【へっぽこ登山】まさに秘境の前鬼川✨美しい水と滝見台への鬼階段。不動七重の滝は迫力満点でした

2025年07月26日(土) [日帰り]

• GPS: 04:01
• 距離: 2.6km
• 登り: 347m
• 下り: 350m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:01
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:01

距離 2.6km 登り 347m 下り 350m

9:02 スタート地点
11:29 不動七重滝
13:03 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/26 8:06

最寄りの道の駅「吉野路上北山」でおトイレをお借りしました。

7/26 8:50

ここは奈良県下北山村。
前鬼林道を走って不動七重の滝遊歩道入り口まで来ました。
入り口前に3~4台車を停めれるスペースがあります。

7/26 8:50

案内図を見ると滝見台まで行くのがコースみたいです。

7/26 9:02

最初は下ります。

7/26 9:06

するとエメラルドグリーンの美しい川が見えてきました。
上に壊れた吊り橋がありますね。

7/26 9:31

なんと美しい川でしょう。
ここは秘境といえる場所です。

7/26 9:31

川底が見えます。
透き通りすぎて、深さがぜんぜん分からなくなります。

7/26 9:40

遊歩道といってもロープ場があります。

7/26 9:48

大きな滝がありました。
魚がぴょんぴょん飛んでます。

7/26 9:49

ここで写真をパシャパシャ。

7/26 10:00

ここから不動七重の滝を見に行きます。
階段地獄の始まりです。

7/26 10:14

途中に綺麗なあずま屋がありました。
休憩しながらじゃないと登れません。

7/26 10:32

めちゃめちゃ急です。
でも階段があるので助かります。

7/26 10:49

展望台に到着です。
すごい滝の音。
不動七重の滝は大きすぎて全体が見えません。
展望台付近の木が成長したのか、滝の一部しか見えませんでした。

7/26 11:02

滝見台で休憩しました。

撮影機器：

ILCE-6400 SONY

感想

HEPPOKO-TOZAN

奈良県大峰山脈の前鬼川（ぜんきがわ）をハイキングしてきました。
この前鬼という場所ですが大峰の中でも奥深いエリアに位置します。
それは吉野と熊野を結ぶ大峯奥駈道の中間地点。
釈迦ヶ岳付近を源流とする前鬼川は、まさに聖地から流れる水なのです。
今回は遊歩道から、前鬼川上流部にある「不動七重の滝」を目指して歩きます。

この「前鬼」という名前も修験道の開祖である役行者にゆかりがあります。
昔々、前鬼（ぜんき）と後鬼（ごき）という夫婦の鬼が生駒山に住んでいました。
二人は人をさらって食べるという恐ろしい鬼でしたが、役行者にこっぴどく叱られます。
どれほど叱られたのか分かりませんが、二人の鬼は改心して役行者に従うようになりました。
その姿は役行者の彫刻や絵画で、前後を歩く鬼が描かれているので役行者は鬼よりも怖い人だったのかもしれません。
その二人の鬼は人間に戻り、釈迦ヶ岳の麓に住むようになりました。
そして、その地に流れる川は「前鬼川」と呼ばれるようになり、現在も美しい水が流れています。

その前鬼川にかかる不動七重の滝は、落差約160mを七段に落ちる名爆です。
大きすぎて全体をなかなか見ることが出来ないようで、今回苦労して登った滝見台からも滝の一部しか見えませんでした。
しかし美しい水と、ものすごい水量の滝を見てると自然の神秘を感じます。
こんな大きな滝も、源流をたどれば山から湧き出る小さな水なんですよね。

本当に綺麗な水でした。
透き通る水はエメラルドグリーン。
川底まで見えるので、どれくらい深いのか分からなくなります。
暑い夏に、冷た〜い水で癒されたいですね（滝見台へ行くのは滝汗かきます）٩( ᐛ )و