一ノ倉沢/衝立岩中央稜

2010年10月24日(日) [日帰り]

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

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撮影機器：

Optio W90 ペンタックス

感想

tianshan

　10月頭の谷川集中で、水上アドフェスの山ガール・川ボーイファッションショーだけを見て家路に着いた自分に取って、今回の山行は何としても登らねばならない山行であった。谷川でのアルパインは、数年前に沢登りの延長の様なマチガ沢を一本登った程度。いくら初心者向けルートとは言え、そこはかの有名な一ノ倉衝立岩。事前に週三のジムトレを挟み、岩に青春を掛けた先人達の山岳小説を読んでモチを高めた上で、万全を期してこの山行に望んだ。
　ザイルパートナーはすでに今期同ルートを登っているD介さん。直前にジムで足を痛めたそうでやや心配だったが、核心部のリードを担当して頂き、ナイスなクライミングで終始楽しい登攀となった。
　中央稜を登った程度では、まだまだ一ノ倉の魅力の数パーセントしか体験できていないと思うが、大岸壁と対峙して恐怖を感じながらも、精神力の強さでそのプレッシャーを跳ね返し、自身の心に打ち勝つという登攀体験は、クライミングの魅力の真髄に迫るものがあったのではないかと思う。
　山の楽しみ方はアルパインに限らず様々なものがあるが、今後も自分がこの気持ちを味わうために岸壁に向かうであろうことは想像に難くない。