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ハイキング
甲信越
秘密の花園
2025年05月17日(土) [日帰り]
SM100C
kastin52
| 天候 | 雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
見つけた花の希少性を思うと、盗掘被害があってからでは取り返しがつかないので場所はあかせません。 |
写真
(ka)今日はここから！（どこから？）どうも！カスティーナです！
(S)とにかく見てみたい花がある。1日中雨予報だけど、そんな時にこそ、探索に来てみました。
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(ka)今日はここから！（どこから？）
どうも！カスティーナです！
(S)とにかく見てみたい花がある。1日中雨予報だけど、そんな時にこそ、探索に来てみました。
どうも！カスティーナです！
(S)とにかく見てみたい花がある。1日中雨予報だけど、そんな時にこそ、探索に来てみました。
(S)出だしはこの時期どこにでも咲いているシャガから。
(ka)雨に濡れてきれい。
(ka)雨に濡れてきれい。
(S)鑑賞するより食用用途の方が印象に残るミズ。
(ka)ミズの花ってこれで「咲いてる」ってことでいいの？
(ka)ミズの花ってこれで「咲いてる」ってことでいいの？
(S)ジンジャーマンいた（＾ω＾）
(ka)大きな声じゃ言えないけども、これも食べられるんだよね……
(ka)大きな声じゃ言えないけども、これも食べられるんだよね……
(S)これ、普段見かけない葉で、気になったけど目的はこれじゃない。(ka)もしかしてタツナミソウだよね？って思って撮っておいたんだけど、正解だったかも\(ˊᗜˋ)/
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(S)これ、普段見かけない葉で、気になったけど目的はこれじゃない。
(ka)もしかしてタツナミソウだよね？って思って撮っておいたんだけど、正解だったかも\(ˊᗜˋ)/
(ka)もしかしてタツナミソウだよね？って思って撮っておいたんだけど、正解だったかも\(ˊᗜˋ)/
(S)鬱蒼とした杉林。目的は様々のようだけど人は入っているようだ。(ka)観察しながら歩くと早春の花もあれこれ咲くみたい。
だけどそういう目的で入る人はいないかもね。
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(S)鬱蒼とした杉林。目的は様々のようだけど人は入っているようだ。
(ka)観察しながら歩くと早春の花もあれこれ咲くみたい。
だけどそういう目的で入る人はいないかもね。
(ka)観察しながら歩くと早春の花もあれこれ咲くみたい。
だけどそういう目的で入る人はいないかもね。
(S)ウツギの一種なんだろうな、くらいにしかわからない。
(ka)ミツバウツギかな。まだまだこれから。
(ka)ミツバウツギかな。まだまだこれから。
(S)おおっ、これはきっとラン科の葉じゃないかな？
(ka)トンボソウの仲間じゃないかな。
(ka)トンボソウの仲間じゃないかな。
(S)一瞬ドキっとするも、これはサイハイランだろうなぁ。
(ka)だよねー。花芽が出てるコもいたけど開花はまだ。
(ka)だよねー。花芽が出てるコもいたけど開花はまだ。
(S)どこに咲いてるかなんてまったく情報がない。そもそも現存するのかさえ怪しいレベルの花を探す。手当たり次第探っているとセリ科のお花畑に遭遇。
(ka)世間的には雑草と言われるような花もお花畑を形成するほど群生してると圧巻ねえ・:*:・(*´艸`*)・:*:・
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(S)どこに咲いてるかなんてまったく情報がない。そもそも現存するのかさえ怪しいレベルの花を探す。
手当たり次第探っているとセリ科のお花畑に遭遇。
(ka)世間的には雑草と言われるような花もお花畑を形成するほど群生してると圧巻ねえ・:*:・(*´艸`*)・:*:・
手当たり次第探っているとセリ科のお花畑に遭遇。
(ka)世間的には雑草と言われるような花もお花畑を形成するほど群生してると圧巻ねえ・:*:・(*´艸`*)・:*:・
(S)これこれ。誰かがここでこっそり育ててるのか？それとも違う植物なのか…
(ka)それにしては薮まみれね。
(ka)それにしては薮まみれね。
(S)とにかく見つかるのはこういう感じのヤツばかり。
(ka)ほら、端境期だから(；´Д｀)
(ka)ほら、端境期だから(；´Д｀)
