岩手山 2024


天候 | 完璧なる快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道中事故での東北道通行止めもあり、駐車場に到着したのは23:30。この時点で5台程度。 登山開始は日の出前の5:15。この時点で徐々に登山客の車が到着し始めていた。 下山は15:00であったが、この時点での駐車場は空きあり。満車にはなっていなかった模様 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
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感想
約30年前に山小屋泊した記憶があるが、それ以外の記憶が全くなかったこともあり、今回再挑戦。
全国の天気予報を数日前から確認し、9/14, 15の中で唯一晴れマークの付いていた北東北の岩手山に狙いを定め、前日長距離ドライブで岩手入りした。
起床後の日の出前は、山麓付近まで雲が垂れ込めていたが登山開始。次第に差してきた朝日の中黙々と樹林帯を歩く。最初の通過点である第2噴出口跡で登山道から少し脇道を行くとパッと眺望が開け、下界に加え雲海と遠方の早池峰山が現れ、本日1度目の感動。
次の第1噴出口跡に着くと再度眺望が開け、更に山頂も拝めた。
ここから若干急登となり火山灰の道を登っていくが、火山灰のおかげで登りにくい。ツルハシ分岐を過ぎ到着した平笠不動避難小屋(無人)から見上げた山頂は雄大で美しい、反面、これからさらなる急登が眼前に明らかであり、山頂ピストンを考え、不要である雨具や小物類を避難小屋の棚に一時仮置きさせてもらった(勝手に置いていっただけ)。
ここから山頂まで急登となるが、周囲に遮る物無く、度々後方を振り返り八幡平、秋田駒、遠くに鳥海、岩木、八甲田の各山々を望みつつ歩を進めた。前方右側に臨む鬼ヶ城は「更に素晴らしい」と後ろから来た地元の方が強調していたので、次回挑戦の候補に入れることにする。
ひたすら登りとうとう山頂のお鉢稜線に出た途端に広がる荒々しい噴火口を目の当たりにしたときには、簡単に表現できないほどの高揚感と感動があった。下界からはお目にかかれない噴火口の光景、青空、下界が同時に目に入ってくる。
頂上で昼食を取ったあとのお鉢巡りでは、左手に噴火口、右手に下界、稜線は歩きやすい。ここを離れるのが惜しくてかなりの滞在時間になってしまった。
あとは延々と下るのみ。登り時には雲海で見えなかった焼走りもよく見え快適に下るも、さすがに距離も長いため足に疲労が蓄積。それでも熔岩流の焼走り自然観察遊歩道にも寄り道、そこからの眺めは、手前に広大な熔岩流、その向こうにきれいな円錐形の岩手山と太陽という別世界のような光景が広がっていた。
地元の方は「滅多に無い天気」というほど天気に恵まれ、非常に満足した山行となった。特に、頂上火口の光景は想像を絶するもので印象に強く残った。
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