霰ケ山 〜林道周回+ピークハント〜


- GPS
- 04:30
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 554m
- 下り
- 550m
コースタイム
天候 | 曇/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地図に破線の記載がある林道のうち、東側は時々車が入っているようで悪路ながら倒木や落石は除けられていました。西側はあまり車も入っていないようで、大きな枝が落ちていたりぬかるんでいたり、一部崩落している所もありました。 |
写真
感想
前週が雨の中の山歩きだったので、天気が良く気持ちの良い山をゆっくり歩いてみたかった。あまり遠くない山で良さそうなところを探していて、昨年11月24日に登る予定にしていたのに冠雪のため断念した、岡山県の「霰ヶ山」を思い出した。林道歩きがメインの山のようなので手頃かもしれないと思い、半年ぶりのリベンジ登山に出掛けてみることにした。
県道から未舗装の林道へ入る所に鉄のゲートが設置されているが、開いたままになっているので車を乗り入れた。傾斜のややきつい所はあるものの、倒木や大きな落石、崩落は無いので軽四駆ならなんとか上っていける。どこで車を降りようかと探しながら進んでいたら、再び鉄の柵が目に入った。ここも開いていたが、道の脇に「一般通行禁止」と書いた札が置かれていたので、柵の少し手前の路肩スペースに車を停めてそこから歩くことにした。
この山の中腹をほぼ9割周回する林道はほぼ平坦で、東側には倒木、落石や薮もなく、時々車が入っているようだった。道の周囲は杉や檜の植林と落葉広葉樹の森で直射日光が遮られるので気持ちよく歩くことができる。展望は無いが、森林浴だと思えばなかなか快適なコースだ。ただ車が入っているのは、南側から東の山腹を周回して北方向へ抜けるルートだ。西側林道は途中までしか車が入っていないようで、落石や倒木が多い。途中には崩落個所もあり、その辺りから草丈も高くなっていて、こちら側にあまり人が来ることもない様子がわかる。
山頂へ行くには林道東側から直登しなければならない。特に登山口といった標識が無いので、踏み跡らしきものがあった斜面を登り尾根に取り付いたが、下りで登り口は少し手前(南側)にあったことがわかったが、そんなに差は無いように思う。途中の木の幹に赤いテープが巻いてあり、足元の笹が無いところが道なので、傾斜のややきつい所はあるものの迷うことは無く山頂へ行くことができた。
山頂には二等三角点の標石があり、草が刈られて少し展望が良くなっている。ここで昼食にし、ドローンを飛ばして周囲を撮影してみた。薄い雲があって大山を確認することはできなかったが、すぐ東側には冨栄山・大空山のなだらかな尾根を眺められ、それ以外にも周囲を取り囲む多くの山の尾根や山腹の伐採地、谷筋を走る道などが確認できた。
ドローン撮影動画(1分38秒)
ぐるりと回る林道が一周していれば良いのだが、南西部分で終点になっている。周回するためにはそこから山の斜面を登って尾根を一つ越えなければならない。最初は踏み跡もあったがそれもだんだん不明瞭になる。尾根へ上がるか谷沿いを行くか少し迷ったが、それほど傾斜のきつい山腹でもなかったので、谷の様子を見ながら斜面を歩いて尾根を越えた。道は無さそうだがヤブコギや岩登りをする必要はなく、足下に気を付けて進み、尾根の向こうの林道へ合流した。
これと言って特徴のある山ではなかったが、それほど苦労せずに登れる1,000m級の山で、平坦な林道歩きとと道なき尾根の登攀を楽しむことができた。落葉広葉樹も多くあったので、秋の紅葉シーズンに訪れればまた違った魅力に触れられるかもしれない。
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