湯殿山(未来)―出羽三山3/3

- GPS
- 01:17
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 167m
- 下り
- 164m
コースタイム
天候 | 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
11月上旬から4月下旬は雪で閉ざされている模様。料金所ゲートを抜け、車で進んでいくと巨大な朱塗りの両部鳥居が迎える。ここには広い駐車場とレストハウスがあり、利用しなかったが本宮までのシャトルバスが出ている。 シャトルバス往復:400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
熊の目撃情報あり |
写真
感想
東北遠征2日目の2座目。
羽黒山を終え、そのまま車で湯殿山へ向かいます。
湯殿山は「未来」を表す山。これからの人生の節目に訪れるにはぴったりの場所。山頂へは残雪期のみしか登れないようで、一般的には、湯殿山神社本宮まで行くというのがゴールになるようです。
大駐車場からはバスも出ていますが、徒歩で湯殿山神社本宮まではへ向かいます。小雨混じりの雲で、少し薄暗い道は静かで風もあって気持ちいい。…けれど、熊の目撃情報もあり、内心はちょっとドキドキ。そんな中でしたが、結構歩いている人も多く少し安心。道沿いには、ミニ神社がたくさんあり、終盤では山姥像も出てきました。
そんなこんなで、やがて御神体エリアの入口に到着。バス停の先にある左手の石段を上ります。ここから先は「撮影禁止」の聖域です。写真に残せない分、目と心にしっかり焼き付けながら進みます。
その先に少し進むと小さな小屋があり、ここに靴を脱いで裸足になります。月山の時同様に500円を納め、そこでお祓いを受けます。その後は、紙のヒトガタで身を払って穢れを移します。これで支度は完了。
その先には、茶褐色の大きな岩から温泉が流れ落ちる御神体。裸足で岩肌を歩いて行きますが、その足元からはじんわりと温かさが伝わります。御神体は、まるで岩が息をしているような不思議な感覚でした。御神体の横の岩肌をよじ登り、その先の景色が見える場所まで行って、そこでも参拝をしてから戻ります。
御神体への参拝を終えた後は、足湯があるのでそこでホッと一息。ふくらはぎから足先にかけて、足の疲れもほぐれました。足が温まってほぐれたところで、再び来た道を戻ります。それと同時に、これからの歩みが静かに背中を押されるような感覚を覚えました。
こうして、出羽三山の「生まれ変わり巡り」をこの日で無事コンプリート。旅の締めくくりにふさわしい、濃くて静かな時間になりました。
出羽三山 ― 生まれ変わりの旅
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