【過去ログ】大島半島 巨大煙突を訪ねる(太華山、八合山、粭山)


- GPS
- 09:01
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【沖山〜八合山】 踏み跡は薄いながら下草は薄くどこでも歩ける。ただし、P66峠から八合山への取り付き直後主稜線に向かう登りは剛藪。南面の山腹の踏み跡を辿ったが、もしかしたら北面からの踏み跡があったのかもしれない。 【粭島南岸】 島を1周しようとしたが南端で行き詰る。10mの岩壁にフィックスロープはあったものの、アンカーの灌木が完全に浮いていたため使用は断念。巻き下りを模索したがヤブの密度が濃く不快なためこれも断念。20mロープ携行か逆コースを取ると良いと思われる。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ニッカ―ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
予備靴ひも
ザック
行動食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
スマホ
時計
サングラス
タオル
カメラ
剪定バサミ
脛ガード
財布
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感想
周南市南端大島半島、長らく気になっていた先端部、沖山〜八合山〜粭山の探索。
1番の目的は、どこから見ても異彩を放つ日本精蝋社の巨大煙突。調べてみると、財閥商社鈴木商店が大正5年 日本金属亜鉛精錬所として創業、精製時のガス排出の為に建てたもの。総レンガ数100万個、高さ72mは当時東洋一と言われながら戦況悪化により原材料の調達が困難となり、わずか4年後大正9年に廃業という数奇な運命を辿る。役目を終えて105年、今なお立ち続ける産業遺産を間近に眺めることでこの地域の歴史の一端を垣間見ることができた。詳しくは⇒ https://www.suzukishoten-museum.com/footstep/company/docs/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B2%BE%E8%9D%8B%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%28%E6%8A%9C%E7%B2%8B%E7%89%88%29.pdf
【軌跡メモ】
太華山へのメイン登山道はコンクリ石段で味気ない。そこで今回は主稜線から登ってみることに。出だし不鮮明ながら乗ってしまえば素晴らしいトレイルが一直線に延びており太華山の印象が少し変わった。
沖山へは林道途中より北稜に取り付いたが、島山に珍しく下枝のない快適な疎林帯であっと言う間に到達できた。東端コベ鼻辺りから歩いてみたい気もした。
粭島(すくもじま)西海岸に残した軌跡は、海岸線を一周する予定で歩きだしたものの、三ツ石鼻手前の岩場で、腐ったフィックスに体重を預ける気にならず断念したもの。最近通過している記録もあったがケガしては元も子もないので無理せず戻った。行くなら時計回りで登りにした方が良い。我々同様、反時計回りとするなら懸垂用ロープがあると安心。
起点への長いロードはかつて歩いたことある西岸を避け東岸を選択。JR櫛ケ浜駅まで立ち寄ったのは、昨年の大津島探訪時( https://yamap.com/activities/29299122 )の軌跡と繋げるため。当時意味もなくお付き合いで延ばした軌跡が1年後に連結されることに・・・ 当のご本人は「俺はもう繋がっているから無駄に歩かん・・・」先にクルマに戻ってくつろいでおられた(笑)
詳しくはコチラ ⇒ https://yamap.com/activities/37453366
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