「右田ヶ岳」天徳寺コースで山頂あきらめ下山ピストン

2010年11月24日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 2.3km
• 登り: 290m
• 下り: 284m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:30

15:00 右田ヶ岳登山口駐車場
15:10 15:10 天徳寺
15:20 15:20 観音堂
15:40 15:40 石船山
16:30 16:30 南ノ峰手前先
17:30 右田ヶ岳登山口駐車場

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○「右田ヶ岳（みぎたがだけ）」（標高426m）は、山口県防府市右田の国道262号線や山陽新幹線沿いに位置し、直近には、中国自動車道「防府東IC」がある。また、その名称を「中ノ峰」とも呼ばれ、その麓（ふもと）には、登山口のある「天徳寺」があり、同寺より、「石船山（せきせんざん）」（標高194m）、鎌倉期〜戦国期にかけて存在した城跡のある「南(西）ノ峰」（標高410m）、「右田ヶ岳（中ノ峰）」（標高426m）、「北ノ峰」が連なる岩の連山であるが、さらに、北方の「三谷山」(標高324.8m）や「山城山」（標高260m）にも縦走可能である。また、山頂への縦走路は、天徳寺コース、塚原コース、塔の岡コース、勝坂コース（本ルート・尾根ルート）など豊富にあり、自由なコースの組み合わせやアップダウン、岩登り、迫力ある景観などを楽しめる。低山であるが、登山口が標高0mであるため、それなりのハードさも兼ねそろえているので、手軽な登山の訓練場ともなる山である。

●アクセス
・マイカーの場合、山陽自動車道（防府東IC）→国道262号線（山口市方面）→約300m先のセブンイレブンの交差点を右折 →市道を約800m先の右田小学校前駐車場 →天徳寺（登山口）
・徒歩の場合、JR山陽本線 （防府駅）→塚原バス停 →天徳寺（登山口）

○駐車場
・登山口の右田小学校校庭の道路沿いに無料駐車場有り（20台）
・上記駐車場からさらに200m北西方にも新設の無料駐車場有り（20台）

コース状況／危険箇所等

○垂直の岩やロープの急登多数あり、低山でも要注意。

○登山口に登山ポストやトイレなし。（トイレは、右田小学校の施設が利用できるという話もあるが未確認。）

その他周辺情報

○国道262号線沿いにコンビニ等の施設複数有り。

写真

11/24 15:09

初めての「右田ヶ岳」登山！まだ登ったことのない未知の世界だ。まず、防府市立右田小学校グラウンド前の駐車場に車を駐車、そこを左手奥の北方の山側に約200m先を進むと、「天徳寺入口」の案内板がある。

11/24 15:09

木々の間の道を直進する先には、黄色のイチョウの木が見えた。

11/24 15:10

大きなイチョウの木の下には、「天徳寺」の門がある。この寺は鎌倉時代の初めに「源頼朝」によって、鎌倉幕府と源氏一門の興隆安泰祈願の寺として創建、その際の記念植樹として「イチョウ」の木が植えられたそうだ。

11/24 15:10

樹齢800年！それにしても巨大なイチョウの木だ。歴史を感じる。

11/24 15:12

これは、イチョウの巨木の隣にひっそりたたずむ「源頼朝の墓」とある。

11/24 15:14

古い「右田ヶ岳登山案内図」・・字がかすれて役に立たない。もう少し登山者や観光振興のために、手直しすべきものだ。

11/24 15:16

この石階段からいよいよ登山が始まる。

11/24 15:22

間もなく、登山路の先に石垣が出現。巨大な施設や建物があった遺構だろうか？

11/24 15:23

「観音堂」と呼ばれた古い施設を発見！しかし、荒れていた。

11/24 15:25

その敷地には岩に刻んだ宗教的なレリーフがある。

11/24 15:26

岩に刻まれた「磨崖仏（ながいぼとけ）」、資料によると同種のものが33か所もあるそうだ。

11/24 15:26

南東に向かって石灯籠が鎮座。

11/24 15:28

進行方向には、岩だらけの「石船山」が見えた。

11/24 15:28

先を進む山道沿いに観た「磨崖仏」。

11/24 15:28

同じく！

11/24 15:29

これも！

11/24 15:29

これも！

11/24 15:34

これも！

11/24 15:35

これも！

11/24 15:35

同じく、これも！この「磨崖仏」には、一部うっすら色が残っていた。昔から、この地が宗教的な訪問地であったことがわかる。

11/24 15:54

「石船山」を過ぎた高い位置から、「石船山」を撮影。

11/24 15:54

この岩の上を乗り越えて、先を行く。

11/24 16:00

かなり高い位置から下界を眺めたら、これは高い！初めて見れた南方の防府市内の風景。

11/24 16:00

しばらく岩の上に座り込んで眺めていた。

11/24 16:00

これは、南東方の国道262号線とその先の「西目山」。

11/24 16:00

断崖越しに見る北東方面。

11/24 16:00

東方を観ると夕闇が迫りそう。

11/24 16:13

それでも、まだ南方は明るい。

11/24 16:16

右手を観ると、あれは「南ノ峰」？

11/24 16:16

ここを歩いて乗り越えた。

11/24 16:16

右手に見えた断崖。おー！凄い！初めて見た世界！

11/24 16:27

お日様がかなり低くなってきた。このままでは、間もなく日が沈んでしまう。

11/24 16:27

下界も次第に夕焼け気味。

11/24 16:27

こちらも。

11/24 16:27

瀬戸内海の三田尻方面まで見える。

11/24 16:27

佐波川の流域もよく見える。

11/24 16:27

進行方向先にようやく「右田ヶ岳」山頂が見えた。

11/24 16:27

山頂部分を望遠撮影。日の丸がはためき、その付近に人が立っていた。このとき、時刻は16:27、このままでは日没となり下山が遅くなるので不安・・・、残念だが山頂までの登山を断念、途中下山した。17:30、駐車場に戻れた。

撮影機器：

PowerShot A530 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

REALIST

○最初の単独登山
　最初の本格的登山だったが、何もわからない初心者で、登山装備もまともなものは何も持っていなかった。靴はスニーカー、ズボンはGパン、普通の綿シャツにサングラス、ザックもごく普通の市販のもの。グローブもなく軍手だった。時間の感覚もいい加減で行き当たりばったり的な登山だった。それでも、高度の上がるたびに下界の視界がどんどん変化する興奮を知った。まだまだ、登山はきつい、汗が出る、暑い、服が汚れる・・・というネガティブな感覚があるものの、それでも少しづつ登山の魅力をイメージ先行ではあるが感じつつあった。