愛知川の景勝地と神域を訪ねる【大瀞、お金明神、コリカキ場】


- GPS
- 08:10
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,086m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 8:10
天候 | 晴れ 尾根に出ると涼しい風に恵まれました。 【気温】 羽鳥峰:28℃ お金明神:26℃ コリカキ場:25℃ 中峠:28℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・全線、ヒル対策は不要でした。 ・ヒロ沢、愛知川、下水晶谷のいづれも水量は少なめだと思います。 何処も飛び石伝いで徒渉できました。 |
写真
感想
再び猛暑がしばらく続きそうだ。ここ数日の好天続きで愛知川の水量も
落ち着いたと想像できるが、念のため徒渉の装備は準備して、束の間だが
避暑を兼ねて愛知川界隈の景勝地と神域を訪ねて歩いてこよう。
陽射しを感じる前に猫谷に入ったが羽鳥峰峠に到着する頃にはもう汗
びっしょりだが、今回の計画ではどの山頂も経由しないので、せめて目前
の羽鳥峰だけは踏んで来よう。曇り空?ながら国見岳と奥に頭を出した
御在所岳や、名物の地上絵を眼下に確認して峠に戻り一息入れた後
細くなった掘割道から県境稜線を越えヒロ沢に入る。
陽射しが遮られた渓流に沿ってマイナールートのような道を辿ると
やがて中流部となり立派な二筋のナメが現れ滝となって落下しているが、
登山道から覗き見るのは難しいので今回は谷へ下って見てみようと
ルートを探すと何とか降りられそうだった。
着地点から僅か上流へ歩き、始めて二筋の滝と対峙すると落差は10mほど
ありそうだった。やはり好天続きで水量は物足りなかったが迫力ある
眺めだった。
滝を過ぎると高捲き道が徐々に流れに近づき、しばらくして左岸の台地に
渡ると頭上が一気に開けた愛知川と出合う。右岸に降りてみると想像通り
少なめの水量だったが川幅が広く、徒渉地点を決めるのは簡単では
なかった。下流、上流をウロウロし、なんとか上流寄りを飛び石伝いで
徒渉し、砂地の左岸で行動食を頬張りながら、ゆったりとした流れが
ヒロ沢出合より下流は廊下状に姿を変え、天狗滝へと続く渓谷の核心部の
起点を眺めて「お金明神」へ向かう。
お金谷左岸の磐座「お金の塔」に鎮座する天狗様に参拝した後は、
お金峠から荒れた小谷を一気に下り、北谷尻谷出合の「コリカキ場」へ
向かう。ズルズルと滑るように急な小谷を下り、上谷尻谷の右岸に
ゆったりと広がる台地を北へ向かうと、北谷尻谷出合「コリカキ場」に
到着だ。
お金明神へ参拝するための禊が行われた神聖な場所で腰を降ろし、
のんびりと昼食を摂るが、谷尻谷の清流と静かな森に囲まれた神域の
空気は冷たいと感じるほどひんやりとしていた。
鈴鹿の奥に位置する神域「コリカキ場」を訪ねた後は再びお金峠へ
登り返し、愛知川の景勝地:大瀞で寛ぎ、爽やかな風が吹く県境の中峠を
経て朝明に戻ったが、出逢ったのはヒロ沢で二人、中峠で一人。
静かな鈴鹿で束の間の避暑を楽しめた一日だった。
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