩きがなくなってしまうので、ここで乗り捨て。黙々とつづら折りの林道を進むと頂稜部で月ノ山観音からの道と合流。見晴台を横目にまずは頂上へ。コンクリート製の祠のある頂上にお参りして、少し先に下ると、南西側の見通しのある場所へ。ここで昼食。日向であれば、この季節といえども暖かだ。
帰り道で見晴台に立ち寄る。明石海峡大橋が見渡せる。満足の後、峠へ一目散に帰る。
そこからは、車で佐野川に沿って一旦大阪湾側に出て、そののち瀬戸内海側へ。
<野島断層、震災記念公園>
一度は行くべきであろうと思っていた場所。震災は肌身を以て体験したし、家は無事だったが、内部もさることながら、生活ではたいへんな思いをした。無論、身内の命を失った人の苦しみとは比較にならないが。
ともかくも、その震災を無言で語り続ける大地の証人をまざまざと見つめた。どうしても泣けてしまう。ガイドが説明をしてくれているが、耳には入ってこない。
ある部屋に入ると、震度7が体験できるという。「どうですか」と声を掛けられたが、もう二度と体験したいはずもない。私は塗り分け地図上は震度6と7の境界ぐらいであったが、激しい地震を経験したことに他ならない。
震災を忘れない取組の具体化こそが、災害に潜む人災を減らす術だと思う。
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