六甲山系・東お多福山〜蛇谷北尾根 錦秋の山を歩く

コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 昭文社「六甲・摩耶」 ※ビジター参加 可 |
写真
感想
今日は晴天に恵まれ、吹く風に季節の移ろいを感じながら芦屋川を出発、ロックガーデン、雨が峠、東お多福山へと進み、ここで昼食となりました。お多福山は激滅したススキを復活させようと、ボランティアによって草刈り整備が行われています。手入れの効果が出て、素晴らしい景観のススキ草原となり、道端にはリンドウ、ツリガネニンジンなどの草原性植物も育っています。昼からの蛇谷北尾根、瑞宝寺尾根では、木々の間からチラリ、チラリと赤、朱、黄など鮮やかな紅葉が見え、すばらしい尾根歩きでした。最後は瑞宝寺公園の燃えるような紅葉と出会い、日本の四季の素晴らしさに感謝しました。
肌寒さを感じながら、芦屋川上手の公園で準備運動、高座の滝で衣服調整して再出発。ここにK高校、中学の集中登山600名が加わり、若いイノシシたちに追われるようなペースアップで一気に風吹岩へ、そこでも続く生徒たち。立休憩後、即スタート、しばらく行くと雨が峠、ここで生徒たちと別れ静かな山行となる。
東お多福山着、風は一休み、これからのコースが急登になるため早い昼食を取る。右下にゴルフ場を見る。さて土樋割峠を通過し、蛇谷北山836m登攀に精を出す。山頂を通過し、石の宝殿、ここで少し一軒茶屋に戻ってトイレ休憩、ここで又また生徒たちと合流、彼らも行く先は有馬温泉、ああ!蟻の行列ならんや。
しかし我々は、彼らと異なる今日のメイン、余り荒らされていない瑞宝寺谷西尾根コースを取る。やせ尾根のため、スリップや枯れ立木に気をつけながら行くも、左に垣間見る紅葉谷道はここ3日間の冷えと温度差で裏六甲らしい紅葉が見事!
湯槽谷山の東南面も同様。どんどん下っていくと2:15筆谷道と合流。予定より少し早いこともあって展望台を回る。午後から快晴になった展望台では、北に千丈山、有馬富士、飯盛山がくっきり。展望台を出て瑞宝寺公園着。途中Oさんが用意してくれたロープを使うこともなく、今日でないと見られない見事な瑞宝寺公園の紅葉に皆の疲れはふっ飛ぶ。それぞれのコースにそれぞれの快事あり。集合写真とストレッチで解散。すばらしい時選のコースありがとう。
神戸屈指の紅葉の名所として知られる有馬、瑞宝寺公園を終着点とするハイキングコースを歩き始めて約5時間後。
僕達メンバー各々が共に驚嘆の声を上げ見上げる光景が用意されていた。
午後の比較的強い光の中には艶やかで目が覚める程に輝く瑞宝寺公園の見事な紅葉。
空の、木の葉の、もみじの、其々が三位一体になった杜のコントラストが山歩き「お疲れ様」と天然ベンチを用意してくれていたのです。
幾つの言葉を並べても、幾つのカメラで撮影しても、ここにある瞬間は映し出すことは出来る筈がない。
僕達に至福な時を下さった山の神様に感謝の一日となりました。
Travelerさんのビデオ編集は目を見張るものがありますね ・・
山行記録がますます充実しますね・・
ヤマレコなかなか遊べますね。山のデータ未掲載の山の写真
YouTubeのTravelerさんのチャンネルを山の会ブログのリンクに追加させていただきました。
http://www.youtube.com/user/mm161166#p/u
http://kobechuo.blog68.fc2.com/
真紅とも、茜色とも例えようのない紅葉の世界で、ひと時我を忘れてシャッターを押しましたが、なにせレンズはガラス玉、僕の気持ちは感じ取ってくれませんでした。
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