クラック修行@湯川2016その3
天候 | 晴れ→夜雨→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
クラック修行@湯川その3は組長と二日間。
初日だけ現地で海坊主さんチームと合流。
我々はセレブクライマー(=回復力の遅い中高年クライマー)なので、灯明の湯で疲れを癒しつつ二日間持たせるつもりだったが、宿に泊まったからといって一晩で回復することはないということが判明。よい勉強になった。
前回ついうっかりオンサイトしそうになった山案山子は、初日に2便出したが登れず。
1便目は最後に決めたカムに自信がなく、あれこれ迷ってやり直しているうちに前腕がパンプしてしまい、あえなくテンション。
散々時間をかけた末に、1ミリも高度を上げずにテンションとはねー。
前回カム抜けフォールしたところより少し下だったが、100%自信の持てるセットができなかった。
2便目も同じところで手間取り、1便目より早く前腕が売り切れた。
1便目の後、次はこうしようと思ったカムセットが上手くいかなかった…ということもあるが、1便目で粘りすぎたため体が回復していなかった。
自分にとってはかなり強度の高いルートで、疲労が残っていると登れそうにない。
フィンガージャムは決まるところには決まるし、特別難しいムーブがあるわけではないのだけれど…。
いかに素早くバチ効きのカムをセットするか、最後はランナウトを怖れずに即ムーブを起こして、スピーディに登っていくかが課題。
二日目は肘痛が悪化していたので、トライしなかった。
また次回頑張ろうっと。
お付きあいいただいた皆さまのおかげで、クラック修行@湯川もその3まできました。
まだまだ修行が必要なので、今後ともヨロシクお願いします!
○デゲンナー(5.8) アップ
今一つシンハンドが決まらず、動きがよくなかった。この時点でいやな予感が…。
○山案山子(5.10b) 2便出すも登れず
今にして思えば、オンサイトトライでは、この実力でよくあそこまで粘ったよなあと我ながら感心。
ある程度予測はしていたが、RPトライではパフォーマンスが低下した。
オンサイトトライが好きで、一度失敗したルートを完登するということへの意欲が低いということもあるかも。
○大和屋(5.7) FL
デゲンナーが込んでいたので、アップで登ってみたが、ビレイする場所が不安定で、準備と後片づけがとても面倒。
次回はやめておきましょう。そうしましょう。
左に草餅(5.7)というルートがあるという噂を聞いて、ついでに登ってみようかと思っていたけれど、苔だらけであまりにもワイルドだったので、やめにした。
本当にこんなとこ登るのかしら?ルートを勘違いしているのかも。
→やはり勘違いしていたみたい。登らなくてヨカッタ。
○無名フィンガー(5.9) RP(通算2便目)
二日目に山案山子のトライを自重して、何か1本ぐらいは完登したかったのでトライした。
前回アップのつもりで気軽に取りついたものの意外にたいへんで、本気トライ前に疲れたくなかったため、各駅停車になってしまったルート。
疲れていて、何度かテンションをかけたくなったけれど、今回は完登するつもりでトライしたので何とか登れた。
下部の細いクラックが、短いけれど核心。指が入るところが限られている。
傾斜が緩くなってからは急に強度が落ちて楽になり、なかなか面白かった。
組長もそうだったけれど、このルートを登る人って、終了点直下で必ずこちらを向いてコンニチハする^^。
自分は後ろ向きにならなかったので不思議。
※山案山子の終了点直下備忘メモ
終了点直下のワイドハンドポイントは、奥に紫が決まるが、ハンドジャムが甘くバランスも悪いので、それより下のフレーク状のパラレルクラックにバチ効きのグレイを決めたら、それ以上プロテクションは取らない(グレイのすぐ上に固め取りとしてオレンジも決まるが、セットが難しいので、グレイをバチ効きにすればよい。)
最終プロテクションが足下よりかなり下になるが、万一墜ちてもグレイで止まれば怪我はしない。
そこから上は、出だしで浅いフィンガージャムを決める以外はほとんどジャミングできない。
浅いフィンガージャムに左逆手で耐えて体を上げれば、その上の縦ガバフレークを右手で取れるので、そこからはフレークを左に引いて、レイバックでぐいぐい登る。
終了点右下のガバを取ったら、終了点にクリップ。
グレイを決めてから縦ガバフレークをいつまでも持っていると、腕が持たないので、決めたらすぐにスタートすること。
山案山子、だめだったんですね〜。残念でした。
確か2便目理論というものがあったような気が...
終了点手前のプロテクションがやはり課題なんですね。
OSトライでカム抜けフォールしてるからよけいツッコめなかったんじゃないですかね。
セレブクライマー、いい言葉です。
いただき。
カム抜けフォールの影響は大でしたね〜。
前回とは違う場所でしたが、実にビミョーなセットになってしまい、迷いに迷いました。
そして、迷ったりやり直したりしているうちに力尽きました。キリッ
2便目理論は、1便目がテンションかけかけでムーブを解決したときに成立するのですよ。
今回はドはまりパターンです。
宿題のままになってしまったので、またお付きあいくださいまし。
kanosukeさんも、セレブクライマーズクラブに入りますか?
※スマホサイトだと、絵文字が使えないんですね…。
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