白毛門〜笠ヶ岳〜朝日岳(日帰り)

2010年10月23日(土) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,830m
• 下り: 1,828m

コースタイム

5:50土合登山口 - 8:10白毛門山頂8:15 - 9:00笠ヶ岳9:05 - 10:05朝日岳山頂10:30 - 10:45ジャンクションピーク - 14:20土合登山口
　

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

5:40土合駐車場　先客約20台

コース状況／危険箇所等

・危険な場所は特にありませんでした。

写真

10/23 7:29

雲海に浮かぶ谷川岳

10/23 7:30

紅葉に映える白毛門�

10/23 7:31

紅葉に映える白毛門�

10/23 8:14

やっとこさで白毛門山頂

10/23 8:31

まるでアルプス

10/23 8:46

笠ヶ岳

10/23 9:04

笠ヶ岳山頂

10/23 9:11

朝日岳方面

10/23 9:13

谷川岳東壁の迫力

10/23 10:08

朝日岳山頂

10/23 10:09

笠ヶ岳方面を振り返る

10/23 10:35

ジャンクションピークに向かう途中の池塘

10/23 10:36

ジャンクションピークに向かう道は木道

10/23 10:47

大烏帽子山方面

10/23 13:07

紅葉の中のジジ岩、ババ岩(結構そう見えます。)

10/23 13:17

中腹部は紅葉真っ盛り�

10/23 13:37

中腹部は紅葉真っ盛り�

10/23 13:42

中腹部は紅葉真っ盛り�

撮影機器：

LUMIX DMC-FX35 パナソニック

感想

yamaday

今日は、移動性高気圧がやや北よりに偏ったせいか、1,000mほどの高度のガスが消えませんでしたが、1,500m以上では綺麗に晴れ渡って、山々は遠くまで見渡すことができました。

紅葉シーズンは終盤ですが、まだ見れるだろうということで、落葉樹が多いといわれる谷川連峰に来ることにしました。とはいえ谷川岳本峰は相当混雑しそうなので、白毛門〜朝日岳を歩くことにしました。

白毛門の登りは評判通りの急登、しかも一歩あたりの段差が大きいところが結構多く、かなりキツイものになりました。白毛門山頂からは、谷川岳東壁が麓に雲海を湛えて圧倒的な存在感をもって視界に広がります。夏には美しく輝いていた残雪は消え失せていましたが、荒々しい岩稜が鮮明に見えます。

笠ヶ岳への登りはそれほど急でなく、視界も開けていて、比較的簡単に到着できました。朝日岳への稜線は幾つものピークが美しく連なっています。休憩もそこそこに出発します。

朝日岳への道のりは思ったより長く、道もそれほど急ではないのですが、白毛門の登りで結構足を使ってしまったせいか、朝日岳到着時にはかなり疲れていました。山頂からは清水峠方面への山並み、笠ヶ岳や白毛門への鮮やかな稜線、そしてジャンクションピークに向かっては湿原のような景色が楽しめます。ということで、乾杯&昼食&大休止です。

休みながら、この湿原の中のような緩やかな道を経由して、土樽に降りて電車で戻るルートに魅力を感じ、戻らずに先へ進むことに。

緩やかなピーク上には大きな池塘が幾つもあり、しっかりとした木道も整備され、まさに湿原です。更に進むと大烏帽子山方面の山並みの中腹が鮮やかに色づき、美しい姿を見せていました。

そんな姿を楽しみつつ歩いていきますが、一つの不安が頭をもたげました。土樽での電車の本数です。誰かが向こうから歩いてきたら確認しよう。そんな安易なスタンスで前へ進みますが、誰とも出会えません。

暫く歩いても誰とも出会えず、引き返すことにします。既にかなり足を使っていて登り返しは相当つらい状態です。ということで、朝日岳でも大休止、笠ヶ岳でも大休止と休み休みして戻ります。(今調べてみると、土樽からの上りは2〜3時間に一本位の頻度でした。今度は使ってみたいと思います。)

そして白毛門の急な下り、段差が大きなところでは特に苦労しつつ降りていきます。疲労は足にかなり来ているようで、両方の足の指が何度も攣りそうになりました。

今回の山行は、最近の比較的楽なルートに慣れてしまったところでの山行ということで、かなり苦労してしまったような気がします。とはいえ、谷川岳ならではのアルプス張りの豪快な山容や馬蹄上に連なる峰々の鮮やかな稜線の景色を楽しむことができました。