瑞牆 矢立岩


- GPS
- 12:00
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 653m
- 下り
- 658m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●アプローチ 「奇跡の岩」の真横(すぐ脇)の沢ではなく、1本手前の沢が正解。 奇跡の岩の真横の沢にも、トポと同様の尾根に上がる急登があるので注意。 |
写真
感想
今週末は日曜に用事があり土曜のみの為、早出して矢立岩へ。
2名とも初のエリア。
●アプローチ
「迷いやすい」と友人達から聞いていたが、やはり迷ってしまい、岩場基部まで5時間かかった。
・一般登山道から外れる箇所は分かりやすい。
・「奇跡の岩」の真横(すぐ脇)の沢ではなく、1本手前の沢が正解。
奇跡の岩の真横の沢にも、トポと同様の尾根に上がる急登があるので注意。
・「緑の楽園」は、最近の高温好天の為、予想よりカラカラしていた。
11時過ぎ、ようやく矢立岩の基部に到着した。
●矢立岩
お目当ての「Mr.スランプ(5.12a)」へは、汚れたチムニー(5.7)を登るか、風林火山(5.10a)を登って懸垂下降で取付きへ行くか。
せっかくだから風林火山を登ろうということで、懸垂下降で取付くこととした。
風林火山(5.10a)
トポでその写真を見た時から行きたいと思っていたルート。
40mだが5.10a。岩の中央を下から上まで走る綺麗なワイドクラック。
1ピッチ目
下部のチムニーは、濡れていると少し嫌(プロテクションが取れないので)。
トポでは「木登り」となっているが、岩に生える立ち木は全体重をかけると抜けそうな程度には動く。静荷重で上がった先も、「テラス」か?!という感じ。
数メートル上がった先の木のほうがしっかりしていたので、そちらでハンギングビレイ。
2ピッチ目
お目当てのワイドクラック。
5.10aらしく「次はリードしたいな」と思えるルートだが、長い!
確かに楽しい、登りごたえ十分な好ルート。#6使用。
水平部分まで行ってしまうとロープが入り込むのでカムで支点を作って切る。
2ピッチ目後半(水平部分)
短いがわずかに下りなので、ラックのカムが頭側に降りてきて邪魔。
ここからの懸垂で降りる方向を間違える。
立木に残置スリングが巻いてあり、ここから懸垂下降だと分かるのだが、
そのまま正面の割れ目に向かって降りてしまうとDr.スランプ側に降りてしまう。
「絶対、5.12aのルートじゃないよなぁ」と、懸垂した地点まで登り返す。
岩に向かって垂直な方向(少しブッシュがある)に降りるのが正解。
20m程懸垂すると、一畳ほどのテラス。そこがMr.スランプの取付き。
・・・お目当てのルート取付きに辿り着いたのは16時を越えていた。
この時刻&暑い中ここまでかなり迷った為、登るかどうか迷った結果、オンサイトトライは次回に取っておくことにして下山することとした。
●懸垂下降
Mr.スランプの取付きの低木数本に残置ロープがあり、岩の北東面リッジ側に懸垂で下りられる。
70mロープだと1回で下りられる(ギリギリ)が、それ以下だと1回切る必要がある。
●おまけ
風林火山登攀中、摩天岩を登るクライマーが見えた。
向こうからこちらは見えているかな〜とか思っていたのだが。
下山後、ROOFROCKで会ったSさんの知り合いから、「今日摩天にいたんですが、矢立岩登っているの見えましたよ」と。
<登ったルート>
矢立岩
風林火山(5.10a)
1ピッチ目 yachimayuリード
2ピッチ目 Sさんリード
2ピッチ目後半(水平箇所〜立木まで)yachimayuリード
※ 3ピッチ目は登らず、懸垂下降
Dr. スランプ(5.7) Sさんリード
※ 風林火山2ピッチ目終了点まで上がり、Mr. スランプ側へ懸垂下降
<メモ>
次回来るときは、捨てロープ持参で古い残置を付け替える。カラビナはある。
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