雄鉾岳


- GPS
- 05:44
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 918m
- 下り
- 915m
コースタイム
天候 | 晴れ、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉は何度もあるが飛び石で渡れる。巻き道も豊富にあるが一部崩落して細くなっているので注意。 AUスマホの電波は登山口から赤い旗がある地点あたりまでは圏外。それより上は概ね電波良好。 |
その他周辺情報 | 登山口からすぐ近くの場所におぼこ荘がある。泉質が良くてオススメ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
着替え
靴
ザック
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
消費カロリー:1773kcal、水分摂取量:3.0L(EAA飲料5.0L携行)。登山開始前も行動食も摂取せず。登山前に芍薬甘草湯を内服。
目的地まで札幌から車移動で一般道路を使って片道3時間30分ほど。片道約190km。現地スタート地点の気温は14℃前後。下山時の気温は19℃前後。
Googleマップで八雲町(やくもちょう)にあるおぼこ荘のさらに先の「山神社」にマーカーをセッティングすると、登山口付近まで道順を示してくれる。
今回は今年6月に登頂した遊楽部岳(ゆうらっぷだけ)のわりと近くにある雄鉾岳(おぼこだけ)へ登ることにした。
札幌を3:30前に出発し、定山渓を通って中山峠を越えて喜茂別町(きもべつちょう)へ。羊蹄山を横目に南下して洞爺湖(とうやこ)方面へ向かう。その後はナビの赴くままに豊浦町→長万部町(おしゃまんべちょう)→八雲町と進み、国道277号線へ入る。しばらく車を走らせるとおぼこ荘の標識が見えるので左折して進む。
おぼこ荘までは舗装道路だが、その先からは1車線くらいの道幅の砂利道になる。地面のコンディションはそんなに悪くなく、7分ほどで登山口近くのコロカムイの橋に到着した。そこが車5、6台は停めれそうなスペースになっている。この日は先行車の車が1台で、結局は自分も含めて合計で二人しか登山者がいなかった。
登山口からはまず沢を眼下にして高巻くように登山道を進んでいく。一部崩落していて滑落の危険があるような細い道になっていた。
しばらくして沢へ降りたら一度目の渡渉がある。水量はそこそこあったが、飛び石で渡ることができた。結果的に目立った渡渉は、赤い旗の目印がある場所まで数ヵ所あるだけで全て飛び石で渡れる。しかもほとんどは巻き道があるので靴が濡れる心配はない。それでも自分は下山時に気が緩んで片足をボチャンしてしまったが。
全体を通してピンクテープも至る所に付いているので迷うことはないが、途切れた区間ではある程度のルートファインディングが必要になる。
注意ポイントとしては赤い旗の手前あたりで、ピンテが付いているのにも関わらず倒木と崖でどうにも進めない場所があった。高巻くように上側を登ったら楽に進むことができた。
水量が少ない沢で細かい渡渉を繰り返しながら、急峻な峰の下あたりまで登り詰めると、いったん横道をトラバースするように進んで最後の難関のルンゼに辿り着く。そこからはかなりの急登だが、補助ロープもあるので落石に注意しながら進めばそこまでキツくない印象だった。
テーブルマウンテンのような海見平(うみみひら?)に着いたら、あとは笹刈りされたビクトリーロードを登ってゴールになる。
この日は天候に恵まれて風も穏やかで、山頂からの素晴らしい景色をじっくり堪能できた。渡渉あり沢登りありロープありとバリエーションに富んだコースで歩行距離のわりにはペースが遅くなったが、飽きのこないアスレチックな登山を楽しむことができた。
沢の間から見える険しい山頂や登山ルートの構成は、どことなく縮小版カムイエクウチカウシ山と言えるかもしれない。なかなか面白い山なのに、登山アプリの登山記録が少ないのはちょっと残念だ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人