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Yamareco

記録ID: 8516085
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ハイキング
奥秩父

大樺ノ頭・小金沢シオジの森

2025年08月29日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.4km
登り
543m
下り
535m

コースタイム

出発7:55−シオジ群生地観察路入口7:55−向ノ沢中尾根取付き8:25−露岩下9:30〜10:00−主稜線(楢ノ木尾根)10:25−1775m圏コブ10:40〜11:10−大樺ノ頭11:50〜12:45−1591mコブ13:25−シオジ群生地観察路分岐13:45〜14:05−シオジ群生地長沢分岐14:30〜14:45−向ノ沢中尾根取付き17:00−真木小金沢林道17:20−ゴール17:25
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速道の大月ICから国道20号線を西に進み、真木入口で県道510号線に入る。真木集落、桑西集落を抜けて、その延長の真木小金沢林道に入る。大峠でゲートが閉じられているので、その手前の黒岳登山口に駐車。10台程停められる。
コース状況/
危険箇所等
大峠から長沢のシオジ群生地(シオジの森)周遊観察路まで、雁ヶ腹摺山・大樺ノ頭の北西側山腹1500m〜1580mを巻く様に水平歩道が通っている。雁ヶ腹摺山から北に伸びる楢ノ木尾根に乗るため、この水平歩道から突き上げる。当初は1775m圏コブに達する向ノ沢右岸尾根(仮称)を登る積りだったが、結果的にはその南側の向ノ沢中尾根(仮称)を登った。
この枝尾根には人的な踏跡は無いが、要所に刻まれている獣道が役立った。テープ類は皆無。1740m圏に高さ10m、幅30m程の露岩が立ちはだかる。左側の獣道を使えば比較的簡単に巻けたが、滑落・転落の危険性は高い。
大峠に小金沢シオジの森の案内図が立てられていた
2025年08月29日 07:19撮影
8/29 7:19
大峠に小金沢シオジの森の案内図が立てられていた
大峠の駐車場から富士山が眺められた
2025年08月29日 07:26撮影
8/29 7:26
大峠の駐車場から富士山が眺められた
ここで真木小金沢林道はゲートが閉じられているので、脇を抜けて先へ
2025年08月29日 07:55撮影
8/29 7:55
ここで真木小金沢林道はゲートが閉じられているので、脇を抜けて先へ
ゲートから100m程でシオジ群生地と書かれた道標が立っているのでここから山道へ
2025年08月29日 07:56撮影
8/29 7:56
ゲートから100m程でシオジ群生地と書かれた道標が立っているのでここから山道へ
雁ヶ腹摺山の北西側山腹を巻く様に水平歩道が付けられている
2025年08月29日 08:07撮影
8/29 8:07
雁ヶ腹摺山の北西側山腹を巻く様に水平歩道が付けられている
向ノ沢中尾根の取付き。1580m圏。踏跡は無いが藪も無いのでここから登り出す
2025年08月29日 08:29撮影
8/29 8:29
向ノ沢中尾根の取付き。1580m圏。踏跡は無いが藪も無いのでここから登り出す
所々で踏跡が見られるが、人的なものではなく獣道のようだ。大いに助かる
2025年08月29日 08:41撮影
8/29 8:41
所々で踏跡が見られるが、人的なものではなく獣道のようだ。大いに助かる
尾根筋の左側は草付きとなるので、右寄りに獣道を拾いながら上って行く
2025年08月29日 09:05撮影
8/29 9:05
尾根筋の左側は草付きとなるので、右寄りに獣道を拾いながら上って行く
1740m圏に高さ10m、幅30m程の露岩が行く手を阻む。正面突破は無理だ
2025年08月29日 09:30撮影
8/29 9:30
1740m圏に高さ10m、幅30m程の露岩が行く手を阻む。正面突破は無理だ
露岩の右寄りは階段状なので登れないことは無いが、足場が不安定で厳しそう
2025年08月29日 09:30撮影
8/29 9:30
露岩の右寄りは階段状なので登れないことは無いが、足場が不安定で厳しそう
左側の岩壁の下に獣道が付いている。しかし岩を回り込んだテラスの先がどうなっているのか、ここからは分からない。でも、鹿だって通っているのだから登れるだろう
2025年08月29日 09:59撮影
8/29 9:59
左側の岩壁の下に獣道が付いている。しかし岩を回り込んだテラスの先がどうなっているのか、ここからは分からない。でも、鹿だって通っているのだから登れるだろう
左に回り込むとあっけなく岩場は終わり、急な草付きとなる。高度差10m程でこれを抜けると林間に入り、やがてなだらかな主稜線の楢ノ木尾根に乗った。1820m圏。テープがお出迎え
2025年08月29日 10:23撮影
8/29 10:23
左に回り込むとあっけなく岩場は終わり、急な草付きとなる。高度差10m程でこれを抜けると林間に入り、やがてなだらかな主稜線の楢ノ木尾根に乗った。1820m圏。テープがお出迎え
大樺ノ頭まで一般登山道を辿る。少々急な個所にはロープが張られている
2025年08月29日 10:29撮影
8/29 10:29
大樺ノ頭まで一般登山道を辿る。少々急な個所にはロープが張られている
雁ヶ腹摺山の北側鞍部は気持ち良い草原
2025年08月29日 10:40撮影
8/29 10:40
