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Yamareco

記録ID: 8571057
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

愛知川の景勝地と神域を訪ねる【大瀞、お金明神、コリカキ場】

2025年08月17日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:10
距離
12.5km
登り
1,089m
下り
1,086m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:44
休憩
2:26
合計
8:10
距離 12.7km 登り 1,104m 下り 1,101m
6:13
11
6:24
51
7:15
3
7:18
7:26
5
7:31
7:38
52
8:30
8:54
20
9:14
9:20
20
9:40
9:54
15
10:09
10:11
16
10:27
11:07
20
11:27
11:29
19
11:48
11:52
21
12:13
12:32
42
13:14
13:24
15
13:39
13:49
24
14:13
10
天候 晴れ  尾根に出ると涼しい風に恵まれました。
【気温】
羽鳥峰:28℃ お金明神:26℃ コリカキ場:25℃ 中峠:28℃
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝明駐車場を利用。(有料:500円/1回)
コース状況/
危険箇所等
・全線、ヒル対策は不要でした。
・ヒロ沢、愛知川、下水晶谷のいづれも水量は少なめだと思います。
 何処も飛び石伝いで徒渉できました。
「なわだるみ堰堤」が見られる猫谷から羽鳥峰峠へ向かおう。
2025年08月17日 06:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 6:42
「なわだるみ堰堤」が見られる猫谷から羽鳥峰峠へ向かおう。
《羽鳥峰》
本日唯一の山頂から国見岳方面を望む。
2025年08月17日 07:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 7:26
《羽鳥峰》
本日唯一の山頂から国見岳方面を望む。
《羽鳥峰》
右下の羽鳥峰峠と尾根に描かれた地上絵を見下ろす。
2025年08月17日 07:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 7:26
《羽鳥峰》
右下の羽鳥峰峠と尾根に描かれた地上絵を見下ろす。
《羽鳥峰峠》
さあ〜県境を越えて、ヒロ沢を下ろう。
2025年08月17日 07:30撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 7:30
《羽鳥峰峠》
さあ〜県境を越えて、ヒロ沢を下ろう。
《羽鳥峰峠》
立ち寄った峠の水場は乏しかった。
2025年08月17日 07:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 7:37
《羽鳥峰峠》
立ち寄った峠の水場は乏しかった。
《羽鳥峰湿原》
ヒロ沢の源流に広がる湿原。
2025年08月17日 07:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 7:42
《羽鳥峰湿原》
ヒロ沢の源流に広がる湿原。
ヒロ沢はやがて渓流となり、何度も現れるナメ。
2025年08月17日 07:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 7:55
ヒロ沢はやがて渓流となり、何度も現れるナメ。
曖昧な場所で見かける道標にはホッとします。
2025年08月17日 08:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 8:03
曖昧な場所で見かける道標にはホッとします。
二筋のナメは滝になって落下! 落差は10mほどだろうか。
2025年08月17日 08:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/17 8:22
二筋のナメは滝になって落下! 落差は10mほどだろうか。
《ヒロ沢出合》
台地に残る1970年11月と記された結婚記念の苔生した登山靴。
2025年08月17日 08:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 8:33
《ヒロ沢出合》
台地に残る1970年11月と記された結婚記念の苔生した登山靴。
《ヒロ沢出合》
今も残るヒロ沢避難小屋の土台。お世話になったのは40年ほど前になるかな?
2025年08月17日 08:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 8:33
《ヒロ沢出合》
今も残るヒロ沢避難小屋の土台。お世話になったのは40年ほど前になるかな?
《ヒロ沢出合》
徒渉地点を探して愛知川上流をウロウロ。
2025年08月17日 08:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 8:36
《ヒロ沢出合》
徒渉地点を探して愛知川上流をウロウロ。
徒渉終了し、左岸から眺めるヒロ沢出合。
2025年08月17日 08:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 8:50
徒渉終了し、左岸から眺めるヒロ沢出合。
廊下状になって続く下流の様子。
2025年08月17日 08:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 8:50
廊下状になって続く下流の様子。
お金谷出合に到着。
2025年08月17日 09:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 9:20
お金谷出合に到着。
分岐を見逃さず山腹を攀じる。
2025年08月17日 09:34撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 9:34
分岐を見逃さず山腹を攀じる。
《お金明神》
磐座:お金の塔。
2025年08月17日 09:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 9:36
《お金明神》
磐座:お金の塔。
《お金明神》
「お金の塔」に鎮座する天狗様、凛々しいお顔だ。
2025年08月17日 09:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 9:53
《お金明神》
「お金の塔」に鎮座する天狗様、凛々しいお顔だ。
《お金峠》
小さな峠だ。
2025年08月17日 10:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 10:10
《お金峠》
小さな峠だ。
《お金峠》
キツツキの仕業だね。
2025年08月17日 10:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 10:12
《お金峠》
キツツキの仕業だね。
上谷尻谷に残る車輪。
2025年08月17日 10:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 10:24
上谷尻谷に残る車輪。
ゆったりした上谷尻谷。
2025年08月17日 10:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 10:25
ゆったりした上谷尻谷。
《コリカキ場》
北谷尻谷に架かる小滝が、お金明神明神参拝の禊が行われた神聖な場所だ。
2025年08月17日 10:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/17 10:26
《コリカキ場》
北谷尻谷に架かる小滝が、お金明神明神参拝の禊が行われた神聖な場所だ。
《コリカキ場》
単純明快な標識。
2025年08月17日 10:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 10:36
《コリカキ場》
単純明快な標識。
《コリカキ場》
ひんやりした水辺で昼食。
2025年08月17日 10:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 10:47
《コリカキ場》
ひんやりした水辺で昼食。
《コリカキ場》
右岸の台地は一級のテント場だ。
2025年08月17日 11:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 11:07
《コリカキ場》
右岸の台地は一級のテント場だ。
食後、峠までの登り返しがつらい・・・。
2025年08月17日 11:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 11:16
食後、峠までの登り返しがつらい・・・。
お金谷出合に復帰、さあ〜次は大瀞だ。
2025年08月17日 11:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 11:51
お金谷出合に復帰、さあ〜次は大瀞だ。
大瀞分岐のコバ地でほほ笑むお地蔵様。
「大瀞小屋」があったと言われる場所はこの辺りかな?
2025年08月17日 12:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 12:12
大瀞分岐のコバ地でほほ笑むお地蔵様。
「大瀞小屋」があったと言われる場所はこの辺りかな?
《大瀞》
下流の廊下。
2025年08月17日 12:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 12:16
《大瀞》
下流の廊下。
《大瀞》
絶壁と瀞が創り出す渓谷美。
2025年08月17日 12:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 12:18
《大瀞》
絶壁と瀞が創り出す渓谷美。
《大瀞》
飛び石伝いで右岸に徒渉終了。
2025年08月17日 12:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 12:33
《大瀞》
飛び石伝いで右岸に徒渉終了。
《大瀞》
崩落寸前の大瀞吊り橋。
2025年08月17日 12:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 12:41
《大瀞》
崩落寸前の大瀞吊り橋。
《大瀞》
エメラルド色の美しい瀞を見下ろす。
2025年08月17日 12:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/17 12:43
《大瀞》
エメラルド色の美しい瀞を見下ろす。
下水晶谷も中流かな。
2025年08月17日 12:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 12:51
下水晶谷も中流かな。
ナメ滝?
2025年08月17日 13:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 13:06
ナメ滝?
爽やかな風を感じると、まもなく峠だ。
2025年08月17日 13:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 13:16
爽やかな風を感じると、まもなく峠だ。
《中峠》
ゆったりして、開放的な峠からハライドとコブ尾根を望む。
2025年08月17日 13:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 13:18
《中峠》
ゆったりして、開放的な峠からハライドとコブ尾根を望む。
《中峠》
銚子ヶ口方面を振り返る。
2025年08月17日 13:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 13:20
《中峠》
銚子ヶ口方面を振り返る。
《中峠》
間近に望む猫岳〜釈迦ヶ岳。
2025年08月17日 13:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 13:21
《中峠》
間近に望む猫岳〜釈迦ヶ岳。
薄いレースを垂らしたような曙滝。(落差:20m?)
2025年08月17日 13:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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8/17 13:47
薄いレースを垂らしたような曙滝。(落差:20m?)
朝明川で水遊びする少年たち。
2025年08月17日 14:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8/17 14:25
朝明川で水遊びする少年たち。
撮影機器:

