和束の茶源郷を歩く



- GPS
- 04:38
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 222m
- 下り
- 254m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・S-JR加茂駅西口バス停〜和束原山バス停(奈良交通) ・G-和束山の家バス停〜JR加茂駅西口バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・危険個所なし |
その他周辺情報 | 〈飲食店〉 ・和束茶カフェ ・和束町役場付近の観光案内所、ウオーキングマップあり |
写真
感想
茶源の郷、京都和束の集落を歩いてきました。
山歩きと違い暢気なぶらぶら散歩、何の資料も調査もせずやって来ました。
先ずはJR加茂駅からバスに乗り、終点の原山バス停で下車する。
そこは鷲峰山参道の入口。参道の脇には初夏の野の花が咲き長閑な田舎という感じです。
地元の住民に「お茶畑を見に来たが、お勧めの場所はありませんか?」と尋ねる。
皆さんとても親切で「どこから来たの?」、「ここから1時間ほどで鷲峰山、金胎寺に行けるよ」、「茶畑は、もう少し登った所がいいよ」とか教えてくれた。
その感覚で歩くと山の斜面に美しく刈り取られた茶畑が拡がっている。
そこに一人の農婦がいたので、お茶のことを聞いてみた。
5月末から6月上旬の八十八夜の頃に収穫した一番茶は香りのよい旨味の乗った最高のお茶だそうです。栽培方法は黒いシートを覆った遮光栽培です。
最近のインバウンドブ−ム、人気の抹茶の原料となる碾茶の生産が圧倒的に多く、煎茶やほうじ茶は少ないとのこと。
茶畑のなかを歩いても良いと許可を頂き、急坂をかなりの高台まで登り詰める。
眼下に一面に茶畑が拡がり、遠方に原山集落、その先の山の斜面にも茶畑が拡がっている。
八十八夜の頃ならば、鮮やかな黄緑色の茶畑が一面に美しく展開していたでしょう。
いまは新茶の収穫が終わった時期、色落ちし茶畑で少し残念な気持ちです。
再び原山バス停に戻り、ここからどこへと思案する。
ランチの洒落たカフェを求めて和束川沿いの田園地帯をゆっくりと歩く。
水を引いた田圃は鏡のように光り輝き、稲の苗が奇麗に整然と植えられている。
見渡すと和束町は中心を和束川が流れ、川沿い集落が点在する。
その周りを低い山並みが囲み小さな盆地のなかに位置しているのが理解できる。
そして低山の森を切り拓いた斜面に茶畑が拡がっている。本当に茶の生産に適した場所であることがわかる。
途中の役場付近の和束町観光案内書でウオーキングMAPを頂き、午後からのコースを検討する。
一番茶の季節には多くの観光客が来ているので、食事処や茶カフェが沢山開いているが、今は季節外れでお店もほとんど開いていない。一軒だけ「和束茶カフェ」が開いていた。
そこから最後のコ−ス、MAPを見ながら和束運動公園を周遊し、弥勒摩崖仏を見ることができた。
今日は曇り空の天気で暑くもなく、快適にのんびりと「ぶらぶら散歩」ができました。
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