弘前6日間走選手権

- GPS
- 144:01
- 距離
- 661km
- 登り
- 10m
- 下り
- 11m
コースタイム
- 山行
- 11:59
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:59
- 山行
- 23:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 23:57
- 山行
- 23:58
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 23:58
- 山行
- 23:45
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 23:45
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 23:49
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 23:49
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
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写真
感想
2025.5.23-29
弘前6日間走選手権
833km走って総合4位で完走しましたー
10月のbigsに向けてバックヤードスタイルで6日間、144LAPで960kmを達成させる気マンマンで鼻息荒くスタート
しかし、今年のデポエリアはコースから外れた別の施設の2Fに変更されて、1時間ごとに休憩するにはロスが多くなる不利な条件だが、BYスタイルで挑むと決めた以上、仕方ない
コース離脱王とデポエリアまでの階段累積獲得標高王のダブルタイトルも獲ってやろうじゃないか
謎のモチベーションで気分を上げようとするが、もちろんそんなタイトルも無く、完全に目的を見失い、結局わずか40LAPでBYスタイルは崩壊
残り100時間以上、どう戦えば良いか考えがまとまらず、呆然とエイド近くの休憩スペースで時間を浪費していた時、吉田さんの作戦を伺ったところ、3時間に1回休憩の変則BYスタイルで周回を重ねているとのこと
これや!
吉田キャプテンの言葉に活路を見出し、離脱王&累積王のタイトルを捨てて周回を重ねることに専念する
72時間が経過し、残り半分
ようやくリズムに乗れてきた頃に、競技場の控室をデポエリアで使って良いとの朗報が飛び込む
ハーフタイムイベントの時に全装備を一気に競技場へお引越しさせ、シャワーを浴び、服も着替えて、ここからがホンマのスタートやと再びBYスタイルを試みるも、87LAP目に寝落ちで崩壊し、またも撃沈、デポエリアで約1時間のふて寝をする
記録を追うあまり、ずっと肩に力が入り、本来のリズムで走れていなかった
BYスタイルには無理があったのか
これからどう戦えばいいのか
過ぎたことを振り返っても何も変わらないのに、ウジウジと無駄な時間を浪費する
両足爪が剥がれ、(通称)モリカーブで削られた右足アキレス腱に痛みはあるが、足はまだ動く
決定的なフィジカルのトラブルは無い
やりたかったことは何も出来なかったが、そもそもこの大会は6日間で走った距離を競うというシンプルな競技
コンパクトな空間に集うウルトラランニング界の精鋭たちの走りを間近で感じられる貴重な時間を出来るだけ味わいたい
ふて寝から目覚め、再び走り出す
青い空と青いトラック
遠くから見守ってくれている岩木山
食べまくるジャリパン
夜はなぜか極寒の第2コーナー
深夜のエイドで代表から勧められる熱燗
人気過ぎて入り口が泥だらけの第一トイレ
開閉が重すぎてギリギリ通れる隙間だけ開いているデポエリアの扉
深夜にトイレを巡回する青森県警のお巡りさん
なんと呼べばよいのか最後まで分からなかったモンゴル人選手の名前
まるごとソーセージで白ご飯を食べたくなる4日目以降のエイド
腰回りにワセリン塗りすぎてプルプルの層ができたオマタとオシリ
朝は津軽漬け納豆ご飯を欲する日常感
食べる呼吸する喋るを繰り返してガサガサなったノド
眠くなったら眠ればいい
お腹が空いたら食べればいい
体が動かなければ歩けばいい
同じ場所をグルグルしているだけなのに、同じ場所を走っている感じがしなくなる
ただ前を向き、走る
思考もシンプルになると、少し気持ちが軽くなり、力が入りすぎて凝っていた肩も軽くなってきた
走るというよりは、どうやったら効率よく前に進み続けられるか
6日間走選手権、奥深い
ようやく、この小宇宙の生活に馴染んできた頃、144時間のタイムアップを迎え、何故か涙が溢れてきた
思うように戦えず表彰台を逃した悔しさ、最後まで走り切った喜びという感情ではなく、やっと解放されたという安心感と、6日間走り続けるという贅沢な時間を過ごさせてもらった感謝の気持ちが溢れたのかもしれない
スタッフやボラの皆さま、本当にありがとうございました
終了直後のインタビューで感想を問われるも、「スゴイ世界でした」としか言えない語彙力でしたが、今考えてもスゴイとしか表現できない凄い世界を堪能しました
一生分グルグルしたから、名残惜しいという気持ちにはならないと思ったけど、今は心にポッカリ穴があいたような6日間ロスを、食べまくることで埋めています
目標には遠く及ばず、失敗や挫折を繰り返した6日間でしたが、10月に向けて収穫だらけの6日間
今すぐでも再チャレンジしたいけど、記録を狙うには相当の覚悟も必要なので、来年は開催が無くてひと安心
でも2年後にまたポチってしまうんやろな、たぶん、知らんけど
コメント
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本当にスゴイ世界でした
6日間走は、陸上競技としても認定されているので、世界陸上でも開催されてほしいですね笑
私も足底痛に悩まされていました。
マッサージやインソール交換、フォーム改善など色々試して今は時折発症する程度ですが、走れないのは辛いですよね・・・
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