感想

再び猛暑がしばらく続きそうだ。ここ数日の好天続きで愛知川の水量も
落ち着いたと想像できるが、念のため徒渉の装備は準備して、束の間だが
避暑を兼ねて愛知川界隈の景勝地と神域を訪ねて歩いてこよう。

陽射しを感じる前に猫谷に入ったが羽鳥峰峠に到着する頃にはもう汗
びっしょりだが、今回の計画ではどの山頂も経由しないので、せめて目前
の羽鳥峰だけは踏んで来よう。曇り空?ながら国見岳と奥に頭を出した
御在所岳や、名物の地上絵を眼下に確認して峠に戻り一息入れた後
細くなった掘割道から県境稜線を越えヒロ沢に入る。

陽射しが遮られた渓流に沿ってマイナールートのような道を辿ると
やがて中流部となり立派な二筋のナメが現れ滝となって落下しているが、
登山道から覗き見るのは難しいので今回は谷へ下って見てみようと
ルートを探すと何とか降りられそうだった。
着地点から僅か上流へ歩き、始めて二筋の滝と対峙すると落差は10mほど
ありそうだった。やはり好天続きで水量は物足りなかったが迫力ある
眺めだった。

滝を過ぎると高捲き道が徐々に流れに近づき、しばらくして左岸の台地に
渡ると頭上が一気に開けた愛知川と出合う。右岸に降りてみると想像通り
少なめの水量だったが川幅が広く、徒渉地点を決めるのは簡単では
なかった。下流、上流をウロウロし、なんとか上流寄りを飛び石伝いで
徒渉し、砂地の左岸で行動食を頬張りながら、ゆったりとした流れが
ヒロ沢出合より下流は廊下状に姿を変え、天狗滝へと続く渓谷の核心部の
起点を眺めて「お金明神」へ向かう。

お金谷左岸の磐座「お金の塔」に鎮座する天狗様に参拝した後は、
お金峠から荒れた小谷を一気に下り、北谷尻谷出合の「コリカキ場」へ
向かう。ズルズルと滑るように急な小谷を下り、上谷尻谷の右岸に
ゆったりと広がる台地を北へ向かうと、北谷尻谷出合「コリカキ場」に
到着だ。
お金明神へ参拝するための禊が行われた神聖な場所で腰を降ろし、
のんびりと昼食を摂るが、谷尻谷の清流と静かな森に囲まれた神域の
空気は冷たいと感じるほどひんやりとしていた。

鈴鹿の奥に位置する神域「コリカキ場」を訪ねた後は再びお金峠へ
登り返し、愛知川の景勝地:大瀞で寛ぎ、爽やかな風が吹く県境の中峠を
経て朝明に戻ったが、出逢ったのはヒロ沢で二人、中峠で一人。
静かな鈴鹿で束の間の避暑を楽しめた一日だった。



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