屋久島「蛇之口滝」

2025年09月17日(水) [日帰り]

• GPS: 07:50
• 距離: 7.0km
• 登り: 443m
• 下り: 443m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:11
• 合計: 7:32

距離 7.0km 登り 443m 下り 443m

7:02 スタート地点
7:04 7:10 尾之間温泉
11:14 11:19 蛇の口滝
14:36 尾之間温泉

天候

雨が上がるのを待って歩き始めた
晴れ時々曇り
西の風　0〜2m　時々吹いた
視界は不明　雲が多かった
基本的に蒸し暑かった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾之間温泉が登山口　登山者は奥の駐車場を利用する
トイレは無い

公衆トイレは屋久島温泉の手前に有り　1．2km離れている

コース状況／危険箇所等

尾之間温泉の登山口から蛇之口滝を往復した

終始樹林の道で下藪は薄い
道標とマークはたくさん有る
始めは緩やかで歩き易い道　奥に行くほど険しくなる
2ヶ所有る渡渉は　靴を濡らすことなく　飛ぶこともなく石を渡れたが　奥の渡渉付近は苔の付いた岩が滑って緊張した　大きな岩にステップが浅く刻んで有るので利用した

ヒルは4匹に遭遇した　3勝1敗だった

※ ヤマレコかグーグルの不調なのか　軌跡が頻繁に途切れた

その他周辺情報

尾之間温泉を利用した
浴槽の底から　熱めの湯が湧き出している
300円　シャンプー石鹸類別売　ドライヤー無し　貴重品ロッカーは有る
地元の人が多く　マナーも気持ち良い
今のところ（暫定）屋久島一番の温泉だと思う

写真

9/17 7:05

尾之間温泉が登山口
温泉は朝7時ころから営業する
月曜日定休

9/17 7:06

温泉の裏手に神社が
子間姫龍神大神
どんな謂われが有るのだろう？

9/17 7:07

淀川登山口に続く
れっきとした登山道
遊歩道では無い

9/17 7:23

しばらくは緩やかな道
民家か田畑の跡なのか
石積みが残る

9/17 7:30

防獣フェンスの
扉を通る
フェンスの両側共に
樹林がしげって
どちらを保護しているのか
わからない

9/17 7:32

道標とマークはたくさん有る

9/17 7:38

各種の解説看板と
ベンチが点在する

9/17 7:40

大岩の傍らを通る

9/17 7:44

水場なのか
沢を越える

9/17 7:49

湿度の高い道
ほぼ無風だった

9/17 8:12

蛇之口滝まで行く人は
多いようだ
この道で淀川登山口まで
行く人は少ないだろう

9/17 8:42

ここで第一ヒルを撃退

9/17 8:59

苔の美しいゴロタ石の谷
ヒルに注意

9/17 9:03

大石にステップが
刻んである

9/17 9:37

倒木をくぐる
足元は沢が流れる

9/17 9:39

アコウの大木

9/17 9:42

炭焼き窯跡
直径は8mくらい
かなり大きい
東海近畿で見る窯跡は
直径4〜5mだと思う

9/17 10:06

ひとつ目の渡渉
瀬音が大きいので
ビビって臨んだが
靴を濡らすことなく
石を渡れた

9/17 10:22

東屋が建つ分岐

9/17 10:23

蛇之口滝に向けて左折した
右手　淀川小屋までは9km
遠い

9/17 10:45

ホソバハグマ？
つぼみが出たところ

9/17 10:46

ふたつ目の渡渉
周辺の石はよく滑る
石に浅く刻んだステップ
緊張して乗り越える
ステップに気付かなければ
渡渉を断念していただろう

9/17 10:51

無事渡って振り返る

9/17 11:00

スジヒトツバ
文字通り

9/17 11:11

このあたりも
石が滑りまくり

9/17 11:18

樹林が開けて
蛇之口滝が登場した

9/17 11:16

屋久島の秘境滝
これで水量は少ないのか？
多かったら渡渉に苦労
しただろう

9/17 11:19

1列にならぶ四兄弟

9/17 11:59

分岐まで戻った

9/17 12:19

ひとつ目の渡渉地点
滝が美しい
音は涼しいが蒸し暑い

9/17 12:40

マツバラン

9/17 12:51

今まで注目することは
無かったが細葉の植物が
花？を付けている
なんだろう？

9/17 13:34

ドライフラワーになっている
この植物はなんだろう？
花弁が落ちた後？

9/17 14:31

ムヨウランの類いなのか？
タネガシマムヨウランの
ようです

9/17 14:33

開花中

9/17 14:33

全高40cmから50cmまで
ずいぶん大型なムヨウラン

9/17 14:37

原色の　ユリなのか？
ヒメヒオウギズイセンらしい

花の柄？が残る
なんだろう？

コクラン？
結実している

ヘツカリンドウ
花の柄を伸ばしている

つぼみはまだ硬い

ミヤマウズラ

寄りで

9/17 14:38

無事下山の
報告とお礼を

9/17 14:40

温泉の駐車場
がけに防空壕？

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

Pixel 9a Google

感想

つうぶう

　朝　雨が降って、午後にも降る予報だった。
深い山歩きはやめて　お手軽な滝巡りを計画したのだが、浅はかと言うのは　このことか？意外に手強い道のりに手こずった。
道は普通の登山道・・・尾之間と淀川登山口をつなぐ道で　今では歩く人も少ないちょっとした難路である。
尾之間歩道と言うらしい・・・屋久島で　歩道と呼ぶのは登山道のことである。
特に　蛇之口滝手前のふたつ目の渡渉付近では難儀した。
ゴロタ石や大石を　乗り越えて行くのだが、これが　やたらと滑るのだ。
屋久島の花崗岩はグリップが良いと　固定観念を持ちつつあったが、みごとにくつがえった。
おっかなびっくりでたどり着いた蛇之口滝は　なかなかの規模で　たいした景観だった。

屋久島の低い森で　木陰こそ有るが、たまにしか吹かない風と高湿度で、しっかり汗を絞られ　おまけにヒルも登場する道は　晩秋か冬場がお勧めだろう。
温泉に向かって下山する道だから　もちろん即入湯、熱めの名湯でさっぱり汗を流した。