雁ヶ腹摺山の北側鞍部は気持ち良い草原
1775m圏コブを過ぎ、次の1760m圏コブの上りに露岩が控えていたが、左側を巻いて簡単にパス
2025年08月29日 11:24撮影
8/29 11:24
1775m圏コブを過ぎ、次の1760m圏コブの上りに露岩が控えていたが、左側を巻いて簡単にパス
幅広い尾根を緩やかに上って行く
2025年08月29日 11:44撮影
8/29 11:44
幅広い尾根を緩やかに上って行く
大樺ノ頭に着いた。山名板に各方面の案内が同居
2025年08月29日 11:50撮影
8/29 11:50
大樺ノ頭に着いた。山名板に各方面の案内が同居
1776.7mの三角点
2025年08月29日 12:46撮影
8/29 12:46
1776.7mの三角点
ここで楢ノ木尾根から分かれてシオジ群生地に向かってなだらかな北尾根を下る。一般登山道ではないらしいが、明瞭な踏跡が続きテープがベタに付けられている
2025年08月29日 13:01撮影
8/29 13:01
ここで楢ノ木尾根から分かれてシオジ群生地に向かってなだらかな北尾根を下る。一般登山道ではないらしいが、明瞭な踏跡が続きテープがベタに付けられている
1591mコブの手前にマルバダケブキが咲いていた
2025年08月29日 13:19撮影
8/29 13:19
1591mコブの手前にマルバダケブキが咲いていた
1480m圏まで降りると、シオジ群生地の案内に従って鋭角に左折。下が欠けているが大峠と書かれているようだ
2025年08月29日 13:43撮影
8/29 13:43
1480m圏まで降りると、シオジ群生地の案内に従って鋭角に左折。下が欠けているが大峠と書かれているようだ
シオジ群生地周遊観察路の案内図が立てられていた
2025年08月29日 13:43撮影
8/29 13:43
シオジ群生地周遊観察路の案内図が立てられていた
直ぐに露岩の肩を乗り越すが荒れた道で先行きが不安になる
2025年08月29日 14:12撮影
8/29 14:12
直ぐに露岩の肩を乗り越すが荒れた道で先行きが不安になる
でもここだけで、あとは順調
2025年08月29日 14:12撮影
8/29 14:12
でもここだけで、あとは順調
長沢分岐に着いた。ここから真木小金沢林道まで長沢沿いにシオジが群生し、その観察路が整備されているようだ。少し下ってみる
2025年08月29日 14:31撮影
8/29 14:31
長沢分岐に着いた。ここから真木小金沢林道まで長沢沿いにシオジが群生し、その観察路が整備されているようだ。少し下ってみる
これがシオジの大木らしい。あちこちに生えている
2025年08月29日 14:35撮影
8/29 14:35
これがシオジの大木らしい。あちこちに生えている
枝が生い茂って木漏れ陽が気持ち良い
2025年08月29日 14:35撮影
8/29 14:35
枝が生い茂って木漏れ陽が気持ち良い
カエデも混じっていて、今は同じような色合いの葉っぱで紛らわしい。どれがシオジなの?
2025年08月29日 14:36撮影
8/29 14:36
カエデも混じっていて、今は同じような色合いの葉っぱで紛らわしい。どれがシオジなの?
分岐点まで戻る。あとは大樺ノ頭の北西側山腹を縫うように付けられた水平歩道を大峠に向かってひたすら歩く。倒木が邪魔するが簡単にパス
2025年08月29日 14:58撮影
8/29 14:58
分岐点まで戻る。あとは大樺ノ頭の北西側山腹を縫うように付けられた水平歩道を大峠に向かってひたすら歩く。倒木が邪魔するが簡単にパス
途中に道標が1本だけ立っていた
2025年08月29日 16:03撮影
8/29 16:03
途中に道標が1本だけ立っていた
樹の切れ間から北西方向に南大菩薩山稜が見られた。牛奥ノ雁ヶ腹摺山辺りか
2025年08月29日 16:03撮影
8/29 16:03
樹の切れ間から北西方向に南大菩薩山稜が見られた。牛奥ノ雁ヶ腹摺山辺りか
大峠が見えて来た。でも、まだまだ遠いなあ〜
2025年08月29日 16:38撮影
8/29 16:38
大峠が見えて来た。でも、まだまだ遠いなあ〜
やっと真木小金沢林道。あと数分でゴールだ
2025年08月29日 17:22撮影
8/29 17:22
やっと真木小金沢林道。あと数分でゴールだ

感想

大峠から長沢のシオジ群生地(シオジの森)に通じる水平歩道はなかなかの曲者である。次から次へと似たような支尾根と沢を横切って行くので、現在地の確認が困難だ。
往きには地形図を睨みながら向ノ沢左岸尾根を探した。しかし、向ノ沢自体が扇状に多くの支流に分かれ、この間に小さな支尾根を挟んでいるので、取付く支尾根を間違えた。結果として中尾根を登り、露岩といった伏兵に対処する羽目になった。

でも、予定通りに右岸尾根に取付けたとしても、何が現れるかは現場に行かなければ分からない。何も無い平凡な尾根かも知れない。逆に、中尾根で露岩の通過、といった緊張感を味わったからこそ、その後の楢ノ木尾根でのんびりムードに浸れたので、メリハリがあって良かったのかも知れない。負け惜しみかな?

帰りの水平歩道は酷かった。支尾根を大きく回り込んだかと思うと、道は深く沢に食い込んで行く。直線距離の2倍は歩いた感じでうんざりだ。長沢のシオジ群生地分岐から大峠まで休み休み歩いたので2時間半もかかってしまった。朝8時に歩き出し、車に戻ったのは17時半。9時間半の行動は80歳台の年寄りにはきつかった。

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