飯豊山(御沢野営場〜切合小屋往復)
- GPS
- 32:50
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,471m
コースタイム
【2日目】 7:10切合小屋-9:10三国岳-10:20剣ヶ峰-12:30横峰-12:45笹平-13:10上十五里-13:55中十五里-14:20下十五里-15:20御沢野営場登山口
天候 | 雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小白布沢へ行く道路は通行止め(2010年10月10日現在)。チェーンに鍵がかかっている。鍵があれば通れそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道の状況】 御沢から笹平までは急勾配の登りが続く。道は粘土質であり、木の根も多いので、雨が降ったあとなどは非常に滑りやすくなっている。また、大きな段差が多いので筋肉疲労に注意。 笹平から剣ヶ峰まではなだらかな道。多少アップダウンはあるが歩きやすい。 剣ヶ峰は岩稜帯で両側が崖になっており非常に危険。我々が登った時は強風雨とガスで視界が悪く、立ち上がると飛ばされそうなほどだった。鎖場も何ヶ所かあり。いくつかあるピークは、越えずに巻くことが多いのでうまく巻き道を見つけることが肝要。恐らく1つのミスで滑落に繋がると思われる。見た感じでは50m〜100mぐらいは滑落しそう。 毎年何人かは滑落して亡くなっているよう。 三国岳から切合小屋は、いくつかのピークを越えながら進む鋸尾根。鎖場は1ヶ所(鎖は2本)。 【水場】 横峰を過ぎて地蔵山を巻く道の途中に峰秀水あり。冷たくておいしい。 三国岳では、三国岳手前の岩場から100mほど降りるらしい。 切合小屋は、小屋の主人がいる夏場は小屋前にあるそうだが、10月は既に撤去済み。そのため、シーズンオフは切合小屋から三国岳方面へ100mほど行ったところにある2つのケルンの奥の水場を利用すると良い。少しわかりにくいが、黒ホースをたどって行くと見つけることができる。切合小屋のテン場から下に降りる水場は「水たまり」程度。 【電波状況】 ドコモの場合。 御沢野営場…× 三国岳…○ 切合小屋…○ 【温泉】 御沢野営場から喜多方市内方面へ15分ほど走ると「いいでのゆ」という温泉宿泊施設があり、日帰り入浴もできる。 http://www.town.yamato.fukushima.jp/hotspring/iidenoyu_inf.html |
写真
感想
当初は飯豊本山までの往復を考えていたが、天気が悪く眺望も望めないため切合小屋で引き返すことにした。
前日の夜に御沢野営場に到着し、テント泊。この時点では星が見えていた。
1日目、ガスっているが出発し、御沢から飯豊山神社の表参道を登り始める。血の池あたりまでは雨は降ったりやんだりだったが、剣ヶ峰に差しかかったあたりで強く降り始める。剣ヶ峰は遮るものが無いので雨風をまともに受ける。南側からの風だったため、ピークを北側に巻くときは風を受けなくて楽だった。油断して足を滑らせると滑落するような危険箇所である。
三国岳避難小屋は1階と2階があり、15〜20人ぐらいは収容できそう。トイレあり。テン場はなし。
切合小屋までも終始視界は悪く、晴れなかった。広い砂地の場所などは、ひどいガスのときにはルートを見失いそうになるので注意。
切合小屋は1階と2階があり、収容人数は40〜60人程度か。トイレあり。夏場は簡易水洗3つ、それ以外の季節は非水洗1つ。テン場あり。水場は、オフシーズンはわかりにくくて大変。大きなケルンが2つ並んでいるところの奥に、ホースから直接流れ出ている水場がある。水量は豊富(10月10日現在)。
夜は雨がひどく、2階だと屋根に当たる雨の音で寝付けないぐらい。
悪天候と疲労が重なったため、本山まで行くのは諦めて2日目は下山することとする。
2日目の朝は、東側斜面は眺望が開けたが、相変わらず本山方面及び大日岳方面はガスで何も見えず。三国岳で小休憩を取り、剣ヶ峰に差しかかる。この日は雨も風もなかったため、1日目よりも楽ではあったが、岩稜帯は登りよりも下りの方が気を使うため、体力を消耗する。
剣ヶ峰を過ぎてからは、足に疲労がたまってきたので時折休みながら下山する。2日目は結局雨には降られず、蒸し暑くなった。半袖でいいぐらい。
せめて天気が良ければ。来年は本山まで行きたい。
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