【日高川町寒川】廃集落 舟原

2025年09月07日(日) [日帰り]

• GPS: 01:08
• 距離: 2.1km
• 登り: 115m
• 下り: 120m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:08
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:08

距離 2.1km 登り 115m 下り 120m

9:54 スタート地点
11:02 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自転車

コース状況／危険箇所等

序盤は林道歩き
途中から廃集落内のルートファインディング

その他周辺情報

温泉：美山の湯など
道の駅：龍游
トイレ/自販機：寒川地区

写真

9/7 9:54

林道を走ってしばらくしたら未舗装の支線林道に入ります。このさきに廃集落 舟原があります

9/7 10:03

このさきは車が入っていない

9/7 10:09

植林地になりました

9/7 10:12

植林地を少し進めば狭い谷に築かれた農地跡がでてきます。写真の中央上部の尾根に登っていきます。
マムシに気をつけながら散策しました。

9/7 10:17

するとなんと廃屋が残っていました。
来てよかった〜

9/7 10:17

中には入らずそとから写真を撮りました。山側が壊れてきています

9/7 10:21

土間

9/7 10:23

滑車

9/7 10:23

裏手に回るとマムシがいました。気付かずに踏んで噛まれるところでした

9/7 10:46

次は沢の対岸に渡ります。こっちにも傾斜のキツイ農地跡があります

9/7 10:39

登っていくとなんとここにも廃屋が残っていました。忘れ去られたところに建っている人工物を見つけるのがとても楽しい

9/7 10:40

中

9/7 10:48

これで戻ります

9/7 10:52

なんとポイズンリムーバーが落ちていました。
これで、自分もポイズンリムーバーを買うことを決意しました

9/7 11:18

最初の舗装林道をずっと登っていくと廃屋が4軒くらいでてきます

9/7 11:19

シュロの木が沢山生えていました。これで終わりです。

撮影機器：

SC-53B samsung

装備

個人装備

ライター 地下足袋 熊鈴 印刷地図

感想

フレアス

地理院地図をながめていて、この廃集落がなんとなく気になったので訪問しました。
ネットでこの廃集落に行っている記録を調べたところ、最後の舗装路沿いの廃屋は記録があって、僕が見た下流の廃屋ふたつは情報がなかったので、今どうなっているのか気になったのがきっかけです

美山村史(通史編下巻)に舟原の記述があったので掲載します。括弧書きは僕の注釈です

舟原(フナバラ)
串本(椿山ダム湖の上流地域、舟原と山で隔てられる)の技郷(枝郷？)で、串本から転住して開拓した人が多かった。現在は一軒を残して他地域に転住し、山林に変わってしまった。船底のような山ふところが舟原谷を抱いて流れ、谷端に田畑が開墾されていた。舟原の地名のいわれである。
(美山村史 通史編下巻 p1441)

(舟原の小字の地名由来)
間野(マノ)：谷の小盆地
名畑(ナバタ)：野菜畑
松平(マツダイラ)：松林の平野
根藤(ネフジ)：根-山麓 藤-柴のはえたやせ地
大滝(オオタキ)：(由来なし)
(美山村史 通史編下巻 p1449)

※小字の地図が『美山村史 史料編』のp1036にある