(S)華やかさを感じるのはサワハコベくらい。
(ka)たぶん花に興味なければ背景の一部。
(ka)たぶん花に興味なければ背景の一部。
(S)ここは左巻きのカタツムリが優勢。
(ka)こういうのはSMセンセイの知識がないとお手上げ。
(ka)こういうのはSMセンセイの知識がないとお手上げ。
(S)コンロンソウが薄暗い杉林の雰囲気を明るくしていた。
(ka)背後に迫るはテンナンショウ！
(ka)背後に迫るはテンナンショウ！
(S)色が薄いラショウモンカズラ、花らしい花はこれが最初だったかも（笑）
(ka)色付きの花はこれだけꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
(ka)色付きの花はこれだけꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
(S)シオデ！いつも見つけるけど、山菜採りの時にたくさん見つけたいね！
(ka)でもさ、この繊細な花、好きよ。
(ka)でもさ、この繊細な花、好きよ。
(S)ホウチャクソウかな？この時期は普通に考えると華やかなものはあんまりないね。
(ka)豪華絢爛な季節を越えてしっとり落ち着いた山もいいよね。
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(S)ホウチャクソウかな？
この時期は普通に考えると華やかなものはあんまりないね。
(ka)豪華絢爛な季節を越えてしっとり落ち着いた山もいいよね。
この時期は普通に考えると華やかなものはあんまりないね。
(ka)豪華絢爛な季節を越えてしっとり落ち着いた山もいいよね。
(S)杉林はだいたい植生が貧相なイメージ。そんな中。カスティーナ博士が唐突に「クマガイソウが咲いてる」と棒読みでしゃべった。どうせフキの葉あたりで冗談かましているんだろうと思い、ハイハイそーですか、と近づいてみたら、いや本当に咲いている。脳がバグって二人とも何を話したのか覚えていない瞬間。
(ka)あまりにも唐突に現れた風景に言葉も感情も、魂さえもどこかへ飛んでいってしまった……( ꒪⌓꒪)
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(S)杉林はだいたい植生が貧相なイメージ。そんな中。
カスティーナ博士が唐突に「クマガイソウが咲いてる」と棒読みでしゃべった。どうせフキの葉あたりで冗談かましているんだろうと思い、ハイハイそーですか、と近づいてみたら、いや本当に咲いている。脳がバグって二人とも何を話したのか覚えていない瞬間。
(ka)あまりにも唐突に現れた風景に言葉も感情も、魂さえもどこかへ飛んでいってしまった……( ꒪⌓꒪)
カスティーナ博士が唐突に「クマガイソウが咲いてる」と棒読みでしゃべった。どうせフキの葉あたりで冗談かましているんだろうと思い、ハイハイそーですか、と近づいてみたら、いや本当に咲いている。脳がバグって二人とも何を話したのか覚えていない瞬間。
(ka)あまりにも唐突に現れた風景に言葉も感情も、魂さえもどこかへ飛んでいってしまった……( ꒪⌓꒪)
(S)この花の野生を見ることがあるとは！しかし実は目的はこの花じゃなかった。もっと希少なんじゃないかと思われるものを熱望してきたのである。
(ka)うそでしょ、なにこれ（棒読み）
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(S)この花の野生を見ることがあるとは！
しかし実は目的はこの花じゃなかった。もっと希少なんじゃないかと思われるものを熱望してきたのである。
(ka)うそでしょ、なにこれ（棒読み）
しかし実は目的はこの花じゃなかった。もっと希少なんじゃないかと思われるものを熱望してきたのである。
(ka)うそでしょ、なにこれ（棒読み）
(S)ところが、言ってみればオマケで見つけてしまったのがこの大物。人は確かに来た形跡はある。あるが、なんというか、これを見に来ている感じではなく、別の目的でついでに「ああ、今年も咲いたね」程度、地元の限られた人だけが知っているような場所だった。
(ka)え、わたし、ここにいてもいいんですか（棒読み）
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(S)ところが、言ってみればオマケで見つけてしまったのがこの大物。人は確かに来た形跡はある。
あるが、なんというか、これを見に来ている感じではなく、別の目的でついでに「ああ、今年も咲いたね」程度、地元の限られた人だけが知っているような場所だった。
(ka)え、わたし、ここにいてもいいんですか（棒読み）
あるが、なんというか、これを見に来ている感じではなく、別の目的でついでに「ああ、今年も咲いたね」程度、地元の限られた人だけが知っているような場所だった。
(ka)え、わたし、ここにいてもいいんですか（棒読み）
(S)咲いているとわかっていて見に来るのとまったく違ったこの高揚感と興奮。きっと同じ体験をした人でないとわからないだろう。(ka)こんなことってある？（棒読み）
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(S)咲いているとわかっていて見に来るのとまったく違ったこの高揚感と興奮。きっと同じ体験をした人でないとわからないだろう。
(ka)こんなことってある？（棒読み）
(ka)こんなことってある？（棒読み）
(S)普通じゃない、普通じゃないぞ今日は！
(ka)え、え、え、一生分の幸運使い果たしてないよね？（棒読み）
(ka)え、え、え、一生分の幸運使い果たしてないよね？（棒読み）
(S)これで帰っても全然惜しくない大発見だけど、目的はこれじゃない。そうであるなら、まだ探してみよう！(ka)いやいや、ちょっと待って。わたし生きてる？魂抜けてる？足ある？（棒読み）
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(S)これで帰っても全然惜しくない大発見だけど、目的はこれじゃない。そうであるなら、まだ探してみよう！
(ka)いやいや、ちょっと待って。わたし生きてる？魂抜けてる？足ある？（棒読み）
(ka)いやいや、ちょっと待って。わたし生きてる？魂抜けてる？足ある？（棒読み）
(S)にしたって離れ難いこの場所。
(ka)夢なら醒めないで( o̴̶̷᷄_o̴̶̷̥᷅ )
(ka)夢なら醒めないで( o̴̶̷᷄_o̴̶̷̥᷅ )
(S)一株で2輪咲いているのもあったりして、ひっくり返るくらい驚きの大発見だった。
(ka)ツインズ！ツインズ！
(ka)ツインズ！ツインズ！
(S)根で増やせる能力があるから、人の手によって増やされたと思われるかも知れないけど、もしそうなら、周辺の野草は処理されているだろう。(ka)花探しやってて思うのは、ランの仲間は放っておけばあんがい強いんじゃないかってこと。
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(S)根で増やせる能力があるから、人の手によって増やされたと思われるかも知れないけど、もしそうなら、周辺の野草は処理されているだろう。
(ka)花探しやってて思うのは、ランの仲間は放っておけばあんがい強いんじゃないかってこと。
(ka)花探しやってて思うのは、ランの仲間は放っておけばあんがい強いんじゃないかってこと。
(S)これが本当の目的！やっと見つけた！これはたぶん、普通は見つけられないぞ！(ka)よっしゃーーーーーーーーーーーーーーーー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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(S)これが本当の目的！やっと見つけた！これはたぶん、普通は見つけられないぞ！
(ka)よっしゃーーーーーーーーーーーーーーーー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
(ka)よっしゃーーーーーーーーーーーーーーーー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
(S)葉の裏は驚異のウズラ模様！
(ka)ちょっと！SMセンセイ、マッキー持参したんじゃないの！？
(ka)ちょっと！SMセンセイ、マッキー持参したんじゃないの！？
(S)よくよく見るとものすごい群生地。しかも花芽を出している株がすごく多い！(ka)ようやっと冷静になってあたりを見渡すと、足の踏み場に困るほど。
迂闊に入り込むと進退窮まるアルパインフラワーファインディングなのです！
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(S)よくよく見るとものすごい群生地。しかも花芽を出している株がすごく多い！
(ka)ようやっと冷静になってあたりを見渡すと、足の踏み場に困るほど。
迂闊に入り込むと進退窮まるアルパインフラワーファインディングなのです！
(ka)ようやっと冷静になってあたりを見渡すと、足の踏み場に困るほど。
迂闊に入り込むと進退窮まるアルパインフラワーファインディングなのです！
(S)しかし残念ながら、咲いている株はなかった。
(ka)花芽はしっかり確認できたのに。
(ka)花芽はしっかり確認できたのに。
(S)ここからの成長速度はどれくらいなんだろう。
(ka)ちょっと想像できないな。
(ka)ちょっと想像できないな。
(S)絶滅危惧種1B類、でもここには一面に株がある。感動的ですらあった。
(ka)最後の楽園にならないとこを祈るのみ。
(ka)最後の楽園にならないとこを祈るのみ。
感想
唯一である11年前の情報。
それに賭けて、あるラン科の探索に行ってみた。
2007年の環境省レッドデータで絶滅危惧種�粁爐砲覆辰燭發里痢△修谿柄阿廊�B類。
珍しいからというよりも、すごく奇妙な生態・形だったり、すごくきれい、かわいいということが見つけようとする原動力で、レッドデータはむしろ見つける難易度として考えている。
目的の花は写真で見ると本当に奇抜であり、シュッとしていてカッコいいのである。
いつかは見てみたいと思っていて、今年こそはと佐渡に見に行こうと画策していた。
新潟県でも佐渡では比較的見つけ易いようだが、本土側はほぼ絶望的なイメージだった。咲く山域はわかっているが、じゃあ見つけようとすれば行く場所が膨大過ぎてあまり現実的ではない。偶然の幸運がなければほぼ無理だろう。
今回もまったくの偶然でこの2種類のラン科を見つけることが出来た。
植生とか日当たり加減とか水分量とか考慮するのは当たり前であり、条件を満たしていたって実際に存在していることなんか極めて稀なレベルの花である。
わずかな可能性の中で、幸運に恵まれなければ見つけられない。そして今まさに咲いている状態なんてのは一生分の運を使い切るんじゃないかという思いだ。
自分の目の前にある株。
しばらくは口をパクパクさせる他になかった。
まったく、いい大人ふたりが植物の前でなにをしているのか（笑）
これまでもいくつかは記録にない場所で希少な花を見たことはあった。
ある場所であるランの咲き終わりを見て以来、開花を確認しようと一年待って再訪。
人目に付かないようにとナイトハイクで出かけてヘッデンの中、その花はうっすら輝いて咲き誇っていた。
ああ、みんなが追いかけてるこのランはこんなに近くで咲いていたんだ、と胸がいっぱいになった。
しばらくして咲き終わった頃、もう一度出かけるとその花は葉っぱごとごっそり無くなっていた。
何があったのかは分からない。
土砂が流れたのか。
動物が掘り起こしたのか。
人の手で持ち去られたのか。
山は逃げない、と言うのはよくある慰めの言葉として使われるけどもじっさいにはそんなことは有り得ないということを山を深く歩く人であれば誰でも知るところだと思う。
森羅万象。諸行無常。
自然の中で遊ぶということは、まさに一期一会であって、ただこの時の幸運を掴むことなのだと言うことを忘れたくない。
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見つけましたね。
開花はブログに載っていました。
やはりその山塊はすごいところですね。
「夏」もあるのでブログに載っているので調査してみてください。
その場所ではないかなーと思います。
ここは偶然、見つけちゃった♪
「夏」は黄色いあのコもいる場所ではないかと。
そこも気になってるんですけどね。
「そこ」では残念ながらまだ願い叶っていないんです（泣）
ここはカスティーナ博士が言うようにまったく別の場所で、わずかな記事でダメ元で行ってみて、奇跡的に見つけたってところです。
しかしまだ、「そこ」での探索はこれからも継続していきます！
また違ったおもしろいものも見つかる可能性はゼロではありませんしね。
ラン科の沼にほぼハマってしまったと認めざるを得ません（笑）
花探しは山に行かなければならないというこだわりはないので、雨の日は特にこういう平地の雑木林、いいですね。
花が見つからなくても、しっとりして静かな雰囲気がとてもいいものです。
クマガイソウは栽培ものが多いですね。初めて見たのは鳴神山でした。厳重に守られていて、そうでもしないと盗掘被害もあるんだろうなぁと思います。
ここは守られていない、何の変哲もない藪斜面であり、よくある下草に紛れて咲いていました。普通に咲いていて頭がおかしくなったのかと（笑）
でも、本来それがあるべき姿なんですよね。
もう一つのランは残念ながらまだ咲いていませんでしたが、それは佐渡でぜひ見てみたいと思います！
ヘンな花をヘンな場所で探すのは楽しいですねー。
特にランの仲間は初見で「きれい」と思えないようなグロテスクな感じがたまらないです。
何も知らずにとつぜん山の中でクマガイソウ見たらふつうはたぶん、キモチガワルイと思うのです。
それもラン沼にハマる理由のひとつかなー